気になっていた人との距離が近づくにつれて不安と恐怖でいっぱいになってしまいますコメント No.88015

No.880152020-01-24 12:47

くまさんさんこんにちは。
（「さん」が重なるので「くまさん」とお呼びしていいですか？笑）

＞幸せに思うことや感じる事を自分から壊してしまうのをやめたいのですが、どうして良いのかわかりません。
この質問にお答えしますね。

私もくまさんほどではないですが機能不全家族で育ち、20代前半のころは破壊行動を繰り返していました。
彼氏の愛情を試したくて自殺未遂をしようとしたり、「別れる！」と自分から言っておきながら引き留めてもらいたがったり、わざと嫌われるような行動をしておいて「私のことを嫌いになったら死ぬ！」と脅したり…
まぁひどいものです。
でも、私は克服し、結婚しました。
どうやって克服したかというと、ただ死ぬ気で「やめた」だけです。

こんな言い方をすると冷たく感じるかもしれませんが、本当にただひとつひとつをやめただけなんですね。
ただし、大事な点がひとつだけあります。
それは、「心までコントロールしようとしない」ということです。
私は以前、「彼氏が離れていくかもしれないと不安になるから破壊行動を取ってしまうんだ。その不安さえなくなれば破壊行動は取らなくなるんだ」と考えていました。
しかし、そこが間違いだったのです。
不安なんてなくなりませんし、なくなったかどうかの判断のしようもありませんし、不安がなくなるのを待っていたらおばあちゃんになってしまうと思ったのです。
そこで私は「どれだけ不安になってもいいから、破壊行動だけはしない」と決めました。
つまり、心（の中にある不安）をコントロールするのはやめて、行動（破壊行動）だけをコントロールするようになったのです。
自分の身体は自分が動かしていますから、行動だけならコントロールが可能です。
不安という感情に流されて破壊行動を取るのか、不安という感情と共存しながらも破壊行動はやめるのか、どちらを選ぶのかは自分で決められることですから。

実際、不安がなくなることはありません。
私は結婚していますし、夫から愛されている自覚もありますが、それでも「あれ、今ちょっと冷たかったけどもしかして私のこと嫌いになったの？」「今はラブラブだけどそのうち離婚したいと言われるかもしれない」など、不安はつきまといます。
そんな不安を消すのは無理なので、自分で「不安だよね」と認めてあげながらも、破壊行動に移すことは必死で我慢しています。
夫と付き合っていたときもそうでした。
破壊行動をしそうなとき頬の内側を噛みながら耐えたこともありますし、「私と別れたいんでしょ？」「もう別れる」などと書いたラインを送信寸前で消去したことも何度もあります。
そうやってひとつひとつの行動をやめていったのです。
すると、それが徐々に自信になります。
破壊行動をして後悔することはあっても、破壊行動を我慢して後悔することは一度もないんですよね。
むしろ、「よく我慢できた！」と自分を褒めてあげたい気持ちになります。
これが積み重なると、「私は破壊行動を我慢できるんだ」という自信になるんですね。

不安になることは止めなくていいです。
不安になるのは仕方のないことです。
でも、不安になりながらも、破壊行動は必死でやめてください。
自分らしさなんて出せなくていいです（勝手に出るものですから）。
自分に自信なんて持たなくていいです。
自分を好きになんてなれなくてもいいです。
なんでもいいから、とにかく破壊行動だけはやめてください。
それがくまさんの未来の幸せを作るはずです。
頑張ってくださいね。