私のとっても無償の愛とは見返りを求めない愛。
でも私は男性にはやはり見返りを、自分を大切にして欲しい、と思ってしまいます。
この時点で私にはいわゆる「フリー作戦」はできません。
私が考えてきた「無償の愛」とは木に水を与えるような愛。
木に何かして欲しいとは思いません。
大きくなってほしい、とだけ考えて注ぐ水。綺麗に花が咲いて欲しいと思って注ぐ水。その水が愛。
木に水を注ぐような愛情とは、以前何かの本で読んだような気がします。私のオリジナルではないことは確かです。
「無償の愛」は母親が子どもの注ぐ愛情に近いものかもしれません。母親は子どもに何かしてほしいわけではなく、元気に育って欲しい、とひたすら願うものだと思います。(残念ながらそうでない場合もありますが・・・)
忠犬ハチ公が上野先生に会いたくて渋谷駅に通ったような愛。
実際のハチ公がなぜ渋谷駅に通っていたのかはハチ公以外には知る由もありません。でもハチ公の姿は忠誠心から、というよりも、上野博士に会いたいから、と私には見えます。ただ会いたい。それが私にとってのハチ公です。
ただただ相手に会いたい、相手のためになりたい。
そこに自分に利するものはない。
相手が笑顔で存在してくれればそれが幸せ。そんな感情。
私はある男性にはそういった愛情を注げませんでした。
違う女性が現れれば嫉妬するし、彼といれば自分を尊重してほしい、と思ってしまいました。
彼と物理的に離れ、違う女性が現れて、最初は苦しくてたまらなかった感情も今ではそれほどでもありません。恋愛回路が小さくなったんですね。失恋には時間が薬、とは本当だなあ、と思います。
今なら彼に無償の愛を注げるかどうか・・・
彼がもし私に会おうとするならば、恐らく肉体的接触を求めてのことかあるいは彼女に振られて慰めてほしいのか・・・
どちらもお断りです。私は彼のための専属娼婦でもないし、母親でもない。
「無償の愛」猫になら注げそうな気がしますw
▼ コメント(2) - 新しい順
- コメントありがとうございます。私もトミーさんと同じようなときがありました。そのときは辛くて辛くてたまりませんでしたが、時間という薬が効いたようです。
私の日記が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
どうかご自分をいたわって、ゆっくりなさってくださいね。 - 初めまして、私、トミーと言います。貴女の日記はまさに今の私を見つめ直す内容だと思いました。私はダメ男に恋をしましたが、私の出来る事は物ではなく、愛情を注ぐ事しか出来ませんでした。傷付けられていると分かっていても、相手を嫌いになれない。私が弱いのでしょうね。恋愛回路復活の負のスパイラルから抜け出すには、まだ時間がかかりそうですが、気持ちの整理をゆっくりしようと思います。ありがとうございました。
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