【図解 恋愛】恋愛価値グラフ その4 会っているときは居心地良く・・・
距離の駆け引き
前回【図解 恋愛】恋愛価値グラフ その3 評価価値と距離の駆け引きでは評価価値と距離の関係をてこの原理を用いて説明した。図1.距離の駆け引き
さてそれでは評価価値の大小によって「手に入りそうで入らない距離」がどう変わるか、同じようにてこの原理を用いて説明してみよう。
図2を見てほしい。上図が評価価値が高い場合、すなわちてこの原理で言えば、加わる力が大きい場合である。この場合力点が支点に近くても作用点は持ち上がる。
一方、下図のように力が弱い場合、かなりてこの端までいかないと作用点は持ち上がらない。
図2.評価価値の大小による違い
評価価値の大小と距離の関係
図2から分かるように評価価値が高ければ高いほど「手に入りそうで入らない距離」の範囲が広く容易にこの状態に持っていける。一方、評価価値が低ければ、「手に入りそうで入らない距離」の範囲が狭く、かなり距離を取らないといけない。図3に示すように同じ距離にいても評価価値が高ければ「手に入りそうで入らない距離」にいるのに対し、評価価値が低ければ「手に入った距離」にいることになる。
図3.評価価値の大小により距離の比較
距離の駆け引きは彼に対する価値(=評価価値)が高く無い状態で行うのは効果が極めて低い。そして距離をかなりとる必要があるため、その実行は難しく辛い。
距離の駆け引きの前には十分評価価値を高めることである。評価価値とは何か?その概略は【図解 恋愛】恋愛価値グラフ その1 客観価値と評価価値と【図解 恋愛】恋愛価値グラフ その2 客観価値の時間変化で説明した。彼が元来女性のどこに価値を持っているか、そして今二人の関係は短中長期どの時点にいるのか、それをしっかりと見極めて、その価値を高めなければいけない。
理論をしっかりと学び、彼をプロファイリングし、自分の価値を高める必要がある。見た目を磨き、パートナーとしての価値を高める、その努力は恋愛においては必須である。
理論を中途半端にしか理解していない女性ほど安易に距離の駆け引きをする。彼に対する自分の価値が低いうちに距離の駆け引きをしても、辛いだけなのだ。そして辛さの挙句こう嘆く。
「素直になりたい」「ありのままでいたい」
それでうまくいくのは既に価値のある女性だけだ。価値の低い女性がありのままでいても、その恋愛がうまくいくはずが無い。
居心地の良さと距離の関係
評価価値を高める根本的な方法は上に書いた通りであるが、それにはそれなりの時間と努力を要する。だが実は簡便的に評価価値を高める方法がある。それは「会っているときは居心地よく、会っていないときはさりげなく」
である。
このときの評価価値と距離の関係は次のようになる。
居心地が良い ・・・ 評価価値が高まる、距離が近づく
さりげない ・・・ 評価価値が若干下がる、距離が離れる
すなわちこの状態を繰り返すことにより、距離を保ったまま比較的簡単に評価価値を高めることができる。一旦「手に入った距離」に入ってでも居心地良くすることにより、評価価値を高めることだ。そうすることによって「手に入りそうで入らない距離」の範囲は広がり、徐々に容易に「手に入りそうで入らない距離」に入ることができるようになる
図4.会っているときは居心地良く・・・
図4のように「会っているときは居心地よく、会っていないときはさりげなく」を心がけることで「手に入った距離」に居続けることなく、評価価値を高めることができる。その間に同時に、見た目を磨いたり、パートナーとしての魅力を高めると効果的である。
この評価価値と距離の関係を最大限に応用した手法について説明する。徹底的に居心地の良さだけを追求し、評価価値を高め続ける。手に入った距離に居続けるその方法は、かなり根気と努力を要するが極めて大きな効果を発揮する。
次回はこの良く知られた手法について説明してみたいと思う。
前のレポート:【図解 恋愛】恋愛価値グラフ その3 評価価値と距離の駆け引き