長続きするカップルの秘訣!男を惹き付ける「4つの魅力」前編
男性が求める、女性の「魅力」。
多くの男性を惹き付け、目標の男性と付き合い、付き合ったら長続きし、結婚相手のスペックも高く、結婚後もハッピーという女性は少なく、皆どこかでつまずいています。その原因は、前回までに紹介した男性を惹き付ける「4つの魅力」をきちんと理解していないからかもしれません。
そこで今回は、男性が求める「4つの魅力」が、どのような男性に有効か、恋愛のどの時期に重要なのかを掘り下げます。
その前に、ここで初めて「4つの魅力」という言葉を知る方もいらっしゃるでしょうから、簡単におさらいします。
■男を惹き付ける「4つの魅力」
1つ目は、「性的な魅力」 。見た目のかわいさや女性らしい振る舞いなど、男性が恋をするときに重要となります。
2つ目は「パートナーとしての魅力」 。一緒にいると、安心感があり、楽しく、疲れず、飽きのこない居心地の良い相手に感じます。同性にも通じる魅力でもあります。
3つ目は「結婚相手としての魅力」 。男性が結婚を考えた時、相手に求める魅力です。実年齢の若さ、経済観念、料理や家事が得意そうなどがここに入ります。
4つ目は、「自由を邪魔しない魅力」 。恋人や妻に自由が奪われるのを、一部の男性は恐れています。それを奪わなそうな女性に感じる魅力です。
男性は、女性をこの4つの視点で見ていて、この4つ以外の魅力はどうでも良いと思っています。フラダンスが得意でも、野菜ソムリエの資格があっても、一流企業で働いていても、海外旅行の経験が豊富でも、この魅力にそっていないなら、男性にとってどうでも良いのです。
重要なことは、多くの男性は、このすべてではなく、いくつかを重視しているということ、また時期によって重視する魅力が変わるということです。今回はこのうち最初の2つを掘り下げます。以下のCHECK項目を読み、上手に利用して、理想的な恋愛や結婚をめざしましょう。
CHECK!「性的な魅力」と「パートナーとしての魅力」、ここがポイント!
1.性的な魅力
若い男性、恋愛経験の少ない男性は、女性の「性的な魅力」に特に惹かれます。彼らは見た目のきれいな女性は他の魅力も持っていると勝手に思っています。一度も話したことがない女性を「優しい人」と決めつけたり、「癒される」と思ったりします。
また、「セックス至上主義」 と僕が呼んでいる、女性と体の関係を持つことや、モテることこそ人生において重要だと考えている男性がいて、彼らは当然ながら、性的な魅力を重視しています。
彼らの多くは、女性の内面にこだわりません。一言で言えば「かわいければ、何でもいい」と思っています。彼らは、合コンやパーティなど、女性がいそうな場所に常に顔を出します。
僕が「男子校系の男性」 と呼んでいる、女性を異性として強く意識する男性も、この魅力に惹かれます。彼らにとって女性は異世界の存在で、大切なときはお姫さまであり、どうでも良いときは(人ではなく)商品のように扱います。こうあるべきだという女性像が決まっていて、そこから外れると、彼らにとって魅力がなくなります。
すべての場合において、性的な魅力は男性を病的なハイテンションに導きます。短い時間でたくさんの男性を惹き付ける力があり、女性と体の関係を持ちたいと思う動力源でもあります。一方で、この魅力は上手に距離をコントロールしないと、すぐに冷めさせてもしまいます。
性的な魅力で「男を惹きつける女」に誰でもなれる6つのポイント
2.パートナーとしての魅力
男性は、女性に振り回されたり、退屈な恋愛を経験したりするうちに、徐々にパートナーとしての魅力を重視するようになります。また、多くの女性は、年齢とともに性的な魅力が失われていくので、パートナーとしての魅力を持っていることが重要となります。この2つのことから、20代半ばからこの魅力を持っていない女性がモテなくなっていきます。
「非セックス至上主義」 と僕が呼んでいる、女性と体の関係を持つことや、モテることに関心がない男性は、特にパートナーとしての魅力を重視します。
また、「共学系の男性」 と僕が呼んでいる、女性を異性というより、仲間として見ている男性も、この魅力を重視するでしょう。
パートナーとしての魅力が伝わるのには時間がかかります。同じ職場やサークルで半年くらい一緒に過ごして、徐々に惹かれていきます。
この魅力しか持たない女性はモテません。性的な魅力を持つ女性に、短期間で好きな人を奪われてしまいます。一方で、一度付き合えば恋愛が長続きしやすく、遊ばれることもなく、復縁もしやすいでしょう。
結婚を考えず、恋愛だけを意識するなら、「性的な魅力」と「パートナーとしての魅力」の2つが基本的な持つべき魅力となります。
ところが、たとえば見た目のキレイな女性は、性的な魅力で男性を惹き付けられるため、パートナーとしての魅力を磨くことを忘れがちです。パートナーとしての魅力が低くても、男性たちがちやほやしてくれ、あたかもその魅力があるかのように勘違いします。女性が退屈な話をしても、男性が話を合わせてくれ、笑ってくれたりするのです。そうして、パートナーとしての価値の低い美女が育っていく訳です。
一方でパートナーとしての価値が高い女性の一部は、性的な魅力を軽視しがちです。男性に性的な存在として見られること、男性を惹き付けるために見た目を磨いたり、恋愛指南書を読むことに抵抗を感じたりします。
でも実際には、どちらかが欠けていると恋愛が始まらなかったり、付き合いがうまく行かなかったり、長続きしなかったりするのです。従って、この2つの魅力はどちらも磨き続けましょう。そして、魅力に偏りがある女性は、自分の向いた場所で相手を見つけることを勧めます。
次回は残り2つの魅力と、全体のまとめをします。
恋の教訓
恋愛では性的な魅力と
パートナーとしての魅力の両方を磨き、
上手に使うこと。
ぐっどうぃる博士 (恋愛カウンセラー)
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。
現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。
近著に『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』がある。
他にも『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、『恋で泣かない女になる61のルール』(講談社)などがある。
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