シンママ必見!子供のためにも恋をしよう!!

恋をしたいけど、できないシンママの事情

恋愛相談サイト『恋愛ユニバーシティ』で、日々の女性の悩み相談にのっているミコリーです。

夫婦3組に1組が離婚すると言われているこのご時世、シンママ(シングルマザー)は少なくありません。
また、平成23年度全国母子世帯等調査によれば、シンママの平均年収は223万円。経済的、精神的な安定を求めて、もう一度恋をしたい!!もう一度結婚をしたい!と思うことはとても自然なことと言えるでしょう
しかし子供が嫌がるから、子供が大きくなってから、独立してから・・・と、なかなか前へ踏み出せない!?というお悩みをよく見聞きします。

そうなってしまうのは、日本の環境にも原因があります。
日本では、いまだ良妻賢母論がまかり通っていて、子供がいる女性は母親業が優先であり、女であることはいけないことのように言われています。
『子供のため!』『母親だから』・・・と、女である前に母としての役割を優先するのが当たり前?になっている社会なのです。

母親が思うままに生きても、子供は大丈夫!?

その中で、恋をしたいのに出来ない。恋をしてるけど公に出来ない。子供が独立するまでは・・・と一人で悩んだり、頑張っているシンママたちに“自分の思うままに生きても、子供は大丈夫なんだよ!”いやそれよりも“子供にとってはその方が良い人生が送れるのかも!?”と、2度の子連れ再婚をした私の経験も踏まえ、母親の恋愛が子供にどう影響するのか?を男女関係のカウンセリングにおいて世界的権威であるジョン・グレイ博士の著作『だから今でもあなたはひとり』(小学館)を参考にしながら述べたいと思います。

私は、長男が1歳のときに最初の離婚。長男4歳のときに再婚。
再婚後、長男の下に産まれた男女の双子が15歳 のときに2度目の離婚。
そしてまた懲りもせず、双子が18歳、長男が25歳のときに再々婚をして今に至ります。
それ以外にも自由奔放に女を優先させながら生きて来た自分の人生。反省はすれども後悔はせず!なのですが、ただ一つ心をよぎるのは
成人した子どもにその影響がどう出るのか?出ているのか?
ここに関しては、私自身も答えが出せずにいました。

そんなときに出会ったのが前出の書籍『だから今でもあなたはひとり
その中に離別であれ死別であれ、シンママへの応援歌とも取れる章があります。
これを読んだときに、私の人生は間違いではなかった!という思いと、ぜひこれを恋愛と子供の板挟みになっているシンママに知ってもらいたいと思ったのです。

●「子供は自分を必要としている」と思いたがる母親

子供を最優先にして恋もせず必死に子育てをした結果、 自分の人生に満足出来ていない?と母親が感じると、その気持ちを察知した子供は母親を喜ばせよう。満足させよう!と「母親を喜ばせる責任と重荷を感じてしまう
そして母親が自分の欲求を自分で満たせないとなると
子どもが満たしてやらなければならないと感じるようになる
しかし
なかには責任の重みを背負いきれず、母親を喜ばそうとするのをやめて、母親に反抗するようになる子どももいる
また
親を喜ばそうとする基本的な気持ちを捨てた子どもは、人生の方向性を見失ってしまう。」とジョン・グレイ博士は言います。

このように母親の気持ちを察知し、いつも母親の要求を叶えていたため、自分の欲求がわからず、他人の影響を受けやすかったり、流されやすくなったり、常に他人を意識しすぎて自分の要望を押さえてしまったり・・・子供たちが大人になってから、いろいろな問題を抱えてしまうのは想像できますよね。
子供をそうさせないためにも、自分の欲求に素直に生きて行くことが大切だ。ということがわかります。

●「子供の嫉妬心を気にしすぎる」母親

恋愛をしたりデートをするときに、子供の嫉妬を気にしすぎて、思うように踏み込めないジレンマを感じているシンママも多いはず。
特に恋の相手が自宅に来た場合や、再婚をした場合、子供の前では相手に対して愛情表現を控えてみたり、気を使ったりしていると思いますが、同書では

本当は子供に新しい相手の長所を強調し、子供に認めさせるようにする必要がある
そして「相手が母親を幸せにしているという事実をさまざまな形で子供に納得させるのが効果的である」と言われています。

そして最後に

親は離婚していようといまいと、子どもを生活の中心に置くだろう。わたしたちはこの気持ちに逆らって、意識して自分の欲求を優先して行く必要がある。
と結ばれています。

このことはシンママだけの問題でなく、既婚ママであろうと、すべての母親は自分のことは自分でケアをする!
子育てを大義名分に、自分を犠牲にしすぎたり、子供を育てることを自分の趣味や人生にしてしまわないように。
母親であっても、まず自分の人生を生きる。
これこそが母子共に健全に、お互いが依存し合うことなく過ごしていける軸となります。

子育てにおいて、母親は親である前に女であることを子供に知らせるのも大事ですし、喜怒哀楽もちゃんと表現したほうが良いと思います。
でもだからといって、愚痴や悩みをストレートに言うことは避けなければいけません。子どもを自分の欲求不満のサンドバックにしないこと!
これもすべての母親に言えることです。

子どもには、決して親の悩みの聞き役を演じさせてはならない。子どもにそんな役割を割り振れば、親の欲求にさらに責任を感じて、子どもらしい生活を送れなくなるだろう。子供は敏感で、母親にたいする責任を感じやすいことを忘れてはならない。」とジョン・グレイ博士も言われています。

母親だから聖人君子なのではなく、人間であり、女であり、心もある。子供とは違うパートナーの支えが人生に欲しいと思うし、心身ともに温めてもらえる人も必要・・・
そういう気持ちを“子供がいるから”とか“世間体が・・・”いうことで諦めて欲しくはないと思います。

子育てを頑張るすべてのシンママへ。
自分の人生をしっかりと生きて、恋をしよう!!
命短し恋せよ、シンママ!!!!

(文:ミコリー / 恋愛ユニバーシティ)

ミコリー

ミコリー (夫婦・恋愛カウンセラー)

1967年大阪市生まれ。オーストラリア在住。 専業主婦歴20年余。その経験を活かしハウスキーピング会社経営。 実子3人と義理の子2人の母。

2度の離婚を繰り返し、モラハラを含むダメンズとの恋愛遍歴を繰り返していた2012年”恋愛ユニバーシティー”に入会。
ぐっどうぃる博士の理論やジョン・グレイのカウンセリングや夫婦心理学に傾倒。猛勉強を重ねる。
男女の心理や行動の違い、男性のタイプ別から起こる問題を解析、自ら実験と実践を重ねて2014年3度目の結婚。

現在も恋愛ユニバーシティーにて活動。
いつまでも新婚時代のようなラブラブの続く結婚生活のノウハウ、動かない男を動かす方法。男が離したくない女になる方法。男を結婚に導く方法。そして時短家事や子育てにも独自のセオリーを持ち、後進メンバーに向けて発信し続けている。

【個人サイトおよび動画サイト】
夫婦円満ブログ
子育てブログ
・You Tube動画:ミコリーチャンネル


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