とんでもない要求コメント No.11631
人間の在り方とは何か。哲学的な疑問ですね。貴女が見たことをありのままにご説明します。成功するしか無かった者のうちに宿る闇です。
私が自己愛性パーソナリティ障害を最初に疑ったのは、私自身が自己愛性パーソナリティ障害者から被害を受けた者であり、また、紆余曲折を経て、私自身が自己愛性パーソナリティ障害を患った経験があるからです。この障害のたちの悪さは、嫌というほど熟知しています。
この障害は、それを負った人間の才覚によって、実に様々な影響を患者が所属する小社会に与えます。頭が常人より切れる人間が、これを患った場合は、良くも悪くも最悪です。貴女の恋人はこのケースに該当します。貴女が愛したのは、他人の顔色を窺いながら、貴女と出会うまで、着々と創りあげてきた虚像です。
恐るべき嗅覚が磨かれるまでの努力をしたでしょう。それが培われてからは、他人の感情を読みながら、多くの人から評価されるために、彼はおそらく想像を絶する努力をし続けてきたはずです。こうした対人努力の他に、他人から評価されるだけの成果を勉強でも上げ続け、それを元手としてよい就職先を獲得しもしたわけです。
その後、英才が集まる中でも、それらに負けず、頭ひとつ抜きん出た逸材となるための努力も惜しまずにきたのでしょうね。こうした出る釘を危険視する相手にも備え、蹴落とされずに済むように、実に様々な労苦を味わってきたはずです。
肩書きや役職とおっしゃいましたが、こうしてもぎ取ったものと思われます。
この病気の哀れな所は、本来の自分を許容できない者が、理想の自分を思い描き、それを自らだと錯誤してしまうところにあります。理想の自分を自らだと錯誤した時、本来基準となるべき、等身大の自分が不在となります。本来の才覚では出来なさそうなことも、出来ると錯誤したまま、結果を出すまで努力を続ける。それらの課題をクリアするごとに、より尊大な自我が生まれます。
彼の論の基軸は、自らの時間を大事にして欲しいという要望ですよね。自分の時間が大事というその台詞の裏には、上記のような理由があると思われます。
適度に息抜きしながら、彼と同じだけのことが出来る人も、なかにはいます。人間は不平等故に平等を求めます。生まれながらに差があり。さらに磨くことで、もっと差は広がって行きもします。不幸なことに、彼は彼のステータスを維持するだけの才覚はないでしょう。持っていたとしたら、破綻の兆候を見せず、貴女ともうまくやっていけていたはずです。
これまでのお話をうかがって危惧してます。虚像の崩壊が近いと思われます。
これはまったくの勘です。しかし、貴女を相手取ってやってきた数々の横暴を、横暴と気づくだけの知性がないとは思い切れません。そうした感覚がなければ、出る釘は打たれるエリート社会に於いて、栄達を掴めるようには思えないからです。
どこかで、彼の栄達には陰りが生じているかもしれません。職場あたりでしょう。一分一秒を惜しんで惜しんでやまない、彼の今の焦燥感に更に納得がいきます。
繰り返し申し上げます。速やかに別れて下さい。僕の人生には必要ないと言われたことはっきりと繰り返し伝えて下さい。あなたの口から出るべきは「あなた自身が、僕の人生にはいらないと言った時点で、終わった関係」これのみです。他は要りません。喋りたいようなら喋らせておいて構いません。録音しておきましょう。
最後のアドバイスです。今日から、彼からのアプローチを全て証拠保存するように心がけてください。日記もつけましょう。最初の内でいきなり絶縁すると、相手側に潜伏されるのでそれはやめてください。このほうが厄介です。後日これらの記録が必要になったときに手元にないと対応が後手後手に回る恐れがあります。
ああ、そうそう。人間の在り様でしたっけ。自分を知り、受容する。この一言につきますね。私にとっては。
追伸
日本のトップで誰もが憧れる肩書きと役職と社会的信頼を…とおかきになりましたが、私もsiori様と同様、これには酷く懐疑的です。
私が貴女の保身に関してのアドバイスをはじめたのは、とうに虚像が破綻して、うつへの転換が起きた後、適切な治療を受けることなく、治療タイミングを逃し。虚言で創りだした妄想の虚像でもって復帰を果たした、完全に怪物化した人物像の想定も、あなたのいう彼の社会的ステータスから視野に入れたからです。
残念ですが、これはもう、恋愛話の域を遥かに超えています。これ以上知恵を絞りだすことはできません。
この相談とコメントのすべてをプリントアウトし、貴女御自身で精神科に向かい、相談を重ねておき。必要となったとき、速やかにこの男性から逃れる為に必要な機関から救われる為に必要な手段を、専門家の指導のもと予め教わって置くとよいでしょう。
- [年齢非公開]
- イイヒト ランク圏外
※「とんでもない要求」の全コメント
- 彼は典型的なモラルハラスメントだと思います。
結婚してしまったら、怒鳴り散らされた気の毒な仲居…
Chocolat -- (No.11527) 2012-10-23 02:05 - 彼レポートのコミュニケーションの部分60%は間違ってますよね?彼は博士のコミュニケーションのとれ…
みなとみらい -- (No.11529) 2012-10-23 02:26 - 間違いなくモラルハラスメントです。
彼の言動、行動を変えようとしても無駄ですし、断言しても…
arisari -- (No.11532) 2012-10-23 05:39 - 皆様、ありがとうございます。コメント、大変嬉しく感謝致します。
私も色々と調べた所、彼には…
コレオ(投稿者) -- (No.11537) 2012-10-23 14:07- モラハラ男じゃないとしても、かなりの奇人変人です。
自分勝手なマイルールを押し付けるとい…
ひまわり -- (No.11539) 2012-10-23 15:28
- モラハラ男じゃないとしても、かなりの奇人変人です。
自分勝手なマイルールを押し付けるとい…
- 残念ながらつける薬はありません。単なるモラル・ハラスメントと考えるよりも、そこまでいっていると…
イイヒト -- (No.11541) 2012-10-23 17:12- >イイヒトさん
コメント、ありがとうございます。後のコメントも感謝しております。
「…
コレオ(投稿者) -- (No.11573) 2012-10-25 03:15
- >イイヒトさん
コメント、ありがとうございます。後のコメントも感謝しております。
「…
- コメント内での貴女のお話も拝見いたしました。
自己愛性パーソナリティ障害の病原の多くは…
イイヒト -- (No.11542) 2012-10-23 17:38 - >イイヒトさん
コメント、ありがとうございます。憶測ではありません。正に、おっしゃる通りだ…
コレオ(投稿者) -- (No.11572) 2012-10-25 02:37 - 皆様。
多くのコメントありがとうございます。
モラルハラスメント、自己愛人格障害…色…
コレオ(投稿者) -- (No.11581) 2012-10-25 15:51- >コレオ(投稿者)さん
矢張り、見下されていましたか。ショックだったでしょうね。でも、ど…
イイヒト -- (No.11610) 2012-10-26 19:39
- >コレオ(投稿者)さん
矢張り、見下されていましたか。ショックだったでしょうね。でも、ど…
- 状況は悪化するばかりです。ありのまま報告します。長文ですがお許し下さい。
形だけの謝罪でし…
コレオ(投稿者) -- (No.11627) 2012-10-27 15:06- 私が驚いたのは彼の偏屈ぶりなんかではなく(予想範囲内の言動ですから)
コレオさんがまだデートの…
Chocolat -- (No.11630) 2012-10-27 17:56
- 私が驚いたのは彼の偏屈ぶりなんかではなく(予想範囲内の言動ですから)
コレオさんがまだデートの…
- 横から失礼します。
ともかく、
「もうお別れしたいです」ということで縁を切れないのでしょ…
しおり -- (No.11628) 2012-10-27 17:08 - コレオ(投稿者)さん
人間の在り方とは何か。哲学的な疑問ですね。貴女が見たことを...
イイヒト -- (No.11631) 2012-10-28 02:17- >イイヒトさん
コメントありがとうございました。ご自身の経験から御助言下さった事、大変感謝…
コレオ(投稿者) -- (No.11663) 2012-10-30 00:32
- >イイヒトさん
コメントありがとうございました。ご自身の経験から御助言下さった事、大変感謝…
- はじめまして。
レスを読ませていただいて、彼氏さんの事を理解されようとしてこられたお気持ちが伝…
kiyorin -- (No.11654) 2012-10-29 17:36 - こちらの彼氏さん、単なる潔癖性の範疇を超えていると思いますよ。
お稽古側からの謝罪まで要求する…
Momomaru -- (No.11656) 2012-10-29 19:09 - わたしも、重ねてお伝えしたいですが、
潔癖症というような生易しいレベルではないですよ。
話し…
しおり -- (No.11658) 2012-10-29 22:04 - >Chocolatさん。
コメントありがとうございます。
デートと言うより、彼の度々…
コレオ(投稿者) -- (No.11659) 2012-10-29 23:15 - 皆様、コメントありがとうございます。
そして心配していただき、大変嬉しく思います。
…
コレオ(投稿者) -- (No.11664) 2012-10-30 01:24