「もっと綺麗売りしなさいよ!」しくじり女の座右の“迷”とは
女は自分の偏差値を高く見積もりすぎる。「もっと綺麗売りしなさいよ!」と、『しくじり女の座右の迷』(主婦と生活社)の著者であり、人気ブロガー・ゴマブッ子さんは言います。控えめにしてればいいのに、特に三十路を過ぎた頃から自分がどんどんおもしろくて品がなくて、モテやら結婚から遠ざかるしくじり女になっているということに気づいていないとも。そんなしくじり女子ややさぐれ女子のために、A子とB子というかなりやさぐれている等身大の架空の登場人物を例に、アラサー女子の戒めや訓えの意味をこめた創作ことわざを「しくじり女の格言」としてまとめられた著書から、今回は5つの格言をご紹介します。
1、独身 金ナシ ブス 三十路
『地震 雷 火事 親父』ではなく、『独身 金ナシ ブス 三十路』です。『地震 雷 火事 親父』は世の中で怖い災害とされるものを順番に並べたことわざ。昔に比べて「お父さん」は怖くなくなった……なんて話も最近はよく聞きますが、『独身 金ナシ ブス 三十路』の意味は読んで字の如く、独身(彼氏もいない)でお金も持っていない三十路ほど手に負えないものはないということわざです。
2、三十路 着飾る 異業種
『見ざる聞かざる言わざる』ではなく、『三十路 着飾る 異業種』です。『見ざる聞かざる言わざる』は人の悪い所は見ない、聞かない、言わないほうがいいという意味ですが、『三十路 着飾る 異業種』の意味は、合コンには飽きたけど、婚活のためのお見合いパーティーにはまだ抵抗がある三十路女子が、異業種交流会パーティーに着飾って出かけることです。
3、言わぬが穴
『言わぬが花』ではなく、『言わぬが穴』です。『言わぬが花』とはわざわざ口に出して言わないほうがいいこともあるという意味ですが、『言わぬが穴』は面と向かって言えないけど「オマエって穴だよ」と、「いつか私も本命になれる♪」と勝手に夢見るセフレ女に対して男が心の中で思ってることです。
4、独身臭
『加齢臭』ではなく、『独身臭』です。『加齢臭』は中年特有の体臭ですが、『独身臭』はコイツは結婚できないという負のオーラが知らず知らずに出ていることです。
5、下手の短前戯
『下手の長談義』ではなく、『下手の短前戯』そして、『下手に長演技』です。『下手の長談義』とは話が下手な人ほど長い話をしてそれを聞かされるほうはたまったもんじゃないという意味ですが、『下手の短前戯』そして『下手に長演技』の意味は、下手な男は前戯も短い。そして、下手な男相手に演技するのは大変だという意味です。
いかがでしたか?他にも、「頼りないのは頼りなさい」、「イヴのやけ酒」、「変わらぬ顔色の呑兵衛」などの、しくじり女あるあるネタから作られた格言が満載です。格言の詳しい使い方については、『しくじり女の座右の迷』(主婦と生活社)をぜひ実際に手にとってチェックしてみましょう!
『しくじり女の座右の迷 』
ゴマブッ子
主婦と生活社
(文=新田カオリ/ 恋愛ユニバーシティ)
新田カオリ / 恋愛ユニバーシティ (フリーランスライター/サプリメントマイスター)
化粧品、サプリメントの相談員をしつつライター活動を行う。趣味は映画鑑賞。好きな映画は「なにもこわいことはない」 https://note.mu/mikan15
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