彼との距離を縮める、おでんと日本酒と38階からの夜景
片思いも叶う!? TOKYO恋するレストラン 〜FILE. 2〜
恋するあなたにおすすめしたいレストラン。
今回は付き合い始めたばかりの彼との距離を縮めてくれる、熱々のおでんと日本酒が楽しめる店。38階からの東京を見渡す絶景を目にした時、思わず子どものように「わぁ」と言ってしまうその素直な心のまま、彼と向き合ってみて!
こんぶや 恵比寿
昨年末、恵比寿ガーデンプレイスの高層ビルにあるレストランフロア「TOP of YEBISU」38階が、和食中心のフロアにリニューアルオープンしました。中でも注目は、西麻布、神楽坂に店を構えるおでん割烹「こんぶや」。
純和風の竹格子のエントランスを入ると、目に飛び込んでくるのは、窓いっぱいに広がる東京の景色。都心にいるにもかかわらず、心が洗われるような景色はなかなか見られるものではありませんね。
すべては羅臼昆布との出会いから始まった
羅臼昆布を知っていますか?
真昆布、利尻昆布と並ぶ北海道産の三大高級昆布のひとつで、なかでも知床半島の東側の限られた場所でしか獲れない稀少な昆布です。
19年前、オーナーが出会ったのがこの羅臼昆布。当時からとても高価で、関西や北陸の高級料亭にしか出荷されず、東京にはほぼ出回ることがありませんでした。この素晴らしい素材を東京でも知らしめたい、それには何の料理がいいだろう?と考えた結果、「おでん」の店をオープンするに至ったそうです。
「素材の味を上手に引き出すのは簡単じゃありません。でもそれがおでんという料理の醍醐味ですから」と料理長の平野文史郎さん。
羅臼昆布の使用量は年間で100kgにも及ぶそう。その昆布で取った濃い出しをメインに、鶏のスープ、静岡産の鰹節から取った出しをブレンド。昆布の風味を活かしつつ、鶏スープのコク、鰹節の旨みをバランスよく合わせるのだそうです。
気のおけない仲間との集まりや賑やかな女子会であれば、窓際の席に座るのがベストですが、彼との進展を望むあなたには距離の縮まるカウンター席がおすすめ。お店を出たら、38階の無料の展望スペース「SKY LOUNGE」で、少しゆっくりしてみるのもいいかも。エレベーターを降りて地上についても、どうぞ恋の魔法が解けませんように。
こんぶや 恵比寿
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 38F
03(5422)8350
https://ebisu.konbu-ya.com/
composition&text:Mieko Otaki
photographs:Norico
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