割り切った関係でと不倫をしていますが、どうしても略奪したいです。コメント No.55917

No.559172016-04-01 14:49

超、長文です。
「厳しい意見でも良いので解決したい」とのことなので、コメントします。

世間でこれだけ不倫が多発してニュースにもなっているということは、
それだけ、結婚しても心が寂しい男女が大量発生しているというサインなのだと
私は思っています。

今年は特にそんな話題が多いので、
「夫婦のあり方を考えましょう」というサインなのかな、と思っています。

人間は、多かれ少なかれ、弱くて寂しい部分を抱えて生きています。
だからみんな恋をするし、誰かと共に生きたいと思う。

私は仕事柄、いろんな方の相談に乗っていますが、
理性より感情が上回ってしまう既婚者の内情は本当に人それぞれで
その夫婦にしか分からないことがたくさんあるのだと、思い知らされることが多いです。

当事者の貴女にしてみたら、たとえいくら頭で（不倫はダメだ）と分かっていても
恋愛感情は自分でコントロールできるものでもないので、切羽詰まっているのでしょう。

そういう時は、貴女の基準で「その恋」を自己分析し、現状を直視すると良いです。

＞どうしても略奪したい

「どうしたら略奪できるか」ではなく、
「自分は何故、奥さんから略奪できないのか」を考えて下さい。

それは「子供がいるから」とか「しがらみがあるから」など、
表面的な理由で「周りのせい」にしてはいけません。
稀ですが、不倫で略奪して再婚する人もいるので、
これが略奪できない本質ではないのです。

私の個人的な見解なので鵜呑みにせず、自分の頭で考えて欲しいのですが、
私の結論から言いますと、貴女が奥さんから彼を略奪できないのは、
貴女に魅力がないからです。彼の中で、いつも奥さんの魅力に負けているからです。

もっと言うと、彼が貴女にアプローチして来た時、
彼の中で貴女は女として魅力的だったのだと思います。

しかし、不倫関係になってから、
貴女は転がり落ちるように女としての魅力を無くしていき、
人としての魅力も彼に見せることが出来なくなっていった。

例えば、普通の恋愛で「彼女から彼を奪いたい」という時でもそうだけど、
そう思う女達は、彼が「彼女のもの」であるからこそ、相手の女性に意識が向き、
「その女じゃなくて、私の方に来てよ！私を選んでよ！」という思考回路になってしまう。

つまり【　女としての醜い我が出て炸裂してしまう　】のです。
貴女も同じような思考になっていった。

＞３ヶ月経った頃に私は不安を口にして一度別れることになりましたが、
＞辛くてすがってしまいヨリを戻しました

彼とどんなに寝ても自分を選ばず、奥さんを選び続ける彼に、貴女は不安になった。
彼は全然、不安になっていませんが、貴女だけが不安になった。

貴女は「自分の不安」を彼に突き付け、
彼は（面倒くさい、もうこの女はいらない）と思い、貴女に幻滅した。
だから別れを匂わせたが、貴女は「自分の辛さ」を彼に突き付け、すがってしまった。

私の不安を何とかして！私の辛さを何とかしてよ！
アンタが女房と別れてくれれば、私の苦しみは消えるのよ！

え？別れる？私を切るの？

やだやだー！
やっぱり辛くてもアンタと寝たい！

女として見苦しい貴女の言動を見た彼は、ますます貴女に幻滅した。
（やっぱり奥さんの方が何倍もイイ女だな～。
でもコイツ、俺にすがって来たから、今、切るともっと面倒になるぞ）と思ったので。

＞割り切った関係でいれるならという条件付きです。

彼が貴女に突き付けた条件を言い換えると
「お前の不安や辛さを俺にぶつけるな。
ギャーギャーわめく女とは離婚どころか寝るのも面倒だから、
俺のことが好きなら、俺を困らせるな」という意味です。

貴女と彼は最初は利害が一致していた訳です。
「この女と寝たい」「この男と寝たい」
そこだけが一致していた。

なのに貴女が彼にそれ以上を要求していったので、
彼にとって、貴女と寝るメリットは無くなっていった。

普通の恋愛として考えても理解できると思いますが、
貴女の言動は、人としても、ひとりの女性としても魅力的ではありませんよね。

男女問わず、人は、魅力的な人に惚れます。
そして魅力的でない言動をすればするほど、相手に嫌われるのです。

奥さんに嫉妬して自分の魅力をどんどん無くし、
彼に対して「私は面倒くさい女ですよ」と猛烈にアピールした貴女は、
彼の貴女に対する恋心や女として見ていた気持ちをどんどん、自ら削っていった。

――――――

貴女は自分の感情に呑まれ、自分の欲望を優先した。
それと引き換えに、貴女は彼の恋心を手放したのです。

――――――

貴女は、会えないことで生じた「自分の」不満や苛立ちを彼にぶつけた。
喧嘩が多くなればなるほど、彼は貴女に会いたいと思わなくなる。
そして貴女と奥さんを比べて（やっぱり奥さんの方がイイ女だ）と彼は確信する。

貴女だって、会う度に自分のイライラをぶつけてくる男と
（わぁ！嬉しい！この人とまた会いたいな～）と思いますか？思いませんよね？

不倫以前に、貴女は「人としての」コミュニケーション能力が低いのです。
だからそうやって、いっぱいやらかした後に

＞最近やっと私もそれにメリットが無いことに気付き、

「やっと気づく」という感性の鈍さに気付いた時には、
もう彼は貴女に恋していない、という現状になっている。
つまり、貴女は気付くのが遅すぎるし、すべてが後の祭りです。

自分の我に呑まれたことで、貴女は彼の恋愛感情を無くすように自分で仕向け、
彼は「やっつけ仕事」のような、義務的な対応で貴女をあしらっている。

彼がそうする理由は、貴女がまたヒステリックになるのが面倒なのと、
同じ職場だから、社内でバレると困るから、すべては自己保身です。
（そっけなくしているのだから、いい加減、気付けよ。
ギャーギャー言わずに、早く俺のことを諦めてくれないかな～）と思っています。

どんなケースでも「恋愛」とひとくくりに考えた場合、
惚れた男に愛され続けたかったら、
「彼がずっと自分に惚れている状態」を長く維持する、
自分の能力や実力が必要になります。

貴女が自分の恋愛感情を自力でコントロールできないように、
相手の男も自分の恋愛感情をコントロールできない。それが恋愛です。
人は、好きだと思ったら好きになるし、冷めたら何をされても好きにはなれないです。

――――――

惚れた男の恋心を消さない。
消さないどころか、自分に会う度にその「火」を徐々に大きく燃え上がらせる。
その為に、自分は彼に何を言って、何を言わないでおくのか、自力で判断して実行する。

これが「恋愛力」だと、私は思っています。

――――――

貴女の恋愛観と、それに伴う数々の言動＝恋愛力は、
「不倫」という、複雑で高度な自己コントロールが必要な交際では
全く使えるレベルではない。

「彼女持ちの彼の心を奪う」というケースだったとしても、
貴女の今の恋愛力では無理です。彼女に確実に負けます。

「独身でフリーの男女交際」の場合であっても、
貴女は彼に冷められ、飽きられ、（もう会いたくない）と思わせる能力があります。
彼が「忙しいからしばらく会えない」と言えば、
貴女は今回と同じように自分の我を我慢できずにぶつける可能性があります。

普通の恋愛であっても、惚れた男に自分の不安や苛立ちをぶつけて
相手と喧嘩ばかりになる女、男の恋心を冷めさせた張本人が「別れるのはヤダ！」と
すがってヨリを戻そうとする女、そんな女に（魅力的！イイ女だな～）と思う訳がない。

貴女は単純に「自分がこれをしたら相手がどう思うか」という想像力が欠けているのです。

だから、その不倫うんぬんの前に、
【　私の恋愛力は致命的にダメなんだ　】という自覚を持って、危機感を持って、
自分の恋心に呑まれない強さや、人として上手に魅力を表現する
コミュニケーション能力を磨いた方が良いと思います。

27歳でその恋愛力では、
略奪どころか、普通の男女交際でも男を冷めさせてしまいます。

＞まずは彼から定期的に連絡が来たり、
＞とにかく彼から私に気持ちが向いてると
＞自信を持って言える状態を作りたいと思っています。

人は、どういう言動をする人間に（また連絡したいな～）と思うでしょうか。
どういう言動をする人間に（あの人は気になるな～）と思うでしょうか。

人は、どういう言動をする人間に（もう連絡したくない）と思うでしょうか。
どういう言動をする人間に（もう、アイツのことはどうでもいい）と思うでしょうか。

自分の頭を使って想像して下さい。

彼にとって貴女は「連絡したくなる人間」なのか、
それとも「連絡したくない人間」なのか、彼はもう答えを出していると思いますよ。

私は、貴女の不倫以前に、貴女の恋愛力の無さが致命的にヤバイと思っています。
自分の恋愛力を磨かないと、これからどんな男と付き合えたとしても、たとえ結婚できても、
貴女は自分の言動で確実に彼を冷めさせてしまい、自分の首を絞めることになります。

貴女は、上手に不倫ができる程の恋愛力を持っていません。
さらに高度な略奪なんて、その実力では到底、無理です。
不倫は【　恋愛力がド素人　】の人間が安易に足を踏み入れる世界ではないのです。

まずは最低限、独身の男に愛され続ける能力くらいは身に付けて下さい。
何度も言いますが、貴女は基本的な恋愛力すら、身に付けていません。

その彼を振り向かせる為ではなく、
自分の今後の恋愛の為に、自分の幸せな人生の為に、
貴女はそこから必死に這い上がらないと、本当にマズイです。

44歳の私は、彼との今後より、
27歳の一番良い時期に【　貴女が最優先ですべきこと　】を提案しています。

「彼に愛される女」ではなく、
人としても女としても、多くの人に可愛がられ、愛され、大事にされる
本当の意味のイイ女に、貴女がどれだけ真剣になりたいと思うか、
（いい加減、自分を変えたい！）と思うか。

その本気度で、貴女の人生の質はどこまでも上がることができるし、
無頓着、怠惰でいれば、どこまでも落ちることが出来ます。

今の貴女は、彼の本質が見えていません。
貴女のレベルが上がれば、彼の「本当の姿」を見ることが出来ます。
とにかく、一段上にあがって欲しいです。そうすれば自分で「答え」に気付けます。