【図解 恋愛】感情変化グラフ その2 感情コントロールを妨げるもの



感情コントロールを妨げるもの

前回、【図解 恋愛】感情変化グラフ その1 失恋後の感情コントロールで、失恋後の感情のコントロール、4つの感情(寂しさ、恐れ、悲しみ、怒り)を均等に感じることで、それぞれの感情が落ち着くことについて説明した。
ところがこの感情のコントロールを妨げる要因がある。感情がまだ落ち着いていないとき、あるいは過去の感情が残ったままのとき、失恋の相手から不愉快な思いをさせられたときである。
このとき残った感情の大きさに比例して、感情は増大してしまう。


表1.感情の増大

例えば表1のように増大するとしよう。それぞれの感情がある一定以下の場合(表1では3以下)、感情の増大はおこらない。十分に感情が落ち着いた後は、失恋の相手の行動にも感情は左右されることは無い。だがある一定以上の感情が残っている場合、ちょっとしたことでも感情は増大しまう。


図1.残った感情の大小による感情の増大の違い

前回のプレートゲームおいてスイッチが押されると表1のようにプレートが増えるとしよう。図1で分かるようにプレートがある一定以下ならばプレートの増大は微々たるものだが、プレートの残りが多ければプレートは増大し、もとの木阿弥になってします。
言うまでも無く、スイッチは失恋相手の不愉快な言動であり、プレートの増大は感情の増幅を意味する。失恋後の感情を十分に感じることができず残ったままのであればあるほど、失恋相手のちょっとした言動により感情が大きく湧き上がってしまうのである。

感情の増幅

トランジスタというともう死語に近いであろうか。かつては最先端技術の大きな役割を担っていたトランジスタには様々な機能がある。その代表的なものがスッチングそして電流の増幅である。


図2.トランジスタの増幅機能

図2に示すように、左のソースに溜まった電荷が、上のからのわずかな電荷によって右からに一挙に流れる。電流が流れるスイッチの機能とともに、上からの微々たる電流が増幅して右に流れるのである。

これと同様のことが感情にも起こる。失恋相手からの不愉快な言動により生じたわずかな感情が、過去の感情からの流れにより何倍にも何十倍にも増幅されてしまうのである。


図3.感情の増幅

過去がもたらす痛み

恋愛における認知バイアスの罠 その六 不安ばかりの恋愛において、人間には「経験する自己」とともに「記憶する自己」が存在することを説明した。そこでは、「記憶する自己」が感じる感情を再び経験する危険性についても述べた。もし過去の否定的な感情が残ったままだと、「記憶する自己」により人は再び苦しめられる。


図4.過去の出来事による感情の増大

これを防ぐには2つある。ひとつは、スイッチを押させないこと、すなわち失恋相手からの言動から遠ざかることである。特に失恋後の感情根ロール中には、できるだけ失恋相手から遠ざかることが重要である。
ふたつめは、過去の残ってままの感情を小さくすることである。失恋後はもちろん、そうでなくとも過去に置き去りのままの感情を十分に感じ、消費することが必要である。
もし昔の失恋相手を思い出すたびに悲しみを感じたり、怒りを覚えたりするようなら、一度、ジョングレイ著「だからあなたは今でもひとり」に記述されている愛を失ったときの癒しのプロセスを実践してみるとよい。

次回は癒しのプロセスの中でも重要な役割を持つ「怒り」の感情について説明したいと思う。

前のレポート:【図解 恋愛】感情変化グラフ その1 失恋後の感情コントロール

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