アラサーの恋愛は「ときめき」がない方がうまくいく その1

なぜときめくほどに恋愛はうまくいかないのか1枚目

“ときめきすぎ”に注意!

恋愛コーチをしていて、気づいたことがあります。それは、恋愛のうまくいかない女性には、ある“共通したサイン”があるということです。彼女たちは、共通して、「恋に落ちて、感情の起伏がまるでジェットコースターのように急上昇・急降下する時」にうまくいきません。
つまり、ときめきこそが、“要注意のサイン”なのです。

「ときめかなければ、恋愛ではない」
「ときめかせてくれる男性と出会いたい」
「このときめきがずっと続いていてほしい」

このように、ときめきを追い求める心の状態を、私は「ときめき中毒」と呼んでいます。
「ときめき中毒」の恋愛も、20 代までならある意味「修業」だと言えるでしょう。高揚した気分に身を任せて恋愛をするのも、ひとつの経験です。
しかし、30歳を過ぎて幸福な恋愛をしたいなら、そして、理想的な相手と結婚したいなら、さらにはスピード婚をしたい人も、過度な「ときめき」は禁物です。

ときめきは、下記のようなプロセスから生まれます。
1)彼に好きになってもらうことを想像する。
2)彼に好きになってもらった想像上の自分を「素敵な私」だと感じる。
3)その素敵な私に対して一気に「自己肯定感」が高まる。
このように、恋をする女性が彼を振り向かせたいと願うのは、自己肯定感を高めて「自分が気持ちよくなりたいから」というケースが多いのです。

イケメンしか好きになれない。
好きになってくれない人ばかりを好きになってしまう。
結婚するなら条件(スペック)のいい相手でないとイヤ。

……そんなあなたは、「素敵な彼」に振り向いてもらうことで、実は「素敵な私」だと自己肯定感を高めたいのかもしれません。

片思いの彼や、今付き合っている相手などに、「彼ほど素敵な人はいない!?」と思っていませんか。
実は、「運命の人」はたくさんいるのです。

これから拙著『なぜときめくほどに恋愛はうまくいかないのか』(SBクリエイティブ)の中から、あなたが「運命の人」に出会うためのレクチャーを3回にわたる記事でしていきます。
1回目は、自分を満たすこと。
2回目は、彼の視点を持つこと。
3回目は、ふたりの世界を充実させること。
では、今回は1つ目の「自分を満たすこと」についてお話ししましょう。

CHECK!自分を「満たす」ための3つのポイント

なぜときめくほどに恋愛はうまくいかないのか2枚目

1.運命の人に出会うために「自分」を満たそう
ときめきは、「この人に自分を好きになってほしい」という相手が目の前に現れ、その彼から好きになってもらうことを想像して、自己肯定感が一気に高まること。
逆を言えば、強烈なときめきを欲してしまうのは、日頃から自分が満たされない思いを抱えていたり、自分はダメだと思っていたりするという背景があります。

2.「自分を満たす」ためにすべきこととは?
「自分を満たすこと」とは、「自分を大切にする」ということ。では、具体的には、一体どのようなことをすればいいのでしょうか。
エステに行く、自分にご褒美を買う…などが思い浮かぶかもしれませんね。でも、私は「自分を大切すること」の本質的な意味は、「自分の感情に素直になる」ということだと考えています。
自分の感情に素直になると、自然と自分の「好き」を基準に選んだ生活を送ることができるはずです。

3.「好き」を選んでいるか、確認するには
自分がきちんと「好き」を選んでいるかを確認するために、ぜひ試してほしいことがあります。
それは、「おいしい」「楽しい」「うれしい」などの前向きな気持ちになった時に、手帳にハートや丸などマークを記してみること。
例えば、今日のランチがおいしかった、友達と会って楽しかった、お気に入りの服を買ってうれしいなど、毎日の小さなワクワクを探してみましょう。

このように、毎日「好き」を選択していくことの積み重ねが、自分を満足させ、「自己肯定感」を育んでいきます。
そうやって自己肯定感が高まり、「私の世界」が充実していくと、ときめきの質が変わっていくはずです。
自分の足りない部分を「彼に埋めてほしい」と求めるばかりの「ときめき中毒」から、「穏やかなときめき」へと心境が変化していくでしょう。

次回は、「運命の人」に出会うためのレクチャーの2回目、「彼の視点を持つこと」について、拙著『なぜときめくほどに恋愛はうまくいかないのか』の中からお話しします。

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立川ルリ子

立川ルリ子 (恋愛ソウルミッションアドバイザー)

25歳よりラウンジを経営。のべ200人以上の接客業の女性たちをコーチングの技術で魅力的に育て上げる。
その後、ネイルサロン経営に転身。施術中に恋愛相談をすると「必ず結果を出せるアドバイスがもらえる」と話題になり、恋愛カウンセリングが人気に。
急性リンパ性白血病を患い7ヶ月間の闘病生活を余儀なくされる。臨死体験を通じいままでの人生のあらゆる経験や困難が、すべて「愛」を知るためのものだったことに否応なく気付かされる。
「愛は相手に与えてもらうものではなく、そこにあるものだ」という本質が腑に落ちたとき、神様からもう1度生きることを許された気がした。移植手術を経て命拾いしてからは、恋愛テクニックだけにとどまらず「愛するとはどういうことなのか?」を心底理解してもらえるような内容に刷新した恋愛セミナーや、結婚を目指す女性のためのパーソナルコーチング(個人セッション)を再開。中でも、思い通りに男性の反応を引き出せる「メール添削講座」と「個人カウンセリング」が好評でファンが急増中。
恋愛ユニバーシティでも、数ヶ月間コラムランキング第1位の話題の超人気講師。
書籍も4冊出版。大和出版からの執筆書籍『「この女に愛されたい」と思われる“彼女”になる方法』も大好評。

ブログ:http://ameblo.jp/angeblanc-tokyo/
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■立川ルリ子先生著書のご紹介
「この女に愛されたい」と思われる“彼女"になる方法(大和出版)

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