とんでもない要求コメント No.11541

No.115412012-10-23 17:12

　残念ながらつける薬はありません。単なるモラル・ハラスメントと考えるよりも、そこまでいっていると自己愛性パーソナリティ障害を疑ったほうが良いです。
　他の皆様とも、意見の一致するところですが。速やかに、別れるべきかと思います。また、その方法も、相手のプライドを、できるだけ傷つけずに済む別れ方に限定されるべきです。

　自己愛性パーソナリティ障害の疑いを持って、書かれている範囲での彼の行動を分析します。
　まず普段は穏やかで優しいという点ですが、これは別に彼の性分がそうだからではありません。奏している方が、他人から評価され、賞賛を受けるからそうしているだけです。
　もうちょっと突き進めて申し上げますと、仮に本来の性分が暴力的であった場合、それを無理に優しい人の振りをしているわけですから、自家発ストレス装置といえます。
　潔癖症も自己愛性パーソナリティ障害によく見られる症状の一つです。
　金を払ったという行為だけで他人の上に既に立ったものと見るその視野も、自己愛性パーソナリティ障害によく見られます。クレーマーにはこの障害を持っている人が多いのですが、典型的ですね。
　レベルが低い、というのがちょっとしたことで出る口癖レベルであれば、それこそ、正式に医師の診断が必要なレベルではないかと愚考します。

　文面全体から醸し出される、彼の貴女への感情は、貴女への愛情ではなく。貴女を自らへの無知な信奉者へと変えたい欲求のみです。それは愛情ではありません。勿論、私の読解力不足やもしれません。しかし、ただの執着されているだけではないのか、と言わずにはおれません。
　愛情をもってくれているのであれば、相手にも譲歩を示す余地があるでしょう。愛情があるのなら、打算抜きに、嫌われたくない、という感情が生まれるはずです。しかし、話を聞き入れない。それでも愛情があると受け取るのは極めて難しい話です。

　さて、ここが深刻な話なのですが、自己愛性パーソナリティ障害は、基本的に知能の高かったり教養がある人物がかかりやすい障害です。こうした障害は錯誤の機会が多ければ多いほど陥りやすいと解釈してください。つまり、あなたがどれだけ彼を癒そうと努力したところで、貴女の見えない場所で彼は勝手に病状をより深刻にさせて戻ってくるのです。
　勿論これは、自己愛性パーソナリティ障害で、まず間違いがないとなった場合でのお話ですが、超難治性とも言われる障害であることだけは、頭の隅にでも置いていただけると助かります。

　さて、別れるか別れないかは、貴女の希望するアドバイスの趣旨ではないようですので、収拾するやり方についてお話します。
　とはいっても、相手が要求している通り、全面的降伏以外はありえません。貴女の彼氏のやっている事は、対話ではなく、一方的通告です。彼はおそらく、貴女の事も自分よりレベルが低いとみなしてますので、対話は実現しません。
　要求に従うか、突っぱねるかの二択です。
　私は突っぱねることをおすすめします。なぜならば、私が上記で疑っている障害がもし事実であるとすれば、今回を全面降伏してのりきったとしても、次に同様のことがあれば、今回の釈然としない思いを貴女は抱えたまま、それに臨まなくてはいけません。次が大丈夫でも、その次、ときりがなくこういう事案はでてくるでしょう。そのうち貴女は、自分を押し付けるばかりの彼氏に対して、抱えたストレスを爆発させることになります。
　その時、これまで従順だったレベル下の女が、裏切った、と見られてしまうおそれがあります。
　これこそ、まさに収拾し、避けねばならない事態ではないでしょうか。
　終わります。