片思い、浮気、復縁…恋に悩んだ時、正しい判断を導き出す方法まとめ
この恋、諦めるべき?
恋をすると、さまざまなことに悩み、次々に問題が襲ってきます。いくら考えても答えが出ず、八方塞がりになりがち。ついに「こうしよう!」と決めたものの、自分の判断が正しいかわからなくて不安…。そんなとき、どのように問題を解決したらいいのでしょうか?
今回は、はじめに恋につまずきそうなとき、関係を続けるべきか悩んだときの、あなたの心の状態を解説します。そして、正しい判断を導き出すにはどうしたら良いかお教えします。
■「努力」より「正しい判断」を
恋愛においては、努力することより、正しく判断することが重要です。
判断を誤ってしまうと、何年も片思いを続けてしまったり、大切な恋人を失ったり、着信拒否をされたり…なんてことが起こり得ます。
そこで、次のポイントをチェックしてみてください。
■視野が狭くなっていないか?
問題に直面した時、狭い視野になりがちですが、より高い視点とより広い視野で選択肢を増やし、その上で考えなくてはなりません。
たとえば、スペックが高いけれど結婚を考えていない男性Aと、結婚を考えているけど仕事が不安定な男性B、どちらを選んだら良いか?という問題。
ここでは「どちらでもない男性を選ぶ」という3つ目の選択肢が抜け落ちています。
■「確証バイアス」の罠にはまっていないか?
人は自分が信じている情報だけを集め、都合の良いように解釈する傾向があります。これが確証バイアスです。
たとえば「体の関係はあるけど付き合っているかどうか分からない」「あたかも恋人のようなのに、友達の前では2人の関係を隠す。私たちって何?」というもの。
これらは典型的なセフレです。しかしこの時、多くの女性が「彼は変わっている」「彼は、海外生活が長いので、ちょっと特別かも」と言うのです。
また恋人が善人だと思い込んでいる女性は、彼が浮気をしても、相手の女性に騙されていると信じます。
■一時的な感情に流されていないか?
次のものは全て理性的な判断ではなく、一時的な感情に人生を委ねていることになります。
・婚活中なのに、可能性のない男性にいつまでも執着
・自分をダメにするだけの男と別れられない
・既婚男性の熱烈なアプローチから不倫を始める
■自信過剰になっていないか?
自信過剰な女性は多いです。自信が邪魔をすると、思ってもいない事態に陥ります。
たとえば、モテていた綺麗な女性は32歳くらいから恋愛が思い通りにならなくなることが多いです。それは、恋人と結婚相手が全く違うこと、彼女の結婚相手としての市場価値が年齢により落ちてきたことが関係しています。
すると30代後半で大きく妥協して結婚相手を選ぶことになってしまいます。
■労力の使い過ぎに執着していないか?
復縁にしろ、片思いにしろ、人は長い時間努力をすると、その努力が水の泡になってしまうのを恐れます。
過去に費やした時間や労力は忘れて、今、その彼が自分の思い通りになるのか、それとも新しい相手に向かうかだけを考えるべきです。
さらに時間を無駄にし、取り返しがつかない所までいってしまわないようにしましょう。
■著しくスペックの高い相手ではないか?
スペックの高い相手と付き合うと、他の男性は全て色あせてみえ、何の価値も感じません。
医者や弁護士、一流企業勤務などの高いステイタスや、イケメンなど、自分が付き合えそうな相手よりずっと高い条件の男性と付き合うと、その男性に強く執着し、離れられなくなります。
恋人に限らず、不倫相手や思わせぶりな態度をする片思いの相手がハイスペックだった場合でも、他の男性に目を向けられなくなります。
では次に、解決方法について見ていきましょう。
■本音で助言をしてくれる人に相談を
まず、恋愛が得意な人たちで、本音で助言をしてくれる人たちに恋愛相談をすること。
彼らは、あなたより客観的で現実的な視点を持っています。「無理だからあきらめたほうがいい」という意見が多い場合は、今があきらめ時でしょう。
■相手の言動を見極める目を持って
恋愛の指南書を沢山読むことで、男性の言葉や行動のパターンが分かり、今の自分が、実際には、どれだけ彼を手に入れられそうかが見えてくるでしょう。
特に手が届きそうで届かない男性は、気を持たせるような言動が多いため、それを見極める目を持つことも重要。
■かけがえのない存在ではないと知って
冷静に考えれば、彼はかけがえのない存在ではありません。
たとえばあなたが彼に執着しているなら、確かに彼と同じスペックの男性はもう手に入らないかもしれませんが、彼も手に入らないのです。
■人生の目標とスケジュールを決めよう
人生の目標とスケジュールを決めて、これ以上彼に時間を費やすと、その目標にたどり着けなくなると分かります。そうすれば、あきらめ時を知ることができるでしょう。
■勝者は常に正しい判断をする
可能性は低くても、長年の片思いを成就する人がいたり、復縁する人がいたり、奥さんと離婚し不倫相手と結婚する人がいたりすることがあります。
このようなケースが稀にでもあると判断に迷うわけですが、長い目で見ると、理性的な判断をしたほうが人生はずっとうまくいきます。
これは、いつも正しい判断でゲームを進める人は、一時的に負けたりすることがあっても、トータルで勝っていることと似ています。
問題に直面している人は、ぜひ正しい判断の元に解決方法を考えてみてください。
■合わせて読みたい
ぐっどうぃる博士 (恋愛カウンセラー)
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。
現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。
近著に『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』がある。
他にも『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、『恋で泣かない女になる61のルール』(講談社)などがある。
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恋人に関する悩みを解決する方法のまとめ
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