結婚には体の相性も大事というのは本当か vol.3〜いつまでも仲良くするために
幸せな結婚生活を送りたい!
幸せな結婚を送る上で、性生活の充実はとても大事なポイントとなります。いつまでもパートナーと幸せな生活を続けていくためには「性欲の大切さを知っておくといい」と婚活コラムニストの青山ちか先生は言います。
「最近なんだかエッチに対して関心がなくなってきた…」「なんか性的に衰えてきたかも…?」などと、感じることがありませんか。
女性も男性も、性的な関心は年をとれば衰えてくる…と思ったら大間違いです。実は日本人でいちばんセックスしている世代は50代なのだとか。
2度の離婚、2度の婚活を経て、現在3回目の幸せな結婚生活を送られているご自身の経験から、婚活コラムニストとして活躍中の青山先生に、今回は幸せな結婚生活を送る上でかかせない、パートナーとのセックスについてお伺いしました。
「結婚には体の相性も大事というのは本当か」シリーズ第3弾です。
・第1回目:結婚には体の相性も大事というのは本当か vol.1〜体の相性って何?
・第2回目:結婚には体の相性も大事というのは本当か vol.2〜相手の本質を見抜く
パートナーといつまでも仲良くいるための「性欲の大切さ」とは
多くの男性は、アラサー・アラフォー女性に対して、ネットの情報などで「女性の多くは35歳から40歳くらいが性欲のピーク」、「40代が一番エロイ」というような知識を持っています。
確かに、子作りのためのセックスを終えて、より行為そのものを楽しむゆとりが生まれること。
それから閉経前に、35歳を境に女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が減少し始め、男性ホルモンの働きが相対的に強くなるため、性欲が高まると考えられているそうです。
女性が生理前にムラムラしやすいということに似ているかもしれません。このときの女性は、男性ホルモンであるテストステロンが多く出ているそうですよ。
一方、男性の性欲は、10代前半から20代前半がピークで、その後は加齢とともにゆるやかにカーブが右肩下がりになるそうです。
一般的には男性と女性が同じくらいの性欲になるのが、30代前半になります。ですから30代後半以降も、2人の関係を円滑に保つためにも、積極的に性生活を取り入れていきたいですね。
現代はなかなかそれが難しい
ところが、現代の皆さんはいろいろ忙しすぎて、もっと前から性欲が落ちているかもしれません。
女性なら職場で男性と同様の役回りを演じていると、プライベートで女性への切り替えがうまくいかないかもしれませんね。
私もそうでした。寝不足や運動不足、ストレスなどで自律神経のバランスも乱れ、疲れが取れないなどのプチ不調が続くと性欲どころではなくなります。飲酒やスマホ依存による睡眠不足なども問題です。
性欲のピークはとっくに過ぎていても、自己管理やパートナーとの関係が良好であれば、相手に触れたいという欲求を続かせることができます。
男女それぞれで気をつけるべきこととは?
性欲のピークはとっくに過ぎていても、パートナーとの関係が良好であれば、相手に触れたいという欲求は続かせることができます。
そのためにはまずは自分自身の健康管理を見直してみてください。
お風呂上がりにスキンケアをするときに、身体のチェックもしてみましょう。
性欲は本来、食事・睡眠と同じくらい大切なものです。セックスに興味が薄れてきている人は、まずは自分自身のケアをして、いつでもセックスを楽しむことができるゆとりを持つことができるよう、気をつけましょう。
女性に向けたメッセージ
相手から見て、触れたいな、抱きたいな、というようなお肌になるようなスキンケアをしましょう。
また、脱毛などもぬかりなく。パートナーがいない間に脱毛サロンなどに通っておくのもよいでしょう。
40歳を過ぎてもまだまだ妊娠する可能性はあるので、子どもを望んでいない場合はしっかりと避妊をするか、ピルを飲むなどの対策をとるようにしてください。
簡単に体の関係を許さない
それから、気をつけていただきたいのは、男性は簡単に手に入ったものには価値を見出さないという狩猟本能があるということです。
早めに身体の関係を迫られても、「じゃあ」と言って差し出してしまうと、いざ抱いてしまうと、末永いパートナー候補のあなたが、よく知らない男性にサッサと身体を預ける女性なのかな、であれば本命にするのはやめようか、と思ってしまうそうです。
彼に求められてセックスをしたのに、その後疎遠になってしまった…なぜ?というのはそういうことなのです。
男性自身もなぜだか分からず、なんとなく「もう手に入ったからいいや」と思ってしまうのです。
できるだけ、身体の関係がないままお互いのことを知りあう期間を取りましょう。
おすすめの本
大丈夫、心が通えば、セックスの相性も良くなりますよ!
私は夫の時にようやくそれを実践できたので、結婚まで順調だったのではないかと思っています。
『48手ヨガ -江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法』という本が流行っています。
こちらは、江戸時代の四十八手をもとにしたヨガやストレッチの本です。
パートナーと見ても楽しいですが、基本的には女性が一人でできる内容ばかりです。ちょっとエッチな挿入画面などのイラストを見ているだけでも女性ホルモンが分泌されるかもしれません♪
男性に向けたメッセージ
女性はこのように、男性から身体の関係を求められることに対して、とても慎重になりますので、分かってあげてください。
それから、私が出会った方の中で何人か、久しぶりで緊張し(それはいいのですが)いざというときに中折れする人や勃たない人、自慰に慣れすぎてしまって、早漏してしまう人がいました。特に40歳以降の年上の方に多かったです。原因は、飲酒や不規則な睡眠、食生活、睡眠薬などの服用によるものでした。
このことから、男性も年を重ねても健康的な性生活を送るためにはきちんとした自己管理が必要なのだと知りました。
性欲は女性にとっても欲求の一つですし、性生活は結婚後も良いコミュニケーションになります。末永くお互いに満たし合えるように、いざというときにしっかりできるよう、自己管理を見直してください。
パートナーとの充実した性生活は、良い健康のバロメーターであり、生きていくハリを与えます。結婚している男性の方が長生きしている、というデータもあります。
ぜひ婚活においても「体の相性」や、「お互いに自己管理ができているか」を重要視してください。
東京で婚活するならこんな風に ーサバイバル50の極意ー
1巻: マッチングアプリを使って自分の人生をデザインする!
青山 ちか (著)
青山 ちか (恋愛/婚活ライター)
東京都出身・在住。
2度の離婚、2度の婚活を経験し、現在3度目の正直の結婚生活を送っている。再々婚時は1年間、主にマッチングアプリを使って、アラフォー・子連れ再々婚という針の穴に糸を通すような確率の婚活を成功させた。実際に会った人数は20人以上。
その経験を活かし、女性1人1人のライフスタイルに合うパートナー探しを応援したく、Kindle著書『東京で婚活するならこんな風に1.2 ~サバイバル50の極意~』と、その英語版『KonKatsu Ⅰ・Ⅱ -Third time’s a charm』も出版。各種コラムも執筆。
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