好き同士で付き合う直前の彼を怒らせてしまい、破局寸前ですコメント No.54867

No.548672016-02-20 09:44

「厳しい意見でも良いので解決したい」とのことなので、コメントします。
私は水商売経験者です。

貴女は、水商売の人がする「営業トーク」って、分かりますか？
あと、お店にハマッて通い続けてもらう為の「営業活動」って、分かりますか？
そして「疑似恋愛」って、分かりますか？

＞１カ月前に友人といった飲食店で出会いました。
＞その方はそのお店のオーナーでほぼ１人で運営しており、

貴女は「彼の店」で、彼に出会いましたよね。
その時点で、貴女は「お客さん以上にはなれない」ことが決定しています。

彼にしたら、貴女は「お客さん」です。
貴女に出会った瞬間から、今、この瞬間も、貴女は「お客さん」です。

初日の彼の貴女に対する言動から始まり、現在のやり取りや彼の言動を見ても、
私からは（全てが分かりやすく、素人しか引っかからないだろうと思う営業トークや
営業活動、迫真の演技で疑似恋愛をしているな～）と思いながら読んでいました。

貴女にしてみたら

＞自分でもこんな気持ちびっくりしているけれど、好きになってしまった。

とか、

＞こういう仕事だから軽くみられるかもしれないけれど、自分は好きでこの仕事をしている。
＞出会いを求めてアルバイトしているわけでもないし、じょじょに自分の事を知ってほしい

などと言う発言に説得力を感じて舞い上がっていますが、全部、営業トークですよ。
そういうことを言って疑似恋愛をするのが、彼の水商売の手法です。
かと言って、誰にでもするとチャライと評判になるので「真面目なタイプ」というキャラも
演じつつ、いろんな自分を引き出して「相手に合わせて、接客をしている」のです。

痴話喧嘩したり、見えない位置で腕をポンとされたりして、恋人気分になれたでしょう？
でもね、水商売の男が本気で惚れて、その女を本命にした時、
「彼が今、貴女にしているようなこと」は全部、本命の女にはしないんです。

だって、よく考えてみて下さい。

他の客の前で「本命の女」を外まで見送ったり、こっそり触ったりすれば
誰がふと見るか分からないし、「あの子は貴方の彼女なの？」と聞かれた時に
「違うよ」とは答えられないでしょう？本命なのに否定すれば彼女が知ったら傷付くもん。

かと言って「そうだよ、彼女だよ」とも言えないでしょう？
言ったら、その女性客に自分の女が嫉妬されたり、意地悪されるかも知れないもん。

他の女性客に聞かれても「違うよ、ただの客だよ」と答えられる女だから、
人前で「特別サービス」が出来るんです。
営業だから、「彼女じゃないよ」と堂々と答えられる女に「オスのサービス」をするのです。

裏を返せば、彼に全く接触せず、一切イチャイチャしない女の中に本命の女がいて、
他の女友達とワイワイ飲んでるだけでサクッと帰ったりしている場合もある訳です。
本命の女なのだから、わざわざ見送ったり、こそっと触らなくても一緒に帰れるし、
いつだって思う存分、触れるので、営業中にイチャつく必要がないからです。

今、されていることは、貴女が「客だから」していることなんですよ。

その証拠に、なんだかんだ言いながら、
貴女との交流は「すべて店内で済ませている」でしょう？

「デートの約束」だって、彼にしたら上手くドタキャンするテクがあるだろうし、
貴女は彼がドタキャンしても「急用なんだし、大丈夫だよ」と、
彼女気取りで許してくれるように仕向ける能力が、彼にはあると思います。

ここで、水商売をしている彼の本音を見抜けない貴女が
「私のこと、お客さんだと思っているの？」と言ったところで
「そうだよ」と言うアホはいません。

彼は「そんな風に思っているのか！心外だ！」と言い、
これまた、今までの客と同じ反応をする貴女に「同じセリフ」で対応し、
疑似恋愛を継続させるでしょう。

そして、より恋人っぽく見せる為にホステスで言うところの「同伴」や
「アフター」をしてみたり、休日に遊んだついでに貴女と寝てみたりして、
貴女に「本命の彼女」だと思い込ませる可能性が高いです。

でも、貴女はコメントを読む限り、恋愛初心者だと思うので、
（素人すぎる貴女とうっかり寝たら店で彼女面されて営業妨害になるから
寝ないでおこう）と方向転換した可能性もあります。
彼のテンションが下がってるし、「接客」が雑になっているので、そう思いました。

恋愛初心者は男心を知るのも大変です。
さらにその上のレベルである「水商売の男の本心」を見抜くのは、まず無理です。

水商売の男が「客にする態度」と「本命の女にする態度」の違いを熟知しており、
尚且つ、「恋は盲目」にならずに相手の本心を見抜ける冷静な女でなければ、
本命にはなれません。それが出来ない女は「お客さん」の域から出られません。

貴女のように、彼の営業トークを本気にし、「好き同士」だと勘違いして
テキトーにあしらわれているのに真面目に取り組み、一喜一憂して、
事細かに彼の言動を見ている人は、相手の本性を見抜くことは出来ないです。

――――――

水商売は「夢を売るのが仕事」という一面もあるのです。
でも、彼みたいな「質の悪い夢」を売らないと客を引っ張れない人間ばかりではありません。

「客にどんな夢を見させるのか」、その質やレベルは様々で、
その人の人間性や仕事観が影響しています。

――――――

夜の仕事なので、クソ真面目でも客は来ないし、チャラ過ぎても客は来ないんです。
夜特有の「人を惹きつけるノリ」が必要なんです。

彼にとっては、酒の席で色恋トークをして、相手を選んで思わせぶりなことを言って、
疑似恋愛を楽しませるのが「仕事」なんです。

だから彼は営業活動としてマメにラインを送り、貴女が自分を好きになるように仕向けて、
行く気もないのに「一緒に温泉に入りたいな」と恋人ぶったことをラインして心を揺さぶり、
貴女が自分に会いたくなるように、つまり、貴女が店に来て金を落とすように仕向けた。

そしたら、客でしかない貴女から「あなたともし、お付き合いしたらね」と返信が来たので
（おいおい、すげー自信だな･･･）と内心、鼻で笑いながら「どうしようかな～」と送って、
接客は終了。それからのラインは「やっつけ仕事」になってます。雑な接客ですね。

＞このまま彼のlineにあわせても、
＞彼の好きだ付き合いたいとゆう感情が、キープ。にかわった感じがする

そもそも最初から、彼は一度も貴女を「好きだ」とは思っていません。

まともな水商売の男ほど、貴女の彼が言うように
「こういう仕事だから軽く見られるのがイヤ」なので、出会ったばかりの女に
毎日好きだなんて言わないし、本命の女には軽はずみに告白しません。

てか、水商売じゃない男でも、出会ってすぐに「好きだ」と連呼すれば、
ある程度の恋愛経験がある女なら（バカなの？コイツ）と思いますよ。

――――――

彼の店で出会った時点で、もう勝負はついているのです。

疑似恋愛なのに（真剣交際に繋げたい！）と思い込んでいる時点で、
貴女はどこまで行っても「お客さん」なのです。

――――――

水商売の男が提供してくれる疑似恋愛に、客としてサラッと乗って
（夢を見せてくれてありがとう）と思えないのは、野暮なんですよ。

お気に入りのホステスに、客のおじさんが嫉妬して
彼氏気取りで一喜一憂するのと似ています。

「そもそも、それは恋愛とは違うからー！」と周りに言われるパターンです。
「誠実とか不誠実とか、そういうレベルの話ではありません」ってヤツです。

私としては、彼が悪いとは言い切れません。それが「彼なりの仕事」ですから。
貴女が彼とまともに話せないくらい繁盛している日もあったようなので、
それなりの接客力、営業力、努力があるのでしょう。

夜の街で、水商売の男に野暮なことをしちゃうと、彼や、お店に来る他の客たちに
（この人は飲み方を知らないんだね･･･）と思われちゃいますよ。

本命の彼女は絶対に店に顔を出さず、彼の「営業」を認めて応援して
イタイ女たちの対応に疲れた彼氏を労っている場合もあるし、
本命の存在を知っている常連さんがいる場合もあります。

水商売の男にハマる女性は、相手が冷たく、そっけなくしても
彼の魅力で店に通い続ける、弱くて寂しい、言葉を鵜呑みにする人が多いです。

彼も店を経営しているので評判が悪くなるのを避けるし、店で修羅場にならないよう、
面倒臭い客であっても「６:４」とか「７:３」で、優しいマメさが半分以下にならないように
意識しているでしょう。だから、客にしてみれば「恋愛の生殺し状態」が続くのです。

彼の言動や、水商売という特殊な世界の男心を私なりに分析しましたが、
あくまでも個人的な見解なので鵜呑みにしないで下さい。
でも、この情報を頭の片隅に入れながら、今後の彼の言動をよく見極めて欲しいです。