【2】復縁したいなら、◯◯に溺れるのではなく、◯◯を見極める。
本気で元彼と復縁したいなら「復縁できない女の特徴」の逆をやればいい。
前回のレポートで、そう お伝えしました。
今回は、具体的な内観の方法をお伝えします。
※ 前回までの記事はコチラです。
【1】復縁できない女の特徴・・・当てはまるなら要注意!
■貴女が復縁できるかどうかは、ここで分かる。
復縁できない女は鈍感で、幼い感性で生きている。
精神的な弱さがあり、自分の問題に気付けない。
フラれても 尚、元彼のことを必死で追いかけ、未練と後悔に呑まれ、
悲劇のヒロインになってメソメソしている。
自分の内面的な気付きや学びを得ようとせず、的外れな頑張りで余計に疲れる。
復縁情報を必死でかき集め、小手先のテクニックや作戦にすがる。
私は前回、「これらの逆をやれば復縁の確率は上がる」と言った。
そして「復縁できない女の特徴から、貴女はどういう共通点を抽出できただろうか。
どういう気質が、復縁できない理由になっていて、
どういう具体的な努力や成長をすると、復縁できる理由や気質を増やすことができるのだろうか」
・・・と貴女に問いかけた。
で、本気で復縁したい貴女は「自分の頭で」私の質問に答えただろうか?
自分なりの答えを「自分の頭で」考えて(こうじゃないかな?)とか、
(逆って、どういう意味だろう?こういうことかな?)と内観しただろうか?
それとも(なんだろ?)と思うだけで 自分では何も考えず、答えも出さず、
【 復縁したいのは 貴女なのに 】私の見解を待って ボーッとしてただろうか?
ボケーッとしてた貴女は、復縁できる訳がない。
そして、そんな女だから フラれるのだ。
感性が鈍いし、問いかけられても他人事。
赤の他人の見解を「待つ」だけ。
人の答えを受け取るだけ。自分の脳みそを使わない。
その怠惰が、フラれた原因だし、復縁できない原因だ。
前回のレポートは、私が貴女に出した 強制的な「宿題」なのか?
「私が」考えなさいよと言わなければ、貴女は内観しないのか?
前回のレポートは、貴女の「目標」に対するヒントなのか?
「貴女が」ヒントになると感じていれば、今回のレポートも読んでいると思うが、
「復縁する方法」は 私だけが考えて伝えて、貴女は何も考えなくていいのか?
貴女は、前回のレポートを読んで何か内観しただろうか。
そういう、内面の行動を起こしただろうか。
本気で復縁したい女は「自発的に」内観する。
紙に考えを書き出したりして、私の見解を踏み台に新しい切り口を見つけ出そうとする。
前回のレポートをサラッと読んだだけで何もせず、
(とにかく復縁したい!早く答えを教えて!)と思っている女に、用はない。
私の真意が伝わる訳がない。感性の鈍い女は復縁できないし、レベルの高い恋愛もできない。
本気で復縁したいなら、下記の私の見解を読む前に
「自分なりの答え」を言語化する時間をとって欲しい。
――――――
復縁できない女の共通点は何か。
どういう気質が、復縁できない理由になっていて、
どういう具体的な努力や成長をすると、復縁できる理由や気質を増やすことができるのか。
――――――
独り静かに自分の内面と向き合い、思いを紙に書き、しっかり内観して欲しい。
貴女も自分で、自分の恋を復縁する方法を考えて欲しい。
本気で復縁したいなら、自分を甘やかしてはいけない。
■復縁できない女の共通点
恋愛に正解がないように、復縁する方法や考え方にも正解はない。
復縁できるかどうかは、貴女が【 自分がしてきた交際 】について、
どれだけ深く、的確に分析できるか にかかっている。
本気で内観したら、貴女なりの答え = 復縁の方法は ちゃんと出てきたと思う。
それは例えば「未練を断ち切る」とか「執着を手放す」「感性を磨く」
「精神的に自律する」「自分の課題を見つける」「テクニックに溺れない」などなど、
復縁できない女の共通点を見つけ、そこから復縁できない理由を言語化し、
改善する努力や方向性 = 復縁する方法をイメージできたと思う。
私が「逆をやればいい」と言ったのは、大きな意味で言うと そういうことだ。
それは各自の失敗経験によって原因も異なるので「逆をやればいい」と私が言えば、
貴女は自分を振り返り(あれだな。あれで失敗したから、あの逆をやればいいのかも・・・)と
何かしらの答えがヒラめいたと思う。だから、それをやればいい。
大事なのは、自分の頭で考えて答えを出すことであり、
「逆は何か」「正解は何か」を当てることではない。
そして次に、私の個人的な見解を「貴女の答え」に付け加えて欲しい。
――――――
私は、復縁できない女の共通点は【 価値に溺れている 】ということだと思っている。
――――――
復縁したい女たちは、時間を巻き戻して欲しいくらい、元彼にいまだ恋している。
「逃がした魚は大きかった」的な、すごく大きな価値を感じているから、
なんとしても復縁したい!と必死になる訳だ。
交際中にダラダラ付き合ったり 痴話ゲンカをしている時には、たいして価値を感じていないが、
居なくなって初めて、その男の価値を感じている。
(もう戻れないんだ・・・)と思えば思うほど、その男の価値を感じている。
交際中、彼女で居れることの価値を感じていないから、彼氏に感謝ができない。
感謝できないから傲慢になる。傲慢になるからフラれる。
フラれて初めて自分の傲慢さに気付き、後悔し、未練を爆発させる。
と同時に「失ってから目覚める」ので、そこで元彼に強烈な価値を感じ始める。
価値に溺れているので(何が何でも絶対に復縁したい!)という気持ちを手放せない。
その価値を取り戻すため、あらゆる情報を求め、またそこで情報に溺れる。
不安を打ち消し、未練に泣き、手にしていた価値を思い出しては「もぐもぐ」噛み締める。
すべては、強烈な価値に溺れた言動となる。
終わった恋愛、してきた交際への価値に溺れれば溺れるほど、復縁はできなくなる。
■その恋の価値に溺れるのではなく、質を見極める。
復縁できない女の「逆をやればいい」の答えは、貴女が内観で導き出したはずだ。
だから私は逆ではなく、違う視点、別の切り口で貴女の復縁を内観してもらいたいと思う。
当時の交際を、よーく思い出して欲しい。
貴女が交際中、「本当に」価値を感じていたなら、その恋を絶対に大事にしていたはずだ。
(これを失ったらヤバイ。これは唯一無二の大事な人間関係だ )と痛感していたら、
今に感謝できていたはずだし、(もっとイイ女になろう)とか、(もっと良い交際になるよう、
お互い、人間的に成長していこう!)と思えたはずだし、その視点に気付けたはずだ。
でも、貴女も彼もそこに気付けていない。
もしくは、そもそもその恋に、そこまでの価値を感じていなかったから、別れている。
彼は(もう、いいや。この女はいらない)と思い、
貴女も(もう、いいや。終わっても仕方ない)と、どこかの地点で思っているから、別れている。
どちらかが、その交際の【 質の悪さ 】を感じ始め、価値を感じなくなり、
「いらない」と判断したから、今がある。
――――――
(別格の恋だ!大事にしなければ!すっごく価値のある 貴重な恋だ!)と
交際中に思えない、気付けない恋に、どれほどの価値があるのだろうか。
――――――
本気で復縁したいなら、交際中に感じてもいない「価値」に溺れるのはやめよう。
本気で復縁したいなら、交際中に低下した「質」を徹底的に内観し、分析しなければいけない。
貴女は何故、彼と交際中に「今、感じている価値」を感じなかったのか。
貴女は何故、彼と交際中に「人間関係としての質」を落としてしまったのか。
復縁したい貴女は、後悔している。
後悔している人間は、その交際で やり残したこと、失敗したことを抱えている。
貴女は交際中、自分の何かに溺れていたから、価値を感じることができずにいた。
貴女は交際中、自分の何かに翻弄されていたから、
彼との「人付き合いの質」が悪くなっているのに気付けなかった。
この【 自分の何か 】を克服しないと、復縁できない。
自分以外の誰かと どんなに距離が近付いても、質を落とさず、
価値を維持する能力を身につけない限り、貴女は貴女に恋を邪魔される。足を引っ張られる。
そして もう1つ、内観の切り口。
そもそも、その交際に【 貴女が本当に求める 恋愛関係、人間関係の良い質 】がなかったから、
貴女は当然、価値を感じず、別れに至ったのかも・・・と、自分の当時を振り返ってみよう。
今、あの恋に価値を感じるのは「デートする相手がいない寂しさ」から来るものかもしれない。
今の孤独に耐えられない寂しさから、相対的に元彼が良く見え、価値があるように
錯覚しているだけかもしれない。
当時は価値があるとは感じられなかったのに、
今は価値があると感じてしまう原因を内観、分析することが大事だ。
――――――
恋や仕事、お金や人間関係など、すべてに言えることだが。
人は(良質だ!)と自分の 魂 が震えれば、それに価値を感じ、ずっと大事にする。
人は(良質だ!)と自分の 魂 が震えなければ、それに価値を感じず、どんどん大事にしなくなる。
――――――
復縁したい貴女は交際中に(良質だ!)と、魂レベルで感動していたのだろうか。
感動していたのなら、何故、貴女は彼にフラれたのだろうか。
貴女が魂レベルで感動し、その恋に価値を感じ、彼との関係を本当に大事にしていたのなら、
やり残したことなんて絶対にないはずだ。
(ここまで真摯に大事に付き合ってきたのにフラれたのなら、もう仕方ない)と
「やりきった感」があるはずだ。
でも、今の貴女にはそれがない。
やりきってない = 交際中に「手を抜いた」から、後悔しているのだ。
その程度の恋愛に、どれだけの価値があるのだろう。
復縁したい女たちは「あの人以上の男に出会える気がしない」などと言うが、
「だったら、交際中に手を抜いて 後悔して 復縁なんか望むなよ。
別格の男との交際に 手を抜く女はいないんだよ」と、私は言いたい。
■自分と元彼の気質を分析する。
ここまで内観しても(それでもやっぱり、元彼と復縁したい)と思うなら、
「あの時の質では絶対にダメだ!」ということを、肝に銘じて欲しい。
復縁したいのだから、価値を感じるのは当たり前。
そこに溺れてダラダラ時間を過ごしてはいけない。
大事なのは、戻った時に「絶対に質を上げてみせる!」という決意と、
「どうやって質を上げるのか」という具体的な方法だ。
それを自力で見出せないのなら、貴女は復縁できない。
質の悪さは貴女だけが作ったのではない。恋愛は2人でやっている。
2人の人間性が未熟で傲慢だったから、質が低下した。
例えば、貴女の気質が「レバー」で、彼の気質が「納豆」だとする。
貴女は、レバーと納豆で美味しい料理を作れるだろうか。
作れるなら、質を上げる具体的な方法を貴女は見つけ出すことができる。
作れないなら(仮に復縁できても質を上げられない)と理解できるので、理性的に諦められるだろう。
例えば、貴女の気質が「レバー」で、彼の気質が「ニラ」だとする。
貴女は、レバーとニラで美味しい料理を作れるだろうか。
当時の貴女は、レバーの下処理をしなかっただけかも知れない。
ニラを弱火でコトコト煮込んでいたのかも知れない。
料理方法を知らなかっただけなら、質を上げる具体的な方法を訓練して復縁を目指せばいい。
食べ合わせの悪い食材同士を上手に調理するのは、誰でも難しい。
レバーにも罪はないし、納豆にも罪はない。自己嫌悪や自己卑下する必要なんてない。
「レバー女」は「ニラ男」と付き合えばいいだけだし、
「納豆男」は「豆腐女」とか「卵ごはん女」と付き合えばいいだけだ。
質の低下を招いた原因を内観し、分析する為には、
各自の「自分らしい気質」を分析することが大事だ。
それは相性と呼ばれるものだが、貴女が価値に溺れず、質を見抜こうとすれば、
復縁できる可能性や、復縁できた後の交際イメージも、今、この瞬間に見極めることができる。
オスやメスとしての自分たちではなく、ひとりの人間として
各自の人間性を見極める為に、過去を思い出そう。
そこにヒントがいっぱい隠されている。
ヒントから答えを導き出せるのは私ではなく、その恋をしてきた貴女なのだ。
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私の意見が絶対に正しい訳ではありません。
大事なのは、私も含め、誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、
貴女の心に響いた良い部分だけを、貴女が判断し、情報を取捨選択することなのです。
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■あとがき
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。
大事なのは、価値よりも質。
良質であるからこそ、価値も高くなるのです。
恋愛がうまく行かない女性や、婚活などで苦戦している女性の多くは
相手男性の条件などに価値を見出そうとして、それに囚われすぎています。
価値の奥には、質があるのです。
価値は目に見えやすいものが多いけど、質は見えにくい。
洞察力や分析力のある女だけが、他の女よりも先に男の質を見抜いています。
質を見抜ける女性は、条件ではなく人間性でイイ男と付き合えるし、
質を見抜ける女性は、価値が上がっていくであろう未開発の男と付き合い、
惚れた男を成功者へと導いたりします。
良い恋愛をしたいなら、人間的な質を見抜ける女になりましょう。
本気で復縁したいなら、当時の交際の質を思い出し、
改善の余地が本当にあるのか、冷静に分析しましょう。
そして「本当の自分は」どういう質の恋愛や交際をしたいのか、
しっかり自己分析していきましょう。