遠距離で別れて復縁したい(交際期間5ヶ月)コメント No.96469

No.964692021-05-08 19:20

しろわたさん、初めまして。

•何でも良いので意見が聞きたい
•厳しい意見でも良いので解決したい

とのことですので、コメント失礼いたします。

今回
> 復縁したい
ということですが、単純に復縁できるかどうかという可能性を論じるだけでは個人的に不十分だと感じましたので、
しろわたさんの希望や今後も含め、彼とのことを振り返りつつ、総合的に考えられる内容になればと思っています。

具体的に言うと、しろわたさんは
【彼と復縁さえできればそれで良いのか】
ということです。

まず、おふたりの交際内容に関してですが、
>アプリで知り合い交際開始しました。

上の事項にも関連しますが、どういったアプリだったのでしょうか。
婚活アプリといったように、ある程度将来を真剣に考えている人たちが集まっている(とされる)ものだったかどうか、というのも判断材料として欲しいところですし、しろわたさんが何を目的にアプリを利用していたかというところも重要です。

また、チェックが入っていないのは承知ですが、こちらの主宰であるぐっどうぃる博士が示している「正式な交際」といえる3要素を満たしているかどうか、というのも重要なので敢えて書きますが、

①彼からの告白があった
②身体の関係がある
③知人や家族に恋人として紹介され、交際の事実が公になっている

これらをどれだけ満たしていたでしょうか。

しろわたさんと彼は、相当の遠距離であることに加え、交際期間が正味5ヶ月しかないことを考慮しても、そもそも直接会った回数自体僅か数回なのではないかと予想します。
また、アプリ経由の出会いになりますと、③の項目を満たすのは難しいため、そもそもおふたりは正式なお付き合いとは言い難かった可能性もあります。

そうであれば、今回の相談は「復縁」と言うよりは、イチからの関係構築のし直し(ができるかどうか)ということになり得るかもしれません。

また、遠距離恋愛というのは、ある程度の年齢に差し掛かった男女にとっては、基本的にメリットが少ないものである、ということは重々留意しておく必要があります。

更に、男性にとっては恋人を持つということ
＝自由に身体の関係を持てる特定の相手ができる、という意味でもそもそも旨味が少ないものである、という側面も外せません。

> 3ヶ月経った頃から、お互いに仕事が上手くいっていないこともありピリピリと喧嘩が増えました。

> そんななか私は彼に、私のこと何も考えてないなど思いやりに欠け自分の気持ちばかり押し付けていました。

遠距離恋愛であればなおのこと、恋人と過ごす時間は「癒し」であり、「日々の活力」にならなければいけないところです。
特に男性にとっては彼女と関わって癒しが得られるかどうか、が何より重要なポイントになってきます。
遠距離だと特に、会えない分連絡くらいしなくては…という義務感に駆られがちですが、ここはしろわたさんの方が上手く感情コントロールして立ち回り、喧嘩は回避すべきだったかもしれません。

また、女性は恋愛において総じて相手との一体感を重視したいがため「お互い」という言葉を使いがちですが、本当に彼もしろわたさんと同じ考えだったのかどうか？ということは常に考え、時には疑うべきなのです。
これまでいくつも相談を拝見して来ていますが、恋愛がうまくいきづらい女性ほど、全てを「お互い(そうだった)」という言葉で片付けてしまいがちで、彼に関わる肝心なところを見逃してしまいがちな傾向にあります。

> 彼は岐阜県での勤務を望んでおり、希望が通らず移動できないことに精神的に不安定になっていました。

詳しくは後述しますが、この彼で本当に良いのか、ということはもう少し立ち止まって考えた方が良いように思います。

>最終的に彼にたくさん傷ついた。もう辛い。少し気持ちが冷めた。と言われ別れを告げられました。
私は別れたくなかったので、最後に会って話そうと言い保留にしてもらいました。

恋愛は、どちらかが終わりを告げた時点で終わりです。
特に男性は、別れに対する決意は驚くほど固いものです。
復縁の可能性を上げるためには、本来別れはあっさりと受け入れるべきでした。

しろわたさんは最後の最後まで、彼に対して

> 思いやりに欠け自分の気持ちばかり押し付けていました。

というマイナスの印象を残し続けた、ということになります。
実際保留にしたところで、

>「会っているときは楽しく過ごせる、だからもう離れるのは無理だと思う。だから別れたい。」と言われ別れるに至りました。

彼の考えは覆りませんでしたよね。

先ほどお話したように、遠距離恋愛自体、(もちろん女性にとってもですが)男性にとっては特に、メリットが薄いものなのです。
また、いわゆる結婚適齢期と言われる男女にとって、コストパフォーマンスに優れた選択とはとても言えません。

「離れるのは無理」
というのは、自分には遠距離恋愛は向いていなかった、という意味そのもののようにも思えます。

以上を踏まえて

> 私は復縁したいです。

ということになるのですが、まず、彼とのこと云々よりも、これからの期間を使って、しろわたさんご自身の今後について考えてみることを強くお勧めします。
仮にこの彼と復縁が叶ったとしても、その時点でも遠距離が解消されていなければ、交際含め更にその先を見据えようとすると更に数年を費やすことになるということまで、覚悟はできているでしょうか。

あまりピンとは来ないかもしれませんが、今のしろわたさんにとって、時間は何よりも貴重な財産です。
この彼との復縁はできたとしても、結局同じことで上手くいかなくなったとしたら？
数年の時間を費やしただけで、(他の選択肢を取っていれば簡単に手に入ったかもしれない)それ以上のものは何も手に入らない可能性も(厳しいですが)予め見込んでおかなければならないということです。

しろわたさんは、今後数年の人生、何をし、どのように生きていたいですか？
それを達成する際に、本当に、どうしても彼が必要でしょうか。
いま一度、否何度でも考えてみて欲しいなと思います。
しろわたさんが本当に望むもの、欲しいことについてしっかり考えてみて悪いことはないはずです。

復縁それ自体がとても難しく、時間もコストも費やすアクションであるため、本来ならば「見込みは薄い」とだけお伝えせざるを得ないことが比較的多いのですが、今回のしろわたさんのケースについて申し上げるならば、もし、
【ここに書かれている彼の人物像が本当にしろわたさんの見立て通りであるならば】
復縁の可能性はそれなりには、あるのではないか、と私は思いました。

ただ、残念ながらそれはプラスの要因とは言い難い、かもしれませんが…。

>彼は岐阜県での勤務を望んでおり、希望が通らず移動できないことに精神的に不安定になっていました。

彼は、個人的に岐阜県に愛着があるのでしょうか？
それとも、しろわたさんが絡んでいるからなのでしょうか。
コロナ禍であってもなくても、仕事において自分の思い通りの勤務ができないことなどままあることです。むしろ、思い通りにならないことの方が多いですよね。
それを、恋人絡みだか何か知りませんが、それだけの理由で精神的に不安定になってしまう、というのは、些か頼りなく、タフさに欠ける気はします。

一般的に見ると、しろわたさんと彼はあまり居心地の良いお付き合いではなかったようにも思うのですが、そうであっても、彼は短い期間でしろわたさんに依存していた、という可能性も浮上します。

> 最後に話した際、私は彼に勤務地が確定して落ち着いたときに私と付き合いたい、私に会いたいと思ったら連絡してほしい。あと困ったときも連絡してね。と言い別れました。
お互いたくさん泣いて別れました。

泣いていた、ということもそうですし、そもそも彼は遠距離恋愛に耐えられる精神力は持ち合わせていないということ。
そして、何度もお伝えしているように、男性にとっては遠距離恋愛はほとんどメリットが得られないものであるにも関わらず、勤務地等の話など、しろわたさんに関して希望をほのめかすかのような発言をしていること。

これらを考え合わせると、彼にとってはメリットが少ないにも関わらず、しろわたさんを完全に切り捨てない、ということは、彼にとって、しろわたさん以外の相手をイチから探すことは相当難易度の高いことであり、極端に恋愛経験が少なく、あまりモテないのではないか、という可能性も考えられるということです。

ただし、先程からお伝えしているように、これはしろわたさんの書かれた通りの彼像であれば、の話であり、彼の思惑が全く異なっていれば、話はまるきり変わってきます。

また、先に述べていることですが、この彼はただでさえ、あまりにも頼りなく、打たれ弱いことが気がかりです。
それが(しろわたさんにとっては)幸いして復縁できる見込みも少しはあり得る一方で、最終的にそれが仇となる可能性もあり得ます。
この彼で本当に良いのか、と考える必要がある、というのはその点です。
この辺りも目を背けずに是非考えることをお勧めします。

ただ、いずれにしても、この先しろわたさんがやることはあまり変わりません。

>連絡は来るでしょうか。
しろわたさんが想定している彼像に狂いがなければ、連絡が来る可能性はそれなりにあると思います。

別れてどの程度経っているかは分かりませんが、もし近いうちに何気ない連絡が来て、更に別れて日が浅いようであれば、これまでの感謝と謝罪を返信する、という方法もあるのかなとは思います。
とは言え、基本的にはこちらのサイトで言われる沈黙です。
しろわたさんの場合、連絡を断てば生死の判断も分かりにくくなるため、効果自体はそれなりにあるとは思います。

>半年して来なかった場合、私から連絡してもいいでしょうか。
こちらでも目安が半年ですので、完璧に沈黙ができた場合、連絡はしても問題ないと思いますが、むしろ、半年経っても連絡が来なかった場合は、先ほど述べた
しろわたさんがここで書いていた彼像が違っていた、という結論になるのかなと思います。

つまるところ彼側にしろわたさんへの執着はない、ということになりますので、この場合はむしろ復縁の見込みはないものとして、完全に終わらせる決意をした方が良いのかもしれません。

いずれにしても、この沈黙期間中を利用して、しろわたさんは今後について真剣に検討し、自分の望みを明確にするとともに、新しい出会いも今以上にどんどん探し、今以上に仕事や趣味に打ち込むなどして、とにかく自分自身を充実させ、最高に楽しい毎日を送ることに全集中しましょう。
自分で自分を幸せに機嫌良くする術を身につけることです。

それができるようになった時、新しいもっと良い出会いが見つかり、彼のことがどうでも良くなっている…のがいちばんの理想です。
現実的にはそれが最も可能性の高い未来であると同時に、実はいちばん幸福度が高い選択かもしれません。

いずれにしても、しろわたさんの今後の幸せを心から願っています。
コメント失礼いたしました。