喧嘩が耐えないコメント No.61241

No.612412016-10-29 22:12

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ゆでたまごさん、初めまして。
「厳しい意見でも良いので解決したい」とのことですので、コメント失礼いたします。

相談文を拝見して、今のゆでたまごさんには、身を以て知っておくべきこと、学ぶことがいくつかあるように感じました。

大前提として、これからも彼との交際を続けていきたい、そして恋愛で手痛い失敗をしたくないのであれば、まずはゆでたまごさんご自身が強い決意で生まれ変わるくらいの覚悟が必要です。
それと同時に
【感情のコントロールを徹底】
して
【感情的な振る舞いをしない】
【喧嘩は今後絶対にしない】
と、常々言い聞かせることが必要になってくるでしょう。

後述しますが、男性と女性とでは、喧嘩に対する考え方や捉え方が全く違います。
その観点から考えても、また、ゆでたまごさんのケースから考慮しても、この先
「時々喧嘩をしながらも、乗り越えて、お互いの絆や仲を深めていく」
ということはまず不可能だと思った方が良いです。

ところでゆでたまごさんは、
「きつねと鶴」
というイソップ寓話をご存知でしょうか。

きつねが、鶴を晩餐に招待した際、くちばしの長い鶴に対してわざとに平らな皿でスープを出して笑い者にするという意地悪をしたら、今度は鶴が長い壺に入った肉料理を出して、きつねに何も食べさせなかったという話です。

この話の通り、相手に対して嫌なことをしたり言ったりすれば、その分だけ自分自身に対して跳ね返って来てしまうという教訓が含まれています。

また、同じく「相手は自分の鏡」という言葉も同様です。
最初はゆでたまごさんへのテンションの高さ、可愛らしさ故に暴力や暴言に対して我慢が出来ていた彼も、許容量を超えてしまったことで、次第にゆでたまごさんに触発され、男性由来の暴力的、攻撃的な本能が顔を出してしまったのだと思います。
それをモラハラと言ってしまうのは、少々不憫ではないかなと…。

また、この男性の「我慢」というのも、非常にやっかいなものです。

ゆでたまごさんのように、感情的になりやすい女性は、時に「喧嘩」という行為で相手に対して爆発してすっかりぶつけたら、一旦はスッキリすることができます(ゆでたまごさんにも思い当たるところはなかったでしょうか)。

しかし、男性は全く違います。
相手と「喧嘩になった」「喧嘩をした」「喧嘩を仕掛けられた」(ゆでたまごさんの場合は、暴力や暴言を吐かれたことも含まれます)という事実を重要視するが故、その全てが見えない「ストレス」として、知らない間に蓄積されていくのです。

このストレスは、女性のようにその都度解消されることは一切ありません。

激しい喧嘩が当たり前になったというのは、その時点で溜まりに溜まった彼のストレスが限界を迎え、ついに爆発してしまった、ということです。

ゆでたまごさんが懸念されているように、このまま激しい喧嘩の習慣が改められなければ、いずれは完全な破綻を迎えるのも、時間の問題だと思われます。

それを防ぎたいなら、最初に申し上げたように、ゆでたまごさんがすっかり変わるより他に、もう方法はありません。

彼に限らず、男性は女性の感情的な行動や言動を嫌うものです。
それを理解し、彼の前で感情の起伏の激しさを表に出さないこと。
これができれば、大部分の喧嘩は防げるはずです。

初期の頃のように、何の非もないはずの彼に対して、攻撃的に振る舞ったり、気を使わせたりするのは、文字通り居心地が悪過ぎますので、今後は絶対にしないこと。
暴力は言語道断です。

「感情的な時は何もしない」を、ぐっどうぃる博士も推奨されています。
最近は、怒りをコントロールするための、「アンガーマネジメント」と呼ばれる方法もあり、関連書籍も多く出ていますので、それを読んで学んでみるのもひとつの方法です。

どうしても腹が立ってしまった時、手が出そうになった時も、その都度
「それでは解決できない」
と自分に言い聞かせ、自分で自分をなだめるようにしたり、その場を離れて夜風に当たるなど、「彼にぶつけず」にやり過ごす方法を何とか見つけてみてください。

さらに、PMSの症状があると、イライラや怒りに拍車がかかる事があるので、最大限の配慮も必要になってきます。
どうしても相手に伝えたい事がある時は、お互いがすっかり冷静になってから、相手を責めずに話をすることです。

時間は巻き戻せませんから、最初の頃の何でも優しく受け入れてくれていた彼に戻ってもらうのは、極めて難しいと思います。
しかし、ゆでたまごさんが今よりもさらに考え方を改め、喧嘩を持ちかけなくなったり、喧嘩になりそうになっても、ゆでたまごさんの方からクールダウンを図るようにするなど、関係改善のために努力を積み重ねていけば、彼も何か思うところが出てきて、改善のきっかけになるかもしれません。

最初の頃に彼に受け入れてもらっていた分、今度はゆでたまごさんの番、という考え方もできるのではないかと思います。

ぐっどうぃる博士のプロトコルはもちろん、こちらではお馴染みのジョングレイ氏の
「ベストパートナーになるために」
を読み込んでみることも、役に立つかもしれません。

この本を読み込めば、男女の違いが明らかになり、何故、私がゆでたまごさんのこれまでの行動をここまで深刻に捉え、「変わる必要がある」と申し上げているのか、その理由が分かると思います。

また、人にはそれぞれ、譲れない考え方や価値観があり、お互いが肩を並べてやっていくためには、様々な方面からの許容、受容、そして理解が必要であることは自明の理です。

「自分の小さな箱から脱出する方法」
(アービンジャー=インスティチュート著)
通称「箱の本」も、今のゆでたまごさんと彼の関係を考える上で、役に立つ内容が入っていると思います。

ただ、いずれにしても相手に対して過度な期待をしないことです。

「私がこんなに気を遣ってるのに、あなたは全然変わらない、何なの!」

では、元の木阿弥になってしまいます。
これまでのこと、これからのことをゆでたまごさんご自身が考え、どこまでやるつもりがあるのか、それともやらずに諦めるか(それも十分選択肢のうちだと思います)を判断して、ゆでたまごさんご自身の意思で見返りを求めずにやっていく必要があると思います。

これもまた、
「相手は自分を映す鏡」
です。

暴力や暴言からは、悲しいかなその連鎖しか生み出されないのだということ。
自分の振る舞い次第で、相手は良くも悪くも、どんな風にでも変わるということ。
いま一度、ゆでたまごさんもそれを実感し、関係を見直すきっかけにしてみてはと思いました。

コメント失礼いたしました。

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