職場の既婚男性の対応などについて。コメント No.11619

No.116192012-10-27 00:37

>なつか(投稿者)さん

　了解致しました。
　まず、Ａさんについて、うっかり新婚ほやほやーであることを前回失念していたことをお詫びします。

　この男性、なんとなくですが、遊び人ではなさそうですね。ちょっかい出す二人目までのタイプの違いに、あれれ、と思わないでもなかったのですが。三人目まで綺麗にタイプが分かれるというのは、ちょっと考えにくい。単に節操なしなのか、それとも経験不足なのかは、まだ判断つきかねますが、どこかで駆け引きのマニュアル読んで仕入れただけの…遊び経験値低い人、というように見えなくもありません。

　まあ、とりあえずこの男性については、Ａさんが愛想をつかすなりした段階まで放置するのが得策です。というのも、転職を自ら口に出すということは、現状認識が出来ていないわけではなさそうだからです。経過を見守って改善がなかった時にこそ動くべきです。
　Ａさんが愛想をつかした後は、被害者同士ということで結託ができるようならそうなさった上で、これ以上職場の和を乱すような事は謹んでほしいと、二人そろって交渉するのが妥当です。まあ職場の年上の男性にこういうことをするのは少々勇気がいることですが、職場の空気が悪くならない未来の為に行動するというのは、大事なことです。

　さて、男性というものに対してですか。私は、正直なところ、平均的男性というわけではありません。また、男性運が非常に悪い為、なんといいますか、とてもひねています。そんなひねたのの周りに集まるのの総括でよろしければ、この先をお読み下さい。

　昨今、脳みそのつくりの違いにより、男性的思考法と女性的思考法の隔たりなどが、発見されたり仮説が提唱されたりとしていますよね。夫婦喧嘩の仲裁などの分野への応用が、待ち望まれるところでしょうか。その差異について詳しく知りたい場合は、読書をお勧めします。
　多くの場合、男性的というのは、夢見がちなところでしょうかね。私は妻の生業から、最近増えた交友関係は、妻の同僚の学者先生やら、同じ勤務先の大学教授先生などが多いのですが。この中で、特に独身の方は、ドリーマーであらせられるところがあります。
　知人の未婚俊英助教授様が、酒の席で暴露したところによりますと、彼は三十過ぎているにも関わらず、運命の出会い－ここで十分ほどこれを書いている私が笑い転げています－を待っているようです。才色兼備、かつ、未婚の女性がいずれ大学講師に来るとかでしょうかね？とりあえず、研究室にいる修士や博士の院生達の中から、嬉し恥ずかしラブレターカムス！それが恋のはじまりー！プラトニックな恋愛の果てに！卒業を待ってエトセトラー！！といったことを口走っていたのは事実ですので、重症であらせられます。

　この他、未婚の知人男性は、多くがドリーマーです。結婚して男ははじめて男になるのではないか、という仮説をたてたくなります。最早、恋人は夢の中、といった具合に、悟りに似た境地にある人も少なくはありません。
　私は割りと交友を性根で選ぶ方ですので、割りといろんなタイプな知り合いがいるのですが。本当に色々なんですよ。
　婚活を本気でやるために、アニメオタクをすっぱりやめ…多様に見せかけて、とりあえずかさばるコレクションを売り払い。自前のパソコン一台に秘蔵できる範囲に留めたことに熱弁を振るう人もいます。
　一方で、商社づとめで結構成績だして順調に昇進しながらも、”結婚？馬鹿馬鹿しい。俺は俺の金を俺が使う為に稼いでる。良い女と寝たい時は金でどうにかする”なんぞと仰る、女性関係はあくまで気持ち良い遊びのみと割りきってしまった人もいます。式場の手配まで済ませた、婚約相手に二股かけられて、その後の泥沼の戦い－ＤＶがあったからだのと作り事で応戦される非道なもの。相手側の主目的は賠償義務の回避－ですっかり女性不信に陥ったからなわけですが、すっかりドリーマー気質が悪い方向に出た具合です。
　勿論、真っ当に恋をして、真っ当に砕け散る経験をいくつもかさねて、見合い相手と結婚を見据えた友情を築き、結婚にいった例も多くございます。
　ただ、私自身、奇人変人の類ですので、どうも類友的に変なのが集まりやすいのですね。

　それらを見渡して言える結論は、男性はドリーマー指数が高い、というところでしょうか。精悍な顔つきをしているあの人も、実はちょっとしたことで、ドキッとかしているかもしれませんよ。それを素面で表すには、世間体というやつが邪魔をしがちなので、ちょっと威力偵察がてらにスキンシップとか狙う場合、軽く酒精でも盛っておいたほうが、相手の防御力は低いかもしれませんね。

　ま、世の中結構見えないところで奇妙奇天烈なものです。