【図解　恋愛】ピラミッド理論　その6 夢のある男、かなり忙しい男

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夢のある男

夢のある男。夢のある男には2つのタイプがいる。一つは人生における本当の夢を追い求めるタイプ。もう一つは今の自分のふがいなさを隠すための現実逃避のタイプ。ここで扱うのは前者のタイプである。
夢のある男は輝いて見える。そしてその輝きに女性は引き付けられる。ミュージシャンや役者、一流の芸術家や作家、スポーツ選手などこのタイプはいろんなジャンルに幅広く存在する。
このタイプの男は人生の大部分の労力を夢に費やす。したがって、コストやリスクを伴う恋愛は片手間にならざるを得ない。そして多くは責任が生じる「結婚したい距離」や「付き合いたい距離」に女性を配置することに躊躇する。このタイプには下図のようにその場所の手前には壁が存在する。

　図１．夢がある男のピラミッド内の壁の存在

もし夢のある男と結婚したかったり、付き合いたい場合にはこの壁の扉が開く必要がある。

壁の扉を開くのはいつなのか？

お分かりであろう。扉が開く条件それは「夢が叶うこと」あるいは「夢を断念」である。そしてそのとき、あなたがしかるべき場所にマッピングされていればひとつ上の距離に昇格する可能性がある。さらにそのときあなたの価値が高ければその可能性はより大きくなる。

　図２．夢がある男の壁の扉が開くとき

夢の実現や断念は人生においておそらく一度だけであろう。したがってこのタイミングにあなたがしかるべき場所にいることはかなりの運が必要である。夢が実現したかどうかの判断が彼の主観に依存することを考え合わせると、夢のある男性との恋愛はなかなか厳しいものになると思われる。

かなり忙しい男

かなり忙しい男。前回、超忙しい男のピラミッド形状について説明した。この２つのタイプの違いは忙しさに期限があるかどうかにある。超忙しい男は生きる目的が「忙しさ」にある男である。したがって基本的に「忙しくなくなる」ことは無い。それに対し、かなり忙しい男は忙しさに期限がある。忙しくなくなり落ち着いた状態、それがそれなりの期間そして少なからずある、ということである。

かなり忙しい男のピラミッドの特徴は夢のある男のそれと酷似している。忙しい間は恋愛に費やす労力が無い。そして恋愛における責任をとることを嫌がる。夢のある男同様に「結婚したい距離」や「付き合いたい距離」の手前には壁が存在する。

かなり忙しい男の場合もこの壁の扉が開かなければならない。もうお分かりのことと思うが、それは忙しさが一段落したとき、例えば重要なプロジェクトが終わったときや出世の目標が達せられたとき、あるいは海外出張から帰ってきたときなどが考えられる。

　図２．かなり忙しい男の壁の扉が開くとき

夢のある男と条件は大分似ているが、ひとつだけ大きな違いはかなり忙しい男の場合は、扉が開くチャンスは一度だけでは無いということである。
このタイプの男性に対しては辛抱強く扉が開くチャンスを待つことであろう。そしてその時に備え、価値を高めることが重要となる。

注意すべき夢のある男

夢のある男の中には注意すべき男が少なからずいる。夢を追っていることは間違い無いのだが、それに惹きつけられる女性との責任を伴わない恋愛を楽しむ男である。このタイプの男の壁の扉が開くことは無い。
夢を追いながらも複数の女性に労力を使い男がいたらこの手の男だと疑う必要がある。

夢のある男、かなり忙しい男と尽くす女

夢のある男の壁の扉が開くには夢の実現、あるいは断念が必要となると書いた。女性は壁の扉をできるだけ早く開けたいだろう。女性が夢のある男の夢の実現のために支える理由はここにある。同様にかなり忙しい男に対しても同様の心理が働く。
さらに恋愛に労力を費やすことができないこれらのタイプの男は相手の女性に居心地の良さを求める。

したがって夢のある男、かなり忙しい男と支える女性との相性はとても良い。そしてその相性は決して悪くない。