20代での「授かり婚」はアリ!?最終手段“できちゃった結婚”について考える
「できちゃった結婚」も立派な戦略?
なかなか結婚してくれない&煮えきらない彼に“結婚”を意識させるには、もう「授かり婚」しかないかも…?
実はそんなふうに思っている人もいるのでは。
授かり婚、いわゆるできちゃった結婚自体はそこまでめずらしいものではありませんが、実際はどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。もしあなたが今20代で、20代での結婚を考えているのなら、とるべき戦略があるのだそう。
そんな気になる“授かり婚”についての実態が学べる特集が、女性ファッション誌JJ 11月号(9月23日発売)に掲載されていました。実際の事例からメリット・デメリットを学んで、結婚への道を一気に突き進むのもアリかも!?
1.20代の結婚の約○割が「授かり婚」だった!
できちゃった結婚、という名称が一般的だった一昔前にくらべ、「授かり婚」、「おめでた婚」など、子どもを授かってから結婚することをポジティブにとらえようとする言葉も多く生まれていますね。
友達や知り合いの結婚式でも、「授かり婚」によって結婚するカップルをみかけることも少なくないでしょう。
実際に、20代(とくに前半)のうちに結婚する人たちのなかで、「5人に1人は「デキ婚」」(厚生労働省平成22年度「出生に関する統計」の概況より)なのだとか。しかも、その数は年々増えていく傾向にあるのだそう。
20代では、男性もまだ若く、結婚へのイメージも湧きにくいため、仕事が順調になるまでは…、と結婚にちゅうちょする男性も多いでしょう。しかし、たとえ若くても、子どもを授かったら「結婚」という選択を選ぶカップルは約2割いる、ということなのですね。
2.「20代で結婚&出産したい」と思うなら取るべき戦略とは?
たとえ授かり婚でなくても、「20代のうちに結婚して子どもを生みたい!」と考えているのなら、取るべき戦略がある、と少子化ジャーナリストの白河桃子さんは言います。
白河さんによると、一般的に「結婚までの平均交際期間は4年」なのだそう。
そのため、よく女性が口にする「30歳までには子どもを生みたい」という希望を叶えるには、この交際期間を逆算し、25・26歳までには将来を考えてお付き合いできる彼がいなければいけないことになります。結婚も出産も20代のうちにしたい、と希望しているのなら、白河さんは「25歳で結婚に向かない人とお付き合いしていることは危険」と言っています。
結婚にいたる平均交際期間が4年というのは、意外と長いですね。自分の中で“いくつまでに結婚したい”という明確なイメージがあるのなら、これらの交際期間を逆算して、自分で今いちど人生設計をしてみるのもいいかもしれません。
3.20代のうちに「授かり婚」をするメリットとは
「順番を間違えてる」「無計画すぎる」というネガティブなイメージもある「授かり婚」ですが、若いうちに結婚・出産をすることで、女性側のメリットはかなり多いのだそう。
特集で紹介されていた5つのメリットから2つをご紹介します。
・「意外とキャリア設計を組み立てやすい」
・「子どもを2人、3人と考えるなら20代で一人目の出産はマスト」
20代で授かり婚をして、その後も共働きを選ぶ場合、たとえば25歳で産めば「子どもが小学校に入学してもまだ30代前半。転職も含めて、ママが働きやすい環境に方向転換することも容易なので、意外とキャリア設計が立てやすい」と前述の白河さんは指摘しています。また、30代で仕事の責任も増してから、産休・育休をとると会社への負担も大きいですが、まだ若い20代なら会社にもそこまで迷惑をかけることもない、とも言えますね。
さらに、「結婚をしていたとしても、すぐに妊娠できる」とも限らず、また「高齢出産になるとリスクも高まる」ため、「一人目は少なくとも20代のうちに出産」しておくと、2人目・3人目と考えたときに余裕のある人生設計ができるようになる、といいます。
子どもは“授かりもの”。欲しいと思ったときにすぐにできるわけでもないため、若い頃に一人目を産んでおくことは、その後のリスクを減らすことができるとも言えるのですね。
いかがでしたでしょうか。そのほかにも、実際に今お付き合いしている相手が妊娠したらどうしますか?という男女へのアンケートや、20代で「授かり婚」を経験した2組のカップルの実録など、授かり婚に対してネガティブな印象を持っている人こそ、ぜひ読んでみたい特集となっています。自分の人生設計をいま一度見つめ直すいい機会になるかもしれません。
出典:「JJ世代の「デキ婚」、ありですか?」
JJ 11月号 P.206~209
(知花きのこ/恋愛ユニバーシティ)
恋人に関する悩みを解決する方法のまとめ
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