恋愛回路の取り扱い説明書③
皆さま、こんにちは。
「恋愛回路の取り扱い説明書」第3回です。
すっかりお久しぶりの更新となってしまいました。
前回、前々回より、恋愛回路の主な作用や影響、考え方についてお伝えしておりますが、今回はいよいよ当レポートのメーンディッシュとなります、
「恋愛回路攻略のヒント」
に迫っていく所存です。
これまでお伝えしてきました通り、恋愛回路により引き起こされた苦しみを即座に解き放てる特効薬というものは、残念ながら存在しません。
しかし、膨れ上がった恋愛回路にまさに今深く悩んでしまっている方、なかなか苦しみから抜け出せないという方、今度こそは恋愛回路に翻弄されずに恋愛をしたい!という方々に対して、精いっぱいのメッセージとして何かしら伝わるものがあればと思います。
恋愛回路をいかにコントロールするか?
〜何故恋愛回路ができてしまうのか?という問いかけは意味がない!?〜
何か問題が起こればまず、その理由を考え、そして対処方法を必死に考えるというのは、言うまでもなく基本中の基本。
どんなことでも
「Why(何故なのか)?」
を考え、物事の本質や真髄を見極めていく行為は、非常に大切だと言えます。
しかしながら、この恋愛回路については、ひとたび恋愛が始まれば、良くも悪くももれなく付いてくると言ってしまっても過言ではありません。
「何故なのか?」と考えてみても、結局「恋をしているから」という説明に終わり、堂々巡りしか望めない事になってしまいます。
これでは、
「じゃあもう、恋愛をするなということ?!そんなの嫌!」
「恋愛回路を作るなというなら、それは人を好きになってはいけないという事になってしまうじゃない!」
という、非常に乱暴、もしくは極端な解釈になってしまいかねません。
恋愛をすれば、その作用として恋愛回路ができてしまう流れ自体は避けられない
のだという一種の「あきらめ」「さとり」を持つことをお勧めする一方で、上手に恋愛回路と付き合っていくためには、少々別の視点からアプローチしてみることを提案します。
〜何故?ではなくて…!?〜
恋愛回路に悩んでいるという方の多くが、揃って口にしていると感じることがあります。
【ダメだと分かっているのにまた、恋愛回路ができてしまった…
いつもいつの間にか恋愛回路ができてしまっているから困る…】
こういった状況、身に覚えのある方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、この太字傍線の部分がとっても、と〜っても重要なのです。
【いつの間にか】もしくは
【知らないうちに】
恋愛回路ができている…
この「いつの間にか」「知らないうちに」を軽んじず、しっかりと攻略するとともに、発動のタイミング(大体はできる限り遅らせることが重要になってきます)をきっちりコントロールしていくことが、恋愛回路そのものを攻略する最も重要なカギになり得るのではないかと思っています。
つまり、「何故?」を考えるよりも
【いったい「いつ」私は恋愛回路ができたのか?】
について自分自身で自問し、はっきりと自覚することがより重要なポイントとなるのです。
前回、恋愛回路の対処方法は火事のそれとほぼ同じだとお伝えいたしました。
日頃から然るべき予防に努めるのはもちろん、初動対応を誤らずに落ち着いて対処すれば、ボヤ程度で済ませることができる…というのも、前回の通りです。
具体的には、
①早期発見
②周囲や消防への的確な通報
③(消防車到着までの)応急消火措置
が挙げられるでしょう。
これはそっくりそのまま、恋愛ならぬ「恋の炎」にも応用していくことができます。
①発見
=Step1.「恋愛感情の発生」
②通報
=Step2.「恋愛回路の形成を自覚」
③消火措置
=Step3.「各種駆け引きやセルフケア」
といった具合に置き換えられるでしょう。
ここで、勘の良い方はお気付きになるかもしれません。
「あれっ、相手を好きになったらすぐに恋愛回路ができるということではないの?」と。
そうなのです。
ここは現実の火事対応とは少々変わってくるところではありますが、本物の火事であれば、発見から通報、そして消火措置までの時間が1秒でも短い方が当然被害を最小限にできますよね。
では、恋の炎の場合を考えてみましょう。
★気がつけば相手のことが気になる。
★彼を見ると胸の高鳴りを覚える。
★彼から連絡が来るのが楽しみになっている。
こういったことが積み重なって自分の身に起こることで、
「あれっ、もしかしたら私、彼のことが好きなのかも…!?」
という疑惑や思いを抱えるように…。
一般的に言うこの「恋の始まり」すなわち「恋愛感情の発生」は、恋愛経験者ならば誰もが身に覚えのあることではないかと思います。
そして、恋愛経験を重ねていくにつれて、この恋愛感情発生を自覚するタイミングはより早く、もしくはより敏感に感じ取れるようになっていくはずですし、お見合いなどの婚活をしていれば特に、出会った段階から「彼をアリかナシか」で見るようになることで、既に予見が可能という方も少なくないはずです。
これを利用しない手はないと思います!
今回最大のポイントは、多くの方の場合、
この発生段階では恋愛回路が完全には出来上がっていない
という点。
実際のところはStep.1に相当する、この恋愛感情発生の後に、相応の行動選択を積み重ねていくことで、最終的に恋愛回路が完全に出来上がっていくというわけなのです。
つまるところ、
恋愛感情の発生から恋愛回路の形成自覚までには、個人差はあれど、ほぼ確実に「タイムラグ」が存在するということ。
このタイムラグの存在に気付き、この間を上手に過ごしていくことで、恋愛回路の発動、形成をある程度コントロールすることができる可能性を高められるのではないかと考えました。
恋の炎の場合は、現実の火事とは逆に、発見(=発生)から通報(=形成)までの時間をできる限り引き延ばす必要があるということが言えると思います。
こういったポイントを正しくかつ適切につかみ、把握するためにも、やはり、これまでの恋愛経験やその過程を振り返り、分析すること
は非常に重要であることは、言うまでもありません。
自分の恋愛傾向を詳細に把握しておいて一切の損はないということです。
これまでの経験をこういった形でも活かすことで、恋愛感情の自覚、そして恋愛回路形成のタイミングをより正確に導き出すことができるようになるでしょう。
Step1と2のタイムラグの存在には何とか気づけた。
でも、このままでは恋愛回路が出来上がってしまうのも、時間の問題…
具体的にはどうしたら良いの!?
何か対策はある!?
次回はいよいよ最終回。
Step3の具体的な内容も踏まえ、その対応策に迫ります!
それでは、今回のまとめです。
〜まとめ〜
◎恋愛と恋愛回路は切っても切れない関係にある
→これについてはある程度の「あきらめ」「さとり」を持つことも大切
◎恋愛回路が「いつ」できたのか?について考え、正しく自覚するのがポイント
→過去の恋愛経験を振り返り、分析すること
◎恋の炎の対応方法 3Step
Step.1 恋愛感情の発生
↓
Step.2 恋愛回路の形成を自覚
↓
Step.3 駆け引きやセルフケア
→Step.1と2の間には、「タイムラグ」が存在する。それに気付き、その間を上手に過ごすことで、恋愛回路発動をコントロールすることが可能になる!
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
何か問題が起こればまず、その理由を考え、そして対処方法を必死に考えるというのは、言うまでもなく基本中の基本。
どんなことでも
「Why(何故なのか)?」
を考え、物事の本質や真髄を見極めていく行為は、非常に大切だと言えます。
しかしながら、この恋愛回路については、ひとたび恋愛が始まれば、良くも悪くももれなく付いてくると言ってしまっても過言ではありません。
「何故なのか?」と考えてみても、結局「恋をしているから」という説明に終わり、堂々巡りしか望めない事になってしまいます。
これでは、
「じゃあもう、恋愛をするなということ?!そんなの嫌!」
「恋愛回路を作るなというなら、それは人を好きになってはいけないという事になってしまうじゃない!」
という、非常に乱暴、もしくは極端な解釈になってしまいかねません。
恋愛をすれば、その作用として恋愛回路ができてしまう流れ自体は避けられない
のだという一種の「あきらめ」「さとり」を持つことをお勧めする一方で、上手に恋愛回路と付き合っていくためには、少々別の視点からアプローチしてみることを提案します。
〜何故?ではなくて…!?〜
恋愛回路に悩んでいるという方の多くが、揃って口にしていると感じることがあります。
【ダメだと分かっているのにまた、恋愛回路ができてしまった…
いつもいつの間にか恋愛回路ができてしまっているから困る…】
こういった状況、身に覚えのある方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
そう、この太字傍線の部分がとっても、と〜っても重要なのです。
【いつの間にか】もしくは
【知らないうちに】
恋愛回路ができている…
この「いつの間にか」「知らないうちに」を軽んじず、しっかりと攻略するとともに、発動のタイミング(大体はできる限り遅らせることが重要になってきます)をきっちりコントロールしていくことが、恋愛回路そのものを攻略する最も重要なカギになり得るのではないかと思っています。
つまり、「何故?」を考えるよりも
【いったい「いつ」私は恋愛回路ができたのか?】
について自分自身で自問し、はっきりと自覚することがより重要なポイントとなるのです。
前回、恋愛回路の対処方法は火事のそれとほぼ同じだとお伝えいたしました。
日頃から然るべき予防に努めるのはもちろん、初動対応を誤らずに落ち着いて対処すれば、ボヤ程度で済ませることができる…というのも、前回の通りです。
具体的には、
①早期発見
②周囲や消防への的確な通報
③(消防車到着までの)応急消火措置
が挙げられるでしょう。
これはそっくりそのまま、恋愛ならぬ「恋の炎」にも応用していくことができます。
①発見
=Step1.「恋愛感情の発生」
②通報
=Step2.「恋愛回路の形成を自覚」
③消火措置
=Step3.「各種駆け引きやセルフケア」
といった具合に置き換えられるでしょう。
ここで、勘の良い方はお気付きになるかもしれません。
「あれっ、相手を好きになったらすぐに恋愛回路ができるということではないの?」と。
そうなのです。
ここは現実の火事対応とは少々変わってくるところではありますが、本物の火事であれば、発見から通報、そして消火措置までの時間が1秒でも短い方が当然被害を最小限にできますよね。
では、恋の炎の場合を考えてみましょう。
★気がつけば相手のことが気になる。
★彼を見ると胸の高鳴りを覚える。
★彼から連絡が来るのが楽しみになっている。
こういったことが積み重なって自分の身に起こることで、
「あれっ、もしかしたら私、彼のことが好きなのかも…!?」
という疑惑や思いを抱えるように…。
一般的に言うこの「恋の始まり」すなわち「恋愛感情の発生」は、恋愛経験者ならば誰もが身に覚えのあることではないかと思います。
そして、恋愛経験を重ねていくにつれて、この恋愛感情発生を自覚するタイミングはより早く、もしくはより敏感に感じ取れるようになっていくはずですし、お見合いなどの婚活をしていれば特に、出会った段階から「彼をアリかナシか」で見るようになることで、既に予見が可能という方も少なくないはずです。
これを利用しない手はないと思います!
今回最大のポイントは、多くの方の場合、
この発生段階では恋愛回路が完全には出来上がっていない
という点。
実際のところはStep.1に相当する、この恋愛感情発生の後に、相応の行動選択を積み重ねていくことで、最終的に恋愛回路が完全に出来上がっていくというわけなのです。
つまるところ、
恋愛感情の発生から恋愛回路の形成自覚までには、個人差はあれど、ほぼ確実に「タイムラグ」が存在するということ。
このタイムラグの存在に気付き、この間を上手に過ごしていくことで、恋愛回路の発動、形成をある程度コントロールすることができる可能性を高められるのではないかと考えました。
恋の炎の場合は、現実の火事とは逆に、発見(=発生)から通報(=形成)までの時間をできる限り引き延ばす必要があるということが言えると思います。
こういったポイントを正しくかつ適切につかみ、把握するためにも、やはり、これまでの恋愛経験やその過程を振り返り、分析すること
は非常に重要であることは、言うまでもありません。
自分の恋愛傾向を詳細に把握しておいて一切の損はないということです。
これまでの経験をこういった形でも活かすことで、恋愛感情の自覚、そして恋愛回路形成のタイミングをより正確に導き出すことができるようになるでしょう。
Step1と2のタイムラグの存在には何とか気づけた。
でも、このままでは恋愛回路が出来上がってしまうのも、時間の問題…
具体的にはどうしたら良いの!?
何か対策はある!?
次回はいよいよ最終回。
Step3の具体的な内容も踏まえ、その対応策に迫ります!
それでは、今回のまとめです。
〜まとめ〜
◎恋愛と恋愛回路は切っても切れない関係にある
→これについてはある程度の「あきらめ」「さとり」を持つことも大切
◎恋愛回路が「いつ」できたのか?について考え、正しく自覚するのがポイント
→過去の恋愛経験を振り返り、分析すること
◎恋の炎の対応方法 3Step
Step.1 恋愛感情の発生
↓
Step.2 恋愛回路の形成を自覚
↓
Step.3 駆け引きやセルフケア
→Step.1と2の間には、「タイムラグ」が存在する。それに気付き、その間を上手に過ごすことで、恋愛回路発動をコントロールすることが可能になる!
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました。