職場恋愛・サークル恋愛は“利害関係”に注意!別れを避ける方法

職場恋愛・サークル恋愛は“利害関係”に注意!別れを避ける方法

始まりやすいけど...。

職場やサークルのように「恋愛と直接関係なく、男女が毎日会っている場」において、恋愛は始まりやすいでしょう。それは、人が毎日見ているものの中から欲望の対象を探すことと、いつもそばにいる相手からは、意図せず異性としての魅力を感じることが多いからです。ですが、職場やサークルにおける恋愛は、ある覚悟をしておかないと大きな失敗につながります。今回は「この手の恋愛」における覚悟と方針について述べたいと思います。

ここで言う「この手の恋愛」とは、2人の利害が恋愛以外にもある関係を指します。
恋愛している男女は、相手を思い通りにしようとしたり、相手に思い通りにされないようにしようとしたりする利害関係にあります。それだけでも駆け引きは難しいのに、更に別の種類の利害があると、駆け引きは格段に難しくなるということです。

たとえば、彼と喧嘩をしたので、お互いの頭を冷やすために距離を置くべきなのに、社内で毎日顔を合わせないとならないとか、本当は優しく接したいのに、部下なのでダメ出ししないといけないという具合です。また、別れた恋人に毎日会わなくてはならなかったり、その恋人が同じ職場の女性とうまくいっていて、それを見ながら笑顔で接しなくてはいけなくなったりすることもあるでしょう。

利害関係が複数になることは職場やサークルでの恋愛以外にも起こりえます。たとえば、恋人にお金の貸し借りをすれば、お金の貸し借りという利害が新たに生じます。彼に優しくしたいのにお金の催促をしないといけなくなったり、彼と距離を置かないとならないのに、彼に「もう少しお金の支払いを待って欲しい」と言わなくてはならなかったりするのです。

複数の利害を含んだ関係において最も注意すべきことは、その両方を失う可能性があるということです。恋人と職場の両方を失ったり、恋人と貸したお金の両方を失ったりするのです。このような恋愛において取るべき方針を以下に述べます。

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方針1.『複数の利害関係は持たない』

職場を失いたくないなら職場で恋愛をしないことです。また、大切な恋人にはお金の貸し借りをしないようにしましょう。たとえば、恋人や、片思いの彼が「じゃあ、俺と一緒に仕事をしない?」とか「うちの職場に来ない?」と言ってくることは時々あります。彼と良い関係でいたいなら、その申し出は断るべきです。

恋愛の始まりにおいて、多くの人は、何の考えも無く、恋人や恋人候補と色々な利害でつながろうとします。仕事を紹介したり、友達同士で仲良くなったり。しかしここに恋愛以上の関係が出来上がると、駆け引きができなくなり、大きなリスクを背負うことになるのです。

方針2.『利害関係を持ってしまったら優先順位を決める』

ほとんどの人は感情や衝動に従い、何も考えずに恋愛をはじめるので、職場やサークルで相手を探すなと言っても難しいかもしれません。彼がどうしてもお金を貸して欲しいと言ったら、断れない女性もいるかもしれません。そのような関係を始めるべきではないのですが、もし始めてしまったら、優先順位を決めておきましょう

たとえば、彼との恋愛関係が最優先と考えるなら、いざという時、職場を犠牲にすると決めておくのです。そうすれば自ずと方針が決まります。たとえば、「仕事が出来ない彼で、彼の言うとおりにしたら、プロジェクトが失敗する」と思っても、彼との関係を優先するなら、「彼が何を言おうと、ダメ出しをしない」と決めておくのです。

たとえば、恋人に30万円を貸していて、その彼とどうしてもうまくいきたいなら、その30万円は、いざというときは彼にあげたと考えて諦める覚悟をしておきます。もし彼に借りているなら、もしもの問題が生じた時には、消費者金融に借りてでもすぐに返すことです。

優先順位が決まれば、片方は失っても、もう一つは失わずにすむ可能性が高まります

方針3.『両方を良い状態に保つ』

1や2の方針に従えないこともあるかもしれません。その場合は、その複雑な関係を維持するしかありません。ここですべきことは、複数の利害関係を常に良い状態に維持する努力です。

たとえば恋愛関係が行き詰まれば、彼を不安にさせたり、連絡がつかなくなるような駆け引きを始めないといけなくなったりします。その結果、もう一つの利害関係も悪化するでしょう。その影響を最小に食い止めるために、普段良い状態に保っておく必要があるのです。

たとえば、仕事がうまくいっているなら、彼と結婚するための駆け引きとして、彼に半年は、「仕事上のダメ出しをしない」という時期を作っても、プロジェクトの失敗を避けられるかもしれません。2つの利害の危機が重ならないように、普段からケアしておくことです。もし重なってしまった場合は、2に従わなくてはならなくなります。

利害関係はスッキリ明確にしたほうが、恋愛も仕事も、そして友情も上手くいきます。ですので、3はお勧めしません。ただ、そうせざるを得ない関係があります。たとえばそれは結婚です。

結婚は、恋愛と家族という2つの利害が絡んでいます。だから駆け引きはとても難しくなります。子供がいるから距離がおけなかったり、女性らしさを維持できなかったり、男性にダメ出しをしなくてはならなかったりします。

その場合3に従って、その中で出来る範囲の駆け引きをするしかありません。そして、この場合も、2に従ってたとえば、時には家族を犠牲にして、食事を一切作らなくするとか、実家に帰ってしまうなどの駆け引きが必要となります。

恋の教訓
どちらかを捨ててもいいと
覚悟を決めると
利害関係はスムーズに

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ぐっどうぃる博士

ぐっどうぃる博士 (恋愛カウンセラー)

理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。
現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。
近著に『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』がある。
他にも『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、『恋で泣かない女になる61のルール』(講談社)などがある。
ぐっどうぃる博士の経歴はこちら

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