連絡をくれない彼の気持ちがわからず、待つべきか、別れ話を切り出すべきかわからない。コメント No.60150

No.601502016-09-19 07:00

かるびさん、初めまして。
Mammieと申します。

「厳しい意見でも良いので解決したい」とのことですので、コメント失礼いたします。

結論から申しますと、この相談文を読む限りでは、彼は結婚にはあまりお勧めできない相手であり、心の準備もされているとのことであれば、このまま連絡等はせず、お別れの方向へ持って行くのが最善でしょう。

相談文の内容だけで決めつけてしまうのは早計ですが、彼はモラハラの因子を持っていることがまず考えられ、このままの関係が続けば、ますます暴言が酷くなっていくことが予想されます。
それがまず一点。

しかしながらかるびさんも、男女の心理や考え方の違い、それに伴って注意するべきことに対する把握が十分ではなく、彼に対していくつかの間違った対応をしてしまっており、それが、彼(男性)の攻撃性を高めたり、暴言という行為に繋がっている可能性も感じます。
ですが、それらを差し引いたとしても、たった3ヶ月で彼の攻撃的、支配的な本性がここまで出てきてしまっているのは確かであり、この先関係修復を望んでやっていくべき相手かどうかというのは、正直疑問を感じるところです。
特に、意図的にかるびさんを傷つけるような言葉を選んで攻撃している(ように感じる)、というところは問題ですね。

後学の意味も込めて、まず、かるびさんが最も注意しなければならないのは、彼もとい男性に対して、
「対等かつ多量なコミュニケーションを望んではならない」
という点です。

多くの男性が1日に使える言語量は、平均して女性のわずか半分程度と言われています。
多くの男性にとって、言語というのはあくまで「伝達手段」「道具」であり、それ以上もそれ以下もありません。
自らの生存能力を示すため、現代ならば仕事を円滑に進めるための「武器」として終日言葉を使った後、帰宅する頃には、ほとんど駆使できる言語数が残っていないということになります。

コミュニケーション能力を駆使して、癒しや安らぎ、共感を得たり、楽しさを分かち合っているのは、言語の持ち数が多く、常に有り余っている女性のみ、と考えた方が良いくらいです。

つまるところかるびさんは、彼に対して
「もっと長い時間コミュニケーションを取りたい」
と、ある種無茶な「要求」をしてしまったために、彼の怒りや支配的な言動を招いた可能性があるということです。

加えて、「仕事の愚痴が多い」「自分の話ばかり」という彼の文句についても、同様のことが言えます。

おそらくかるびさんは、当たり障りのないはずの仕事の愚痴を彼に聞いてもらって「共感」を得たかったのでしょうが、多くの男性は、そういった共感スキルは一切持ち合わせていません(理解できるのは、よほど女性心理を理解していて、スマートでモテると言われるような男性くらいでしょう)。
その代わり、実質的な理論や解決策、勝敗論で答えが返って来るのです。

よって、自分の見解をかるびさんに述べるに留まり、その内容にかるびさんが表情を曇らせたことで、お互いが居心地の悪い思いをするに至ったということが考えられます。
よって、彼に限った話ではなく、男性に対しては愚痴などのネガティヴな話は一切出さず、女友達や家族に受け止めてもらった方が良いということです。

前述のように、恋愛関係を進めていく上で、男女の持つ言語数の原則を知らないと、どうしても女性の方が口数が大幅に多くなり、
「自分の話ばかり」
という苦情を受けることになってしまいます。

相談文を拝見する限り、彼は元来非常に口数が少ないタイプのように見受けられますが、かるびさんは、(少ない)彼の話をきちんと受け止めるよう心がけたり、彼が話しやすい話題、もしくは彼が安心して話したくなるような雰囲気作りはできていたでしょうか？

また、彼の
「長時間いると疲れる」
という発言に対して
「(ふたりの問題として)一緒に考えよう」
という言い方も同様です。
こういった返しをすれば、おそらく大多数の男性が(表に出すか出さないかは人それぞれでしょうが)居心地の悪さや怒りを感じると思います。

善悪を差し置いて、彼はあくまで、「かるびさんに問題がある」
と主張してきたのです。

その意図を読めずに、彼に丸々問題を投げ返す形で、ふたりの問題にすり替えてしまうのは、女性がやってしまいがちな典型的なエラーだと言えます。

これは本能レベルでの話ですが、話し合いに持ち込まれれば、おそらく言語の持ち数が多い女性に軍配が上がり、(勝負事に夢中になりがちな)男性には一切勝ち目がなくなるからです。

かるびさんのケースでも、彼の発言に対し、まずは自分ひとりで問題点がなかったか考えた後、彼に建設的な意見として返す手順があれば、あそこまで怒りに火をつけることはなかったかもしれません。

彼から連絡がないところを見ると、彼もまた、かるびさんと顔をあわせると暴言を吐きたくなってしまう現状に、自分自身もうんざりしているのかもしれませんし、自分が望む形でのかるびさんとのコミュニケーションが上手くいかず、疲れてしまってうんざりしている可能性が考えられます。

このように、男性と女性には、言葉や意思疎通に対して、決定的な違いがあるということを、しっかり理解することが必要です。
女友達と同じような感覚で何でもかんでも好き勝手に話したり、同様の反応を求めていては、必ず予期しない齟齬や綻びが生じ、ひいては関係破綻につながります。
男女関係において「対等な」コミュニケーションを望んでは上手くいかない、と前述したのはそういうことです。

ひとまず、彼に対しては連絡が来るまでは何もせずに待ち、その間に男女の違いについて徹底的に学んで、今後のために役立ててください。
もしも交際を続行することになれば、早速その知識を使い、同じような間違いや諍いを起こさないように「かるびさん自身が率先して賢く立ち回ること」が何よりも重要になってきます。

そういった計らいをしてみてもなお、彼の暴言や支配的な言動が治らない場合は、彼はモラハラ予備軍の可能性が極めて高いので、修復の見込みはないと捉え、深入りすることなく直ちに別れを選んだ方が良いです。
こういった男性に対しては、一連の対応方法は一見下手に出ているように見られるため、ますます増長し、攻撃的本能を燻らせてしまう危険性がありますので、すぐに逃げるしかありません。

男女の違いについてどう学ぶかですが、博士理論のプロトコルを全項目しっかりと読み込むことはもちろん、サイト内でも推奨されているジョン•グレイ著の
「ベスト•パートナーになるために」
を是非読んでみてください。
この本の内容をしっかりと落とし込むことができれば、もっともっと円滑で心安らぐ恋愛ができるようになるはずです。

私もそうでしたが、今回のケースも、かるびさんに全面的に非があるということではなく、男女の違いという着眼点を得る機会がない限りは、誰もがやりがちなことであり、通る道でもあると思います。

また、男性を見る目を養い、リスクのないきちんとした相手を選ぶということも併せて非常に大切なことです。

あまり気を落とさずに、今後の希望を見出す機会にするのがいちばんかなと思います。

コメント失礼いたしました。