まず、バーソナルカラー診断ですが、瞳の色、肌色から、イエローベース、ブルーベースのどちらなのかに分かれます。その後、物凄い枚数の 色とりどりの生地を自分の顔にあてながら、顔映りのいいカラーを、先生が選んでいくのですが、例えばおなじ茶色でも、色んな茶色があって驚きます。
自分の好きな色が必ずしも似合うとは限らなかったり、逆に、敬遠していた色が案外良かったり、黒は万能と思っていたけど、その人の持つ、肌の色素によっては、重たいだけで、ちっとも素敵に見えなかったり。もちろんこれは、黒に限った事ではなく、市販されている、全ての服のカラーに言える事で、同じ色でも、イエロー寄り、ブルー寄りの微妙な違いにより、似合う、似合わないが決まって来ます。
似合う色が顔の近くにあると、不思議な事に、シミ、ニキビ跡、クマ、までも目立たなくなり、肌の血色が良く見えるのです。逆に似合わない色だと、老けて見えたります。
年齢を重ねると、化粧で何とかごまかそうと、厚化粧になる危険がありますが、これを知っているだけで、肌の透明感が増し、自然な血色に見える為、お化粧もナチュラルで済むかもしれません。
さて、カラーは大きく分けて、スプリング、サマー、オータム、ウィンターの4つに分けられており、私はオータムという結果に。以前から自分に似合う以前を知りたくて興味があったので、今回が初めてではないけれど、以前受けたのは、かれこれ約20年前になる。その時も同じオータム。これは、生涯ほとんど変わらない事が多いらしいので、機会が、あったら是非受けて見ることをお勧めしたい。 だって、自分に似合う物を求めて右往左往しなくて済むし、無駄買いも減るんだから、お若い世代の方達も、早めに自分を知りながら、いろんなおしゃれを楽しんだら、もっともっと、おしゃれの感性が磨かれるんじゃないかなぁと、40代の私の正直な感想…
あと一つ、88診断と言うものがあって、今回はそちらも経験させて頂いた。
これは、差し出されたカラー配色の、好き、嫌いを選び、その理由も答えます。インスピレーションで、パッと閃いたものを、他にも、ロゴ、字体、花束、丸や四角、流線形などの組み合わせを選んで行きます。まるで占いみたいな感じ。この結果についてはまた次回、と言う事なので、それでどんな診断結果が待っているのか楽しみだ。
そして午後、いよいよ先生とのお買い物だ。どんな服が私にぴったりなんだろ、と、とてもワクワクした。
ショッピングはもともと大好きなので、服は必ず試着をする私だし、周りの反応も悪くないのだが、趣味がどうしても偏るのと、あまり若作りはしたくないし、最近、以前ならそこそこ着れた手持ちの服が、顔にマッチしなくなって来ており、そろそろファッション選びの過渡期なのかと、悩んでいた時だったので、先生のアドバイスは、とても参考になった。
まず、自分なら完全にスルーするであろうアイテムを勧められた。私はどちらかと言うと、すっきりシンプルで、可愛い系は絶対に無理だと決めていたので、まさか、こんなフリルの付いた可愛らしいのが目の前に差し出されるとは思わなかった。
正直、ええっっ⁈うっそ!…である。こんなの似合わないよお…
だった。…でも、色は私好みのグリー系。
先生と私の見立てとが合う事もあり、ショッピングの時にどんなカラーをピックアップしたらいいのかが、とても明確になって来た。素材選びも重要で、私はどちらかと言うと、割としっかりとした生地がいいらしく、てろんとしたものは、あまり似合わない様でした。てろんとした生地は、見た目にも女性らしく、私達世代向けのファッション誌でも、トロミ系、とかで、ちょっと流行っていたのもあって、私もそれに乗っかり、何枚か持っていたので、ちょっと残念に思ったけど、似合う素材感の物と組み合わせて、自分らしくアレンジしていこうと思います。
そして、先生が選んでくれた服達を試着してみました。あの、苦手だと決めつけていたフリルに袖を通した。あぁ 鏡に映る自分を見るのが怖い…そう思って、顔を上げると、あれ⁉︎ 変じゃないかも。でした。
フリルと言うだけで今まで見向きもしなかったデザイン、でも、素材感や、色などから、フリル=可愛いという図式が私の中から払拭された瞬間でした。
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