【1】悩みは自分で解決できる! ~ 2つのコツが貴女を救う ~

      


貴女は、自分で悩みを解決できなくて悶々としたことはありませんか?
誰かに相談しても納得いく答えがもらえず、行き詰まったことはありませんか?

「2つのコツ」を使えば、悩みは自分で解決できるようになります。
もう、誰かの意見に依存するのはやめませんか?

■ 悩んだら他人にすぐ聞き、他人もすぐに答えてくれる、安易な世の中。


巷には、恋愛相談や人生相談のサイトがたくさんあり、悩んだらすぐ人に聞ける環境がある。

悩んでいる最中は辛くて苦しい為、(苦しすぎて自力では解決できない!)と思い込む。
多くの女性は苦しみをやわらげたい一心で(誰か助けて・・・答えを教えて!)と
自分であまり考えず、考えられず、他人にすがりたくなる。

悩める女性の本心は様々で、本当に答えを知って這い上がりたい人もいれば、
「ただ愚痴りたかっただけ」「共感して欲しかっただけ」「励まして欲しかっただけ」
「応援して欲しかっただけ」なんて人もいる。

その為、相談者の精神状態によっては「気に入らない答えをもらうと不機嫌になる」
「辛辣な意見に落ち込み、さらに苦しむ」「何度も同じことを聞いてくるので無限ループ」など、
相談サイトや掲示板では、いろんな現象が起きている。

そんな相談に乗り、コメントを書く人たちのアドバイスレベルも玉石混淆だ。

「こう考えたらいいよ」「私はこうやって成功したよ」「そこから抜け出すコツはこれだよ」と、
的確なアドバイスをもらって明るい未来が見える場合もあれば、
「そんな男のどこがイイの?」「さっさと別れれば?」「弱い女、ダメな女だ」
「性格悪いね」「さっさと動けば?読んでてイライラする」などと言われ、
お先真っ暗、出口が見えない場合もある。

言わば「縁」や「運」や「タイミング」、「相談文の書き方」や「アドバイスの書き方」次第で、
貴女の悩みは解決するかもしれないし、解決できずに悪化する可能性を秘めているのが現状だ。

――――――

貴女と、アドバイスしてくれる人。

各自の表現力、文章力、読解力、想像力などに無意識に頼り、
悩みができる度、それらにすがるしかない人生。

貴女は、本当にそれで良いのだろうか。
それをいつまで、何歳まで続けるつもりだろうか。

「自分の人生なのに、人に聞かないと分からない。
聞いても分からない」なんて、不自由な生き方だと思わない?

――――――


自分の人生だからこそ、この悩みの意味が分かる。
今、何に気付き、何を学び、どう成長したら良いのか、自力で理解できる。

そんな自由な人生を生きてみたいと思わない?

■ そもそも、貴女は何故、自力で悩みを解決できないのか。


貴女は何故、自分の悩みなのに人に答えを教えてもらおうとしているのだろう?
何故、自力で悩みを解決できないのだろう? そこを真剣に考えたことがあるだろうか。

私が思う、「自力で悩みを解決できない人」
「他人の意見に依存している人」の共通点は、下記の通りだ。

――――――

・自分が嫌い、もしくはあまり好きではない。

・自分に対して全体的に自信がない。

・自分の判断力に自信がない為、仮に何かを選択しても
(これで良かったのかな・・・)と不安になる。

・「もうイヤだ」「苦しい」「なんで私がこんな目に・・・」
「どうせ私はダメだ」など、マイナス感情に溺れる。

・心の傷、トラウマを昇華していない。

――――――

つまり、過去の辛い経験や悲しい出来事の影響で「自分らしい、本音のアンテナ」が傷付き、
修復されないまま、日常生活を送っているのだと思う。

貴女は過去、何か辛い経験から自信をなくしたのではないだろうか。
誰かの発言で(自分の意見は間違っているんだ・・・)と思い込んだのではないだろうか。
誰かに批判されて(自分が悪いんだ・・・)と絶望し、ダメな自分を嫌悪したのではないだろうか。

自分らしい本音のアンテナを立てて生きていた頃、そのアンテナを否定されたり、
批判されたりしてショックを受けたのなら、(もう一度、アンテナを立ててみよう)と思うことは
難しくなる。(また否定されるのでは・・・傷付きたくない!)という恐怖が、無意識に自分を包む。

自分の感覚、本音で生きてきたけど、ある時、アンテナを折られて傷付いたことで
自分の判断力に自信がなくなってしまった。その傷は癒されないまま、いつもどこかで人に怯え、
周りからの評価を気にして、自分の悩みなのに自力で解決できなくなった。

自分が出した答えが「一般的に見て」間違っていたらどうしよう。
「普通の感覚」から外れていたら、また誰かに否定されちゃう・・・。
私には時間がない。もう失敗したくない、間違えたくない・・・!

だから、人に聞くしかない。
「誰かの意見」「誰かの感覚」に近ければ、少しは安心できるから。
説得力のある人、経験豊富な人、聞けば答えてくれる優しい人の意見に従おう。
自分の感覚は信じられないけど、この人の感覚なら、私は信じられる。

そうやって、どんどん「自分の傷付いたアンテナ」は放置し、見て見ぬフリし、
(この人の意見は好きだな~)と思う人に心酔していく。そして気付けば依存している。
何かある度、事細かく、その人に相談してしまう、質問してしまう。自分で答えが出せなくなる。

貴女がもし、こんなパターンで自分の悩みを解決できなくなっていたとしたら、
貴女の内面世界はいつもどこか不安定で、息苦しく、楽しくないはずだ。

怖いけど、もう一度、「自分の本音アンテナ」を立てて生きてみたいなら、
私は次の「2つのコツ」を本気で鍛えて欲しいと思う。

■ 自力で悩みを解決する為に必要な2つのコツ、それは内観と分析である。


・内観とは、< 自分の嘘偽りない本心を探る >作業。
・分析とは、< その本心が根付いた原因を探る >作業。


私は、こう定義している。

自分の本音で生きることで、当然、過去と同じように周りから賛否両論を受けることもあるだろう。
でもその時、自分の本心を探る内観をして、その本心が根付いた原因を探る分析をすれば、
「今、自分が何に気付き、何を学べばいいのか」がハッキリと分かるようになる。

そもそも、物事がうまく行っているときは悩みなんてない。
何かにつまづいたり、否定や批判を受けたとき、それは悩みになる。

「悩みがある」という結果に対して、必ず原因がある。

恋愛や人間関係の悩みに関しては、多くの場合、
「自分がもっと自分らしくイキイキ生きる為に必要な
長所を伸ばし、短所を戒める為のメッセージ」として、その悩みは起こる。

今までは「悔しい」「悲しい」などのマイナス感情に呑まれて立ち止まって苦しかったかもしれない。
だが、本心を探る内観で「何が悔しいのか」「どうして悲しいのか」などを自分に問いかけ、
その原因を探る分析で「本当は何を求めていたのか」「それを求めるようになった原因や
キッカケは何か」を自分に問いかけることで、悩みの本質にたどり着けるようになる。
その本質を理解したとき、「今、自分が何に気付き、何を学べばいいのか」も見えてくる。

内観と分析は、(どうしてこんな思いをしなきゃいけないの!)という今までの思考パターンを、
(そっか・・・こういう意味があるから、この経験をしたんだ)という思考パターンへ変えてくれる。


悩みが発生した意味が分かれば、自分の短所を改善したり、長所を強化したりして、
自分らしい本音で気持ち良く生きる糧にできる為、その悩みは徐々に解決していく。

誤解しないで欲しいのだが、私は「人に相談してはいけない」と言っているのではない。
「人に相談するなら、内観と分析をして自分の本音を自覚してから相談しないと
もらったアドバイスや言葉から自分の正解を汲み取ることは難しいよ」と言っているのだ。

周りからの助言や情報は、鵜呑みにしたり依存するものではなく、
あくまでも参考意見として捉えることが大事。
何故なら、貴女の悩みの答えは、貴女自身が知っているからだ。

悩みがあって、仮に誰かに相談したとしても、
「最終的な答え」「自分らしい正解」は、自分の内面に聞くことで必ず答えが出てくる。

自分に聞いたら、自分ならではの答えがちゃんと見えてくる。
こんな自由で幸せなことはない。少なくとも、私はそう痛感している。


私にとって内観と分析は、長年苦しんだ自分嫌いと、
悩んで人に相談しても、自問自答しても答えが見つからない苦悩から救ってくれた、
唯一の内面作業だ。「自分らしく生き抜く指針」が、内観と分析なのだ。

もし、私と貴女の感性が似ているなら、貴女も私と同じように救われるかもしれない。

もちろん、そう簡単に内観と分析を鍛えることはできないのだが、
もし今、貴女が(どうやってココから抜け出せばいいのだろう・・・)と途方にくれて、
どうしたらいいのか分からなくて、ネットをウロウロしてココにたどり着いたのなら、
私の「こういう考え方もありますよ」という一意見を覚えていて欲しい。

あ・・・それこそ、今、ここまで読んだ貴女の気持ち、本心を内観して欲しい。
ピンと来る情報か、くだらない情報か。貴女の人生に必要な視点か、いらない視点か。

答えは、貴女だけが知っている。

***************************

私の意見が絶対に正しい訳ではありません。 

大事なのは、私も含め、誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、
貴女の心に響いた良い部分だけを、貴女が判断し、情報を取捨選択することなのです。


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■ あとがき・次回テーマのご案内 


最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

私の場合、恋も仕事も人生も「内観と分析」で乗り越え、解決してきました。
・・・と言っても、35歳まで全てがうまく行かず、典型的な「負け組」でした。
42歳の今、なんとかこの2つのコツで這い上がってきた次第です。

20代、30代でやらかした失敗の数々から私なりに気付き、学んだことを、
お若い、悩める女性たちにおすそ分けできたらイイな~と思っております。
どうぞ、私を踏み台に「イイ女」「愛される女」へと羽ばたいて下さいませ。

――――――

次回のテーマは、
【(2)悩みは自分で解決できる! ~ 内観と分析の鍛え方 ~ 】です。


自分の本心を探る内観をして、その本心が根付いた原因を探る分析をすれば
自力で悩みを解決できると分かったけど、じゃあ、どうやって
内観や分析の内面作業を鍛えたらいいのか。

「悩んで心が苦しくなる状態」と「内観、分析する作業」の違いは何か。
内面世界はどういう風に違うのか。その世界の先にある心境はどう違うのか。
それらを考察してみたいと思います。

※ 第2回は、< 2014年 9月6日(土)> にお届けする予定です。( 全4回 )

もし良かったら、読んでやって下さい。

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