友人達が羨ましく思いますコメント No.76926

No.769262018-10-12 09:24

ゆーゆさん、はじめまして。
ご相談拝見しました。

友達も彼氏もいるのに孤独と言うのは、さぞお辛いことと思います。
私も周囲に人はいるのに、孤独と言う経験をしたことがあるので、お気持ちお察しします。

私の場合は母一人子一人と言う環境で、母を亡くし独りになりましたが、隣の都道府県に住む伯母が気にかけててくれて、高齢かつ精神疾患持ちなので、従姉妹が付き添って自宅を訪問してくれたのですが、母娘の仲睦まじさをみせつけられる形になって、複雑な心中になり孤独感を深めてしまいました。
その上、伯母の旦那さんが肺炎で危篤状態になり、頼れる状態ではなくなったため、独りで大丈夫だと言うしかありませんでした。

ちょうどその頃、アニメ「夏目友人帳」という作品のある回を偶然に見ました。
母ぎつねを亡くした子ぎつねが、健気に独りで生きているものの、妖怪たちにいじめられているところを、主人公の夏目に救われ懐いて、人間に化けて電車に乗って夏目に会いにいったら、家族で仲睦まじく食事を取っているシーンに出くわし、子ぎつねは一人ぼっちで寂しいのは自分だったと気づいてしまうのです。
そこでこらえきれずにワアワア泣いてしまいましたが、心のしこりが取れて心が洗われた様にようにすっきりしました。
子ぎつねは夏目に会わず立ち去ろうとするのですが、夏目が気付いて後を追い、子ぎつねの住む森に、電車で送り届けるシーンで終わっています。

それがきっかけで、アニメ「夏目友人帳」という作品を、最初から見ることになるのですが、すべての孤独を感じている人に、見て癒されてほしい作品だと思います。

次点はアニメ「繰繰れ! コックリさん」で、独り暮らしの小学生で、学校でもぼっちの市松こひなをめぐるドタバタコメディで、泣けるシーンもあり、積極的ぼっちを見て笑って、孤独を俯瞰して見つめられる仕様になっています。

その次くらいにおすすめなのが「三月のライオン」で、事故で家族を亡くした少年が、引き取られた将棋のプロ棋士の家で感じた孤独や引け目を、ある親御さんを亡くした三姉妹の家族と触れ合うことで、癒し成長していく姿が瑞々しく描かれていて魅力的なのです。

私は随分これらの作品に救われたので、機会があったらご覧になってみて下さい。
これらの作品がヒットしたのは、誰しもいくばくかは抱えている孤独感と、それらが癒されていく過程が、普遍的に感動を呼ぶからだと思います。
どうしようもない行き場のない孤独感に本当によく効きます。