兼業農家さんとの結婚コメント No.112310

No.1123102024-04-12 00:54

専業農家(米10町と野菜2町)の跡継ぎとして40代で2人の子供を育てながら働いています。

兼業農家で米のみならば、そこまで沢山田んぼをやっていないので、農業の仕事はそこまで大変ではないと思います。

今の時期にお米の種蒔きがあり、ゴールデンウィーク前後に田植え、お盆後くらいに稲刈りがあって、冬はトラクターで耕したり、畔塗り(田んぼの内側に泥で土手を作る作業)くらいで

女の私でも分かりやすい機械なので慣れたら扱いはできていますし、力仕事は男の人達に任せているので、食事やお茶の用意をしたりしているだけです。

結婚に関しての農家ならではの大変さは、やはり家族関係と親戚関係のめんどくさい所があり、結婚する相手がどれくらい相談者さんの「全面的な味方」になってくれるのかが大事だと思います。

農家に産まれた私でさえ、うんざりするような昔の考えの両親と腹黒い親戚や噂好きの敵だらけの近所付き合いに疲れています。

親戚=近所なので、幼馴染みがいて内情が分かるので長年この家はヤバい、この家のこいつには気を付けなければいけない…のような内輪の事情が理解できているので

面倒になる前にスルーしたり、関わらないなどの事で自分達のプライベートを守る手段を取れます。

相談者さんは、このような内輪でしか知らない暗黙の了解ルールや、農家ならではの嫁の扱いをまだ知らないので、結婚する相手の家や親戚の事、義理両親の事などをよく聞いて

耐えなければいけないような人間関係があると感じるのならば、一度結婚は考え直して、相手が本当に自分の事を第一に考えて生活してくれるのかを話し合い、何があろうと親の意見ではなく、守ると約束させた方が良いです。

嫁なんだから言うことを聞くのが当たり前のような考えならば、本当に苦労します。不安な事を心に残したままでは結婚も楽しみに思えないので、よく話し合って聞いて、自分の気持ちを第一に考えても遅くはないです。

結婚すると大変な事、辛いことが沢山あります。そんな大変な事でも一緒に乗り越えられる、辛いときに寄り添ってくれて逃げずに一緒にいてくれる、相手がダメな時も見捨てずに一緒にずっといたいと思える相手ではないと結婚生活は続けてはいけません。