アラサー、仕事大好き人間の私が結婚できた理由(1) ~ターゲット設定~
出会い べにばな
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「結婚はする気になれば出来る」「多少妥協すれば結婚は出来る」
そう思ってはいませんか?私もそう考えていた一人です。そして実際「結婚したい」と思った時、この考えの甘さに気づきました。20代前半などの女性ならばこれも当てはまるかもしれません。しかし30過ぎまで仕事やプライベートを優先してきた女性にとって「妥協」は簡単なことではないのです。
そして「婚活」「自分磨き」を押してくるメディア情報を鵜呑みにしてはいけません。闇雲な「婚活」や「自分磨き」はむしろ結婚を遠のかせるからです。ではどうすれば良いか?婚活は一人一人異なる戦略が重要となってきます。その戦略について今回実体験を交えてお話ししたいと思います。
そもそもなぜ今「婚活」「恋活」などという言葉が流行っているのか?
★女性が自分自身で稼ぐことが出来るようになり一人でも経済的に自立して生きていけるようになったから。
★経済力を得たことで結婚や恋愛以外に楽しめるモノ・コトをも得られる機会が増えてきたから。
以上のことから女性が結婚や恋愛に必然性を感じられなくなった、と言われています。かくいう私もこの時代感覚を持った女性の一人でした。
働きマンとして充実した生活を送っていた私ですが、30歳前後になり同じようにバリバリ働き、毎晩のように夜遊びしていた女友達たちがあれよあれよと結婚、出産(デキ婚含む)していくじゃありませんか!同じ感覚を持っていると思っていたのは私だけ!?「一生独身でいようね♪」「将来女だけでシェアハウス暮らししようよ!」なんて怖い約束を交わしていたわけではありませんが(笑)、なんだかちょっぴり寂しさや焦りを感じたのも事実でした。
そして嫁いだ彼女たちは二言目に「子供が欲しいから」「リミットがあるからね~」と言うのです。現代女性にとって「結婚」の魅力は落ちたとしても「子作り」は一人では行えません。人生の100%近く仕事に費やしていた人たちにとっても「子作り」「母親としてのリミット」というのは未だ大きなものなのだ、と遅ればせながらその意味を理解したのでした。
そう頭では理解できても「じゃあどうやって結婚相手を見つければいいの?」「そもそも、好き勝手楽しく生きてきた私が奥さんになれる?」とまあ不安しか沸いてきません。それくらい結婚について何も考えていませんでした。
そこで「婚活」「恋活」をしている先輩方にまずはならって、合コン、異業種交流会、イベント、結婚相談所、お見合いサイト、、、ありとあらゆる出会いの方法を試してみることにしました。
が・・・すぐに疲れ、飽きてしまいます。なぜか?自分の求める相手のターゲット設定がしっかりされていないため、どういう基準で人を見ればいいか分からないのです。闇雲に行う婚活は一言で言えば「時間の無駄」でした。「結婚」を目標に決めた今、日本の婚活市場では1歳でも若い方が有利という現実があるため(上記の子供を産むというリミット含め)少しの時間も無駄にすべきではありません。
また、本命が送球されないのに素振りを続けていると心身が摩耗しモチベーションも低下します。もしこういった婚活をしている方がいらっしゃったら、一刻も早くやめることをおススメします。頑張れば頑張るほど結婚に遠のくことになるからです。
ここで私はすぐさま婚活時短バージョンに切り替えました。
まず最初に行ったのは、
(1)ターゲットの設定・・・これまでの恋愛や人生を振り返り、どういう男性ならば好きになれるか?一緒に生きていけるか?を考えてみました。私は優先したいポイントを3つに絞ることにしました。
次に、
(2)ターゲットの精査・・・上記のポイントを軸に数名の男性と会い、男性のスペック、情報を一覧にしました。年齢、出身地、家族構成、最終学歴、職業、趣味、最初の待ち合わせの決め方、好む話題、食べ方、などを比較分析。ある程度の数に絞るため、足切のラインは設定すべきですが、可能性があるならば実際会って情報確認をするのが時短になります。(自身の目を養うことにもつながります)
そして、
(3)ターゲットの伴侶イメージに自分を近づける・・・これら3つのポイントを目標としたからには、自身もそういった男性と付き合い結婚して生活をしてゆくにふさわしい女性にならないとスムーズな結婚生活が送れないであろう、と行動を意識的に変えていきました。
具体的には「仕事中心の生活からプライベート中心の生活にシフト」「夜遊びをやめて家に真っ直ぐ帰る」「洋服や化粧品の散財を抑える」等・・・
婚活をするまで、結婚しようと思えばすぐ出来ると思っていましたが、それは大きな勘違いだったことに気が付きました。
婚活の目標は「結婚相手を探し、結婚する」ということですが、そのためには婚活市場(需要と供給の関係性等)を理解すること、望む結婚相手を得るにはどうすればいいか(どういう場に行くか、どういう自分で売るか)、そのために自分自身や人を客観的に読むことが必要になってきます。
以上私の婚活体験を踏まえて、これから結婚を考えたいと思っている女性はまず以下3点を行うことをおススメします。
1)「どういう人と結婚、生活をしたいか」を明確にすること。(ターゲット設定)
2)「ターゲット男性を見極める術、機会」を持つこと。(ターゲットの精査)
3)ターゲットになる男性と結婚生活を送るにはどういう自分が必要かを考え、準備していくこと。(ターゲットの伴侶イメージに自身を近づける)
結婚や恋愛がうまくいかない女性の共通点に「客観性が低い」というものが挙げられますが、そういった意味でも、「婚活」は客観性や現実検討能力を磨く最適の場でもあるのです。
なかなか望む相手に出会えず辛い思いもするかもしれませんが、これこそ本当の意味での「自分磨き」なのではないか、と思います。ですので、「長年付き合ってる彼氏から結婚の話がでない」「相手がいないけど婚活する気力が起こらない」などという女性たちにもぜひ一度「婚活」をトライしていただきたいなと思います。
次回は「婚活の落とし穴」について書きたいと思います。