本音は言葉の中にある!相手の本心を見破る5つのヒント
意図は何か?
恋愛において、彼の考えていることが分からなくなったり、いつのまにか行き違いが生まれていたり、急に理不尽な態度をとられ、苦しんだりすることはないでしょうか?このような事態を避けるには、常日頃から、相手が話す言葉そのものに注目することが重要です。たとえば、“結婚を前提に付き合って欲しい”という言葉は、ある人にとっては、プロポーズですが、別の人にとっては、「相手を口説くための口実」、そして、またある人にとっては、「真面目に付き合いたい」くらいの意味だったりします。
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多くの女性がそうなのですが、相手が自分と違う意図、違うルール、違う性質で言葉を使っているということを考えたこともない人は、恋愛がうまくいかないでしょう。今回は相手が発する言葉そのものに注意することで、誤解を減らし、相手とのスムーズな関係を保つ方法をお話します。
言葉において、僕は基本的に次の5つを気にしています。
※「本音は言葉の中にある!相手の本心を見破る5つのヒント 」は聴いて学ぶことができるようになりました!通勤中、通学中などにラジオ感覚で簡単に学ぶことができます!ぜひご視聴ください。
言葉における注意点5つ
- ・1.相手の言葉で自分に生じる感情
- ・2.言葉と言葉、言葉と行動の共通点
- ・3.どこまで自分の話をするか?
- ・4.どこまで誤解の生じない話し方をするか?
- ・5.どこまで言葉を誠実に使うか?
これらの注意点について、以下のCHECKで説明しましょう。
CHECK!男の本心を見破る5つのヒント
1.相手の言葉で自分に生じる感情
コミュニケーションにおける言葉には「言葉そのものの意味」の中に「相手を動かそうとする意図」が含まれていることが多いです。
たとえば、彼に“そのピアス似合ってるね”と褒められたことを嬉しく思ったとしても、実は彼にとってはピアスのことはどうでもよく、ただ単にあなたに好かれたいためのお世辞を言っただけかもしれません。
“もう少し早く出会っていたら付き合えたのに”、“前の彼女はもう少し優しかったよ”など、男性の話す言葉は、あなたの感情を動かすでしょう。この時、言葉そのものより、自分にどんな感情が生じるかに注意すると、彼の意図が見えてきます。
2.言葉と言葉、言葉と行動の共通点
言葉では“人ごみが苦手”“仕事が忙しい”など色々なことを言っているけど、いつもデートを断っているなら、それが彼の本音だったりします。
先ほどのピアスの例で言えば、彼の言葉が、「いつも」あなたを嬉しくさせるなら、彼は、ただ、あなたに好感を持ってもらいたい人かもしれないということです。この時、彼に主張はなく、あなたに好かれること、あなたに嫌われないことが軸となっているかもしれません。会社で言えば上司に媚びたイエスマンです。このような人を「価値観が合う」とか「親しい男友達」と思うと誤解します。
3.どこまで自分の話をするか?
自分の話ばかりする人、相手の話を途中で遮って話す人は、あなたに関心がありません。あなたの話を表面的にしか聞いていないため、誤解が生まれやすいです。この場合、あなたは、自分の話をするのを止めましょう。相手の話をよく聞き、相手に合わせた会話を心掛けてください。そうすれば、その相手との誤解は生じにくくなるでしょう。
4. どこまで誤解の生じない話し方をするか?
誤解が生じやすい話し方をする男性がいます。彼らの話には、主語や目的語がなかったり、「こそあど言葉(指示代名詞)」を使う時も、何を指した言葉なのか明確でなかったりします。また、一部の男性は、難しい単語や、自分が創った言葉を多用します。そして、彼らは思い込みで話をどんどん進めていくでしょう。
もし、相手がこのような話し方をする男性なら、あなたが誤解の生じない話し方をする必要があります。主語、目的語、こそあど言葉をきちんと使い、“それは、こういう意味で言ってるの?”と言葉を言い換えて質問するとか、“もう少し具体的に教えて”と聞くなどして、彼の言っていることと自分の理解していることが同じかどうかを度々確認しなければなりません。
5. 言葉をどこまで誠実に使うか?
安易に嘘をついたり、見栄を張ったり、ごましたり、根拠がないのに断言をしたり、簡単に約束を破ったり、言葉と行動がいつも一致しない人たちを、僕は「言葉を誠実に使わない人」と呼んでいます。
会ったばかりの女性に“結婚したい”、“子供が欲しい”と極端なことを言う人もその可能性が高いです。彼らは、言葉を軽んじており、小手先で相手を動かせると思っていて、あなたと誠実に付き合う気がありません。彼らの言葉は、話半分に聞き流し、深く関わらない方が良いでしょう。
これらと合わせて、相手の口ぐせもチェックしましょう。ある人は“はっきり言って”と言った時、感情的になっています。“とはいえ”という言葉を多用する人は、物事を熟考せずに話す人かもしれません。“ちょっと”、“一旦”、“取りあえず”、“一応”を多用する人は、相手を誤摩化し、自分の思い通りにしようとする人で、その結果、あなたにストレスやトラブルをもたらすでしょう。
このような言葉は、相手の性質だけでなく、相手があなたをどうしたいかとも関係しています。たとえば、友達でいる時の彼と、恋人になった彼で言葉の性質が変わる事がありますし、感情的になったとき、言葉の性質が変わったりもします。言葉の変化にも注意して、相手と誤解のない関係を築きましょう。
恋の教訓
彼の言葉
そのものに注意して
誤解が生まれないようにしよう
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ぐっどうぃる博士 (恋愛カウンセラー)
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。
現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。
近著に『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』がある。
他にも『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、『恋で泣かない女になる61のルール』(講談社)などがある。
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