脳科学者が伝授! 男性脳を理解して、愛されるための3つのメソッド
同棲していたとします。残業で疲れて帰宅するや、彼から「ごはんまだ?」。それがきっかけでケンカとなりました。そんなとき、彼がなんと言ってくれたらわだかまりなく場が収まると思いますか?
「ごめんね。疲れていると言ってくれれば、僕が作ったのに」と彼女に伝えるのが最善の対応と考える男性は多いでしょう。しかしながら、これでは女性を納得させることはできません。
答えは「疲れているのを気付いてあげられなくてごめんね」なのです。
なぜならば、女性は「料理を作らなければいけないこと」に腹を立てているのではなく、「疲れているのを察してくれないこと」に傷つくから。
このような男性と女性のすれ違いは、男女の「脳」の違いがもたらしているのだと、著書の中で脳科学者の黒川伊保子先生は言います。そんな脳の違いを知ることで、男女がうまくいく秘訣を説いた『ちょっとしたことで大切にされる女(ひと)報われない女(ひと)』(三笠書房・王様文庫)の中から、気になる3つのメソッドをご紹介したいと思います。
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1:ネガティブな妄想を断ち切る
女性の、左脳と右脳をつなぐ脳梁は、男性のそれよりも20%ほど太いといわれています。つまり左右の脳の連携がよいため、男性よりも女性のほうが「直観力がはるかに優れている」のだとか。それによるメリットは数多くあるのですが、気を付けなければならないのは、ネガティブな妄想に捉われてしまいがちという点。
「彼のメールのあの表現、何か私、気に障ることを書いちゃったかしら」
などと、直観力が優れているゆえのネガティブさで、幸せから遠ざかってしまわぬよう注意しましょう。
2:男性にとっての「定番」を作るべし
男女の違いの大きなもののひとつに、男性は「座標原点をつくりたがる」ということがあります。簡単にいうと、それは「帰る場所」。女性は男性の「原点」になってしまえば、相手にとって、これ以上ない大事な存在となれるのです。
そのために、女性は彼にとっての「定番」を作る必要があります。たとえば「必ず一緒にいてごはんを食べる日を決める」、「土曜の十時にメールを必ずする」など、なんでもいいので、定番を作ってみることをおすすめします。
3:彼にしかできない定番の責務を設けてあげる
男性は長らく狩りをしてきた性なので、「わかりやすい目標を定めて、その目標をゲットする」ということに原初的な快楽を感じるようにできています。ですので、男性からの好感度を上げるためには、「男性に責務を与えて、果たさせる」ことが重要です。その責務は「電球を換えてもらう」など、些細なことでかまいません。「俺がいないとダメだな」ということを“定番”で作ることが大事なのです。
このように男性の脳を知ることで、何をすれば愛されるのか、一目瞭然なのです。
今回ご紹介した以外にも、「メイクを頑張るより姿勢のよさに気を付ける」、「面倒くさい女にはなってはいけない」、「男性脳に結婚というゴールを設定させる方法」など、脳科学の立場から説いたさまざまな恋愛メソッドが詰まっている『ちょっとしたことで大切にされる女(ひと) 報われない女(ひと)』(三笠書房・王様文庫/黒川伊保子・著)を読めば、劇的にあなたの恋愛スキルが高まることでしょう。
(文=吉田奈美/ 恋愛ユニバーシティ)
吉田奈美 / 恋愛ユニバーシティ (フリーランスライター)
フリーランスライター。女性誌を中心に、タレントインタビュー、恋愛企画、読み物企画、旅企画、料理企画などを担当。また書籍の企画・構成も行っている。B級裁判や恋愛にまつわる裁判傍聴ライターとしても活動しており、『恋愛saiban傍聴記』(主婦の友社)を出版。フジテレビ『ホンマでっか!? TV』、テレビ東京『暴露ナイト』、関西テレビ『今週のスポットライト』、BSスカパー『ダラケ!』等、テレビ出演も。
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