心を開くか、演じるか。コメント No.77568

No.775682018-11-16 04:20

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これは私の個人的な見解で、博士理論とは違うと思うのですが、
「何でも良いので意見が聞きたい」とのことなのでコメントします。

>単純に"孤独感を消すには、気持ちを楽にするためには、どうすればいいか"悩んでいます。

「孤独感」とは、自分は独りぼっちだという感覚、
心の通じ合う人がいなくて寂しいという気持ちを意味しますが、
貴女の場合、その孤独感はどこから発生しているのでしょう。

大まかな流れはこんな感じではないでしょうか。

(1)そもそも貴女は、恋愛になると異常なくらい嫉妬や不安が強くなる人間である。
(2)そんな貴女は【 自力でそこを癒して昇華させる前に 】彼氏ができちゃった。

(3)貴女は最初、彼に嫉妬深いところや強い不安感を見せてしまった。
(4)嫉妬や不安感を持っている女性は魅力的じゃないので、彼にフラれそうになった。

(5)「これはヤバい。自分を変える努力をしなければ!」と考えた貴女は
(6)その時からいい彼女を演じるようになった=【 嫉妬深さや不安感を隠した 】

(7)博士理論を学び、すべて実践するようになった。
(8)彼との関係は順調になって「また会いたい!」と思ってもらえて、気持ちも楽になった。
(9)でもそれと同時に(ここまでしなきゃ愛されないのか)と思うようになった。

(10)交際自体は自分の嫉妬深さや不安感を隠しているから表面的には順調だけど、
(11)本来の自分=【 嫉妬深くて不安症の自分 】を隠しているから、孤独感が強くなった。

(12)恋愛を長続きさせる為に努力は絶対に必要だと思っているけど、
(13)「いい彼女を演じる」という努力をすればするほど心は孤独になって、ジレンマを感じる。

(14)ずっとコレ=【 嫉妬や不安を隠していい彼女を演じる 】を続けないといけないの?
(15)私の孤独はどうしたらいいのだろう。
(16)愛されたい、愛を感じたいと思うことは贅沢なのだろうか。

(17)彼の前では終始笑顔でいるけど、孤独感に押しつぶされそうで辛い。

・・・上記を読んで頂ければ、貴女も理解できたと思うのですが、いろいろズレていますよね。
貴女と私の「孤独に対する感じ方の違い」も含めて説明します。

――――――

■1.自分の中にある嫉妬や不安は、自力で癒して昇華する「自分の課題」である。

貴女が今、感じている孤独感は
(私が苦しんでいる嫉妬心や不安を彼に受け止めてもらえなかった・・・寂しい)という感情です。

貴女の中では、こういう論理なのでしょう。

「彼に素を見せてみた」→「彼が素の私を重く感じてフラれそうになった」
→「別れたくないので素を隠すしかないと思った」→「いい彼女を演じることにした」
→「本来の自分ではないから演じるのが辛くなった」→「孤独感が強くなった」

例えるなら、今の貴女は心に穴が空いている状態です。
その穴を自分以外の誰かに埋めてもらおうとすると、恋愛はうまく行かなくなります。

何故なら、嫉妬や不安を感じているのは彼ではなく、貴女なのに、
貴女は彼に向かって「私の嫉妬と不安を貴方が何とかしてよ」と訴えてしまったからです。

それはまるで「私の代わりにトイレでオシッコして来てよ」と言っているのと同じです。
嫉妬や不安を感じていない彼にはどうすることもできないし、
貴女が自分で、自分の心から湧き出る負の感情を何とかしないといけないのです。

それなのに(彼は私がオシッコしたい気持ちを受け止めてくれなかった・・・)と寂しく思い、
(この気持ちは誰にも分かってもらえないんだ・・・あぁ、孤独だ・・・)と感じるのは、
私から見ると論点がズレてるというか、責任転嫁がうまく行かなくて悲劇のヒロインになっている
「恋する女性あるある」です。つまり貴女だけでなく、多くの女性がそこを勘違いしています。

自分の心から湧き出る負の感情は、自分で癒し、昇華させていく。
それは「貴女の課題」であり、彼の課題ではないのです。

――――――

■2.「本来の自分」とは、嫉妬や不安を克服した後の自分のことである。

今の貴女は(嫉妬や不安を感じる私が本来の自分だ)と思っていますよね。
だから、本来の自分で彼に接することができないストレスが孤独感に繋がっています。

でももっと人生を俯瞰し、貴女という人間を高いところから眺めてみると
「本来の自分」とはもっと自然体の自分であり、心に闇がない自分であり、
心に穴が空いていない自分であり、心に不足感のない自分であることに気付くはずです。

それは「理想の自分」ではなく、「本来の自分」です。

人は本来、みんな自分の愛だけで自分の心を満たせるのだと、私は考えています。
何故なら、私がどこで喜び、どこで悲しむのかを知っているのは私だけだからです。
ならば私をどうやって愛で満たせるのかは、私だけが知っていることになるからです。

自分が愛してもらいたいように、自分で自分を愛してあげる。
そうすることで人は徐々に本来の自分を思い出し、取り戻す。

多くの人がそれを実践できないのは、人生を生きているといろんな人から傷付けられて
心の一部が欠けてしまうからです。欠けた穴から悲しみや悔しさや自己嫌悪というエネルギーが
漏れ出してしまうので、それを自分の愛を使ってふさぎ、癒していくと、本来の自分に戻れます。

本来の自分とは、自分の傷を自分で癒せる「愛が溢れた状態」のことだと思います。
人は誰でも「本当の自分」になれたとき、愛も光も「自家発電」できるのです。
その真実を知らない女性たちが、彼氏に「私の穴を埋めて!」と叫んでいるのです。

――――――

■3.人は孤独な方がいい。孤独でいればいるほど、誰かの愛を感じることができる。

自分の傷は自分で癒す。自分の喜びは自分で見つける。
自分の傷や喜びがどこにあるのかを探す作業は孤独だけど、とても楽しいです。
「自分だけの秘密」に自分だけが気付いて目覚めていくような、静かな興奮があります。

貴女の中にある嫉妬や不安は、貴女だけが知っていればいいのです。
彼に理解してもらわなくていいのです。それは貴女だけの秘密でいいし、
密かに克服した方が何倍もカッコイイです。

嫉妬や不安を癒して克服して「本来の自分」という場所に向かって独りで黙々と歩いていく。
誰にも教えないし、頼らない。そうしていくと周りから「雰囲気が変わったね」「優しくなったね」
「何か良いことあったの?」「付き合いやすくなったね」などという褒め言葉=愛をもらえます。

貴女の中にある孤独な世界から愛が溢れて、周りも貴女の愛に気付いて褒めてくれます。
そういう感動的な体験をすることで(あぁ、私は本来の自分に近付いているんだ!)と
ハッキリ分かるようになります。

(1)自分の傷を自分で癒す
(2)孤独な作業だけど
(3)それは精神的に自立するってことだから
(4)大人の感性が身に付き、人から好かれるようになる
(5)魅力的になっていくので、周りから愛のある言葉をもらえるようになる
(6)それは孤独と向き合い、孤独を楽しんだ人へのご褒美のような体験である

私はそう考えているので、敢えて孤独でいます。
それは誰とも交流しないということではなく「自分だけの世界を大事にしている」ということです。

――――――

貴女は嫉妬や不安が「自分の課題だ」ということに気付いていないし、
「本来の自分」という概念がズレていると思うし、孤独をマイナスイメージで捉え過ぎています。

嫉妬や不安を彼に隠して、自分でも見て見ぬ振りをして克服すべき課題を放置し、
いい彼女を演じるという「表面的な努力」をするのではなく、嫉妬や不安と真正面から向き合って
傷付いた自分に寄り添ってあげて、心の根底から癒す「本質的な努力」をしていきましょう。

恋愛を長続きさせたいなら【 本質的な努力 】が絶対に必要です。

心に闇がなければ、闇を隠して演じる必要もなくなるし、
心を開いて誰かと向き合っても闇がない分、堂々と心の中を見せることができます。
そういう感覚でいるとき、その人は「本来の自分で生きている」と言えるでしょう。

貴女はお若いのに(思慮深い方だな~)と感じたのでコメントしました。
本来の自分で勝負できる、カッコイイ女性を目指して
あまり深刻にならず、楽しい努力ができるといいですね。

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