【図解 恋愛】恋愛価値グラフ その1 客観価値と評価価値
恋愛価値グラフの基礎
恋愛においては良く価値という言葉が使われる。市場価値などは皆の良く知られるところである。この特に女性に対する価値に関してはいろいろな考え方があるが、ここでは客観価値と名付け以下のの4つの魅力から計算されるものとする(参考:長続きするカップルの秘訣!男を惹き付ける「4つの魅力」前編)。客観価値=性的魅力+パートナとしての魅力+結婚相手としての魅力+自由を邪魔しない魅力
例えば、3人の異なる女性「イケイケな女性」、「真面目な女性」、「価値高い女性」のそれぞれの魅力が次のように査定されるものとする
表1.3タイプの女性の客観価値
これをグラフに表すと下図のようになる。
図1.客観価値 - 魅力を個別に表示
さらに個別の魅力を累積すると以下のようになる。
図2.客観価値 - 魅力を累積し表示
図2に見て分かるように客観価値が同じ14という値であっても「イケイケな女性」と「真面目な女性」のその中身は違っていることが分かる。魅力が異なるのである。
評価価値とは?
一般的にある現象や状態を評価する際には、評価関数という式を使用する。評価関数=(重み係数1)x(評価要素1)+(重み係数2)x(評価要素2)+(重み係数3)+(評価要素3)+・・・
要するに単なる評価要素の累積ではなく、それぞれに重み付けをしそれを累積して評価する、という考え方である。これを上に述べた価値と4つの魅力に当てはめ、それを評価価値とすると次のような式になる。
評価価値=
重み係数1 x 性的魅力
+ 重み係数2 x パートナとしての魅力
+ 重み係数3 x 結婚相手としての魅力
+ 重み係数4 x 自由を邪魔しない魅力
ここで重み係数1~4はそれぞれの魅力に対する重み付けである。
これらの重み係数の組み合わせこそが、対象の評価価値を左右する。すなわち
重み係数(ある男性)=(w1, w2, w3, w4)=その男性の女性に対する好み
と言うことが可能である。
チャラ男から見た3タイプの女性の評価価値
例を挙げて説明しよう。ここにチャラ男という男性がいるとしよう。彼は性的魅力を高く評価し、自由を邪魔しない魅力をそこそこ高く評価する。だが他の2つの魅力はどうでもいい。この場合例えば、このチャラ男の重み係数の組み合わせは以下のようになる。
重み係数(チャラ男)=(8、1、1、4)
そうするとこの重み係数を加味した場合の「イケイケな女性」、「真面目な女性」、「価値高い女性」の評価価値は以下のようになる。
表2.チャラ男の3タイプの女性の評価価値
これを先の客観価値と同様にグラフに表すと以下のようになる。
図3.チャラ男の評価価値グラフ
図で分かるように性的魅力と自由を邪魔しない魅力を高く評価するチャラ男にとって「イケイケの女性」の評価価値は「価値の高い女性」に迫るほどに高くなる。
要するに性的魅力の高い「イケイケの女性」には必然的にチャラい男が寄ってくるのである。
マジ男から見た3タイプの女性の評価価値
今度はパートナーとしての魅力を重視するマジ男のケースを考えてみる。このマジ男の重み係数の組み合わせは以下のように仮定する。重み係数(マジ男)=(1、5、3、1)
この場合、重み係数を加味した場合の「イケイケな女性」、「真面目な女性」、「価値高い女性」の評価価値は以下のようになる。
表3.マジ男の3タイプの女性の評価価値
グラフに表すと以下のようになる。
図4.マジ男の評価価値グラフ
チャラ男のときとは逆に、今度は「真面目な女性」の評価価値は「価値の高い女性」に迫るほどに高くなる。
次回以降:時間による評価価値の変化とコストについて
今回は、女性個人がもつ魅力の度合い=客観価値と、それが実際に男性がどう感じるか=各魅力に対する重みを考慮した評価価値についての基礎を説明した。もうお分かりにように一人の女性の評価は男性の女性に対するタイプ=重み係数によって変化する。したがって自分の評価価値を高めるには、自分の各魅力の値を高くするか、自分にあった重み係数を持っている男性を探すか、のいずれかになる。
さてさらにこの評価価値は出会ってからの時間に依存して変わってくる。何故ならば価値を構成するそれぞれの魅力は短期、中期、長期によって価値の度合いが変わってくるからである。
さらに「付き合う」「結婚する」という行為にはこの価値に加えてコストという要素が絡んでくる。
次回からは今回の基礎を元にこれら様々な要因を考慮した恋愛価値について話してみたいと思う。
次のレポート:【図解 恋愛】恋愛価値グラフ その2 客観価値の時間変化