怒りが生まれるキーワード「一次感情」と「◯◯」って!?”怒り”を学んで、彼といつまでも仲良しでいる方法

怒りが生まれるキーワード「一次感情」と「◯◯」って!?”怒り”を学んで、彼といつまでも仲良しでいる方法

なぜイラっとしてしまうの?!

お付き合いしている彼の言葉や行動にイラッとしたら、あなたは口に出して指摘してしまうタイプですか?それとも、ぐっとこらえて後から爆発するタイプ?
自分の怒りをコントロールできずにケンカしてしまうと、「あんなふうに怒らなければよかった」と、後悔してしまうもの。

では、このような彼への怒りの感情は、なぜ生まれるのでしょうか。そんな興味深い特集が女性ライフスタイル情報誌LEE(4月7日発売)に掲載されていました。彼とのケンカが多いと感じているのなら、まずなぜケンカが起きるのかを学び、怒りを賢くマネジメントできるようになりましょう。特集の一部からご紹介します。

1. 怒りが生まれるキーワード(1)「一次感情」とは

彼とケンカをして「なんであんなに怒っちゃったんだろう…。」と後悔するのは、誰でも嫌なものですね。たとえば、デートに遅刻した彼に対して、いつもはそんなに気にならないのに、「なんでいっつも遅刻するの!?」と、怒りが急に湧いてきた経験はありませんか。
そんな時は、怒りが生まれる原因である「一次感情」がガマンの限界に達している証拠だと、日本アンガーマネジメント協会理事の戸田久実さんは言います。

「一次感情」とは、「悲しい」「つらい」「不安」というネガティブな感情のこと。この「「一次感情」をため込み、あふれさせてしまった結果、「二次感情」である怒り」が生まれてしまうのだとか。遅刻や、連絡がない、などの彼の態度や行動があまりに重なると、急に怒りを感じるようになりますが、これは“遅刻されて悲しい”、“連絡がなくて寂しかった”、という一次感情をため込みすぎて、「二次感情」としての“怒り”が爆発してしまった結果となるのですね。

そんな「怒り」の感情が生まれてしまった時は、「「怒りの原因になった感情」を相手に伝えるといい」と言います。「ずっと待っているのは悲しかった」、と彼に伝えられれば、怒りの感情に支配されず、ケンカにも発展しないのだそう。
自分がいつも何をガマンして、何が本当は許せないのか、一度よく見なおしてみるといいかもしれません。

2.怒りが生まれるキーワード(2)「べき」とは

また、怒りを産むもう一つのキーワードが「べき」というもの。
この「べき」は、「人はこうある「べき」という価値観」のことで、相手がそうすべき時にそれをしないと、怒りを感じるようになるのだとか。
「デートでは遅刻しない(べき)」「忙しくてもきちんと連絡すべき」という価値観を持っていれば、その通りに彼がしてくれなければ、怒りを感じるのは自然ですね。
しかし、「べき」はそれぞれの価値観によって異なるため、お互いの「べき」同士がぶつかり合ってしまうと、結果として相手にイラっとしたり、ケンカの原因になりやすいのです。

このような衝突を避けるには、「「べき」の価値観に優越はない」のだと、まずは理解しましょう。相手の価値観にも自分の価値観にも優越はないため、無理やり「相手の「べき」を変えようとせず、妥協できる部分をお互いに探る」のが大事だといいます。
そのためには、自分の「べき」の許容範囲を広げるといいのだそう。たとえば「デートに遅刻するのは許せないけど、前日仕事がすごく忙しかったなら仕方ない」、「連絡してこないのは嫌だけど、疲れてるのかもしれないからあと1日待ってみよう」など、相手との価値観との妥協点を自分で見つけ、自分の「べき」にとらわれなくなれば、爆発的な怒りにはつながらなくなるのです。

こうあるべき、という自分の価値観は、日常ではあまり気付かないもの。自分が彼にイライラした時を振り返ってみて、そこに「べき」が潜んでいないか確認してみましょう。また、相手と定期的に「お互いに許せないこと」のすりあわせをするのもいいかもしれません。

3.怒りのピークは「6秒」!まずは6秒ガマンしてみる

上記の2点を意識していても、強い怒りを感じてしまう場面もありますよね。そんな時は、まず「6秒ガマンしてみる」ことを意識してみましょう。
前述の戸田さんによると、「どんな怒りにもピーク」があり、そのピークとは、怒りを感じてから「6秒間」なのだといいます。
この6秒間に人は「反射的に相手を打ち負かすような言葉を使うなど、怒りにまかせた行動に出がち」になってしまうのです。カッとなった時は、つい売り言葉に買い言葉で大ゲンカに発展してしまうもの。でも、この6秒をすぎれば、怒りの感情は徐々に収まっていくといいます。
たしかに、どうしようもない怒りを感じた時は、つい相手の気持ちも考えずに言葉を返してしまいますね。でも、そんな時に口走った言葉こそ、後にわだかまりの原因になったり、相手にとって消化しきれない言葉として記憶されてしまいます。そんなつもりじゃなかった、と後悔してしまうよりも、 ケンカしそうになったら「6秒はガマン」と覚えておいて、冷静な感情が戻ってくるのを待つようにしましょう。

いかがでしたでしょうか。そのほかにもLEE本誌にはあなたの「怒りのタイプ」診断や、「怒りをコントロールする7つのテクニック」など、知っておきたい内容が満載です。彼とのケンカを減らして今以上に仲良くなりたいなら、ぜひチェックしてみては。

LEE 5月号

出典:「アンガーマネジメントでイライラ解消!」
LEE 5月号 P.256 ~261

(知花きのこ/恋愛ユニバーシティ)

恋人に関する悩みを解決する方法のまとめ

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