公開:2014-11-02 13:30 ( 更新:2014-11-21 07:30 )

2 まさかの最終選考会

予想はしていたけど…………周りは見事に若いおねぇちゃん達ばかり (間違えた、お嬢さん達ばかり) 浮いてるんだろうなぁ、きっと……と、年齢の事など気にしないつもりでいたけど、結構気にししてる自分発見。

応募してすぐ、一次審査が通ったので、最終選考会に来てください。と連絡があった。

嘘でしょー⁉︎ やったあぁ！

めっちゃラッキー‼︎

まるで、AKBのメンバー選考に通った気分‼︎

とにかく、あのイケテナイ写真を見て、会ってやってもいいか、ぐらいには思って貰ったという事でしょ⁈

私の満足度、半分ぐらいは満たされてしまった。

…そんな事を思い出しながら、アンケートに記入しつつ、面接を受ける順番を待つ。

そこには、今回の動機の他、正メンバー、準メンバーどちらを希望するか記入する欄があった。

迷わず、正メンバーにつけた。

正直、四人の子育てを1人でしながら、これ以上経済的な余裕なんてない。

準メンバーでは料金が発生するところが、正メンバーはそれが協賛会社からプレゼントされるのだ。

それに、仕事で時間的にもいっぱいいっぱい。やるなら正メンバーとして腰を据えたい。

そうでないと、私の場合、中途半端になると感じたからだった。

そうこうしている内に、面接の順番が回って来た。６人ほどいただろうか、グループでの面接だった。

小綺麗な、無機質な部屋。

大企業の出来る人達って雰囲気の面接官が座っている。

緊張している自分がいる。

でも、何を聞かれても、正直に答えられると思った。自分をありのまま表現出来て、それでもし受かったら⁉️

落ちたら、やっぱりダメか、で終わるけど、もし違ったら？相当自信になるよなぁ。あたし、自信欲しいよなぁ…それに、こんな機会、人生初！楽しまなきゃもったいないし！

そう思って、なんでも素直に答えた。

面接のスタッフの反応、薄っっ！

あぁ、終わったな…でも、とっても楽しかった。そして何故か、清々しい気分だった。

帰りがけに、東京タワーが綺麗に見えたので、つい寄り道をしてしまった。駅前のお店でグラスワインを頼んだ。

面接は、1番最後の時間帯を希望したから、終わったら既に、時計は22時を過ぎていた。

参考までに、どんな質問をされたのか、ここで教えるのもいいのだけど、そこはあえて、内緒にしておきましょう。

だって、たぶん、模範解答なんてないと思うから。

たぶん、そのままの’わたし'がいいんだと思う。それが受け入れられるか否か。

だから、今夜は自分の行動力を、ちゃんと褒めてあげることにします。

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