恋愛依存症を克服したいコメント No.45035

No.450352014-11-18 20:30

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シェルさん、こんにちは。

カウンセリングを受けているとのことなので
今さらと思われるかもしれませんが…

まず「アダルトチルドレン」というのは
病名でも症候群の名前でもなく
おおまかに全体的に
そのような考え方、そのような人々を指すものです。
つまり病名としてまとめきれないほど
それぞれの背景と問題を負うものということです。

仮に「誰かが良い彼と出会って克服できた」と聞いても
それは砂漠の中の砂粒ひとつのこどだと思いましょう。
それに振り回されて
「自分はなぜ克服できないんだろう」と
かえって悩むことがないようにと思います。



それから一般的に
アダルトチルドレンの傾向を持つ方は
極端な意見に影響されやすいとされています。

このような場で相談される場合に、
「〜であるべき」「あなたと彼は合わない」
とする決めつけて言われてしまうと
その意見だけが頭にこびりついてしまいがちです。
(だから心理士は慎重に言葉を選びます)

特に自己否定感の強い方は
否定的な決めつけに気持ちが揺らぎやすく、
またなぜかそういう人には
決めつけたがる意見の人が寄ってきやすいので
じゅうぶんに注意してください。

今とくに不安定な時期なのならなおさら、
「自分は決めつけの意見に左右されやすい」と
常に意識しておいた方が良いと思います。

少しでも不安な気持ちが増すコメントがあったら
それは二度と読まないようにしましょう。
雑踏の中の無責任なつぶやきが聞こえただけです。
それでも不安が続いてしまうようなら
心理士さんに相談されることをおすすめします。




それを踏まえた上で私が思うことを書きます。

シェルさんが今すごく苦しいのは
「そのままの自分では愛されない」
ということが大きいのではないかと思います。

居心地の良さを提供したり
連絡を控えて依存気味な部分を隠すことで
彼に愛されたとしても
不安な気持ちは残るかもしれないと思います。

自己肯定感が低ければなおさらのこと、
「何か良いことをしたから愛される」
「自立したから愛される」
「両親との関係を改善したから愛される」
という条件つきで愛されるのではなくて

依存があっても少し不安定でも居心地が悪くても
「そのままのシェルでいいよ」
と受け入れてほしい、愛してほしいという願望を
どこかで抱えているのではないかと思います。

それにはまず
シェルさん自身が心からそう思うことです。
不安定な自分でも眠れず薬に頼る自分でも
そのままの自分でいいんだと思いましょう。
この自分はこのままで愛される人間だと思う、
「自己肯定」ってそういうことです。

今のシェルさんにとっては
それこそが難しいことなのだろうと思いますが

それでも
今はそれでせいいっぱい頑張ってる、
克服したいって思って努力してる、
居心地よくなりたいと努力してる、
不安定さを彼に見せまいと耐えてる、
そういう自分をねぎらっていたわってください。
よくやってると私から見てもそう思います。



愛されている自信がなくて悩む女性は
本当にたくさんいます。
シェルさんだけじゃないし
それが異常だと思わなくていいと思います。

「そのままでは彼に愛されないから
治さなくてはいけない」のではありません。

シェルさん自身が生きやすくなるためですよね。
自分のため。
彼のためでも見知らぬ他人のためでもなく
シェルさんが幸せになるためです。



それから
「こういう男性なら精神が安定する」というのは
シェルさんの悩みの解決にはならないのではないでしょうか。
相手次第での幸せというのは
自己肯定からはほど遠いことです。
その男性が何かの事情でそうじゃなくなったとき、
今よりもっともっと辛くなることがあるからです。

今の彼ではだめだということもありません。
「彼に執着してる」というのは
それほどシェルさんが彼に
心を開きたくなったということです。
そういう安心感を、最初に彼から感じたからです。

小さい子が知らない人の中で一人で頑張ってて
迎えに来た親の顔をみて突然わーん!と泣き出す、
ということはよくあることです。
心から安心したら出てくるんです、
それまで必死でこらえてた不安な気持ちが。
おかしいことじゃないし人間なら普通の反応です。

彼が好きなら好きでいていいと思います。
「こんな男性でないと」
「この彼ではだめ」
そんなことは誰にもわかりません。
人と人との関係は流動的に変わっていくものです。

自分にとって本当に彼でなくてはいけないかどうか、
それはシェルさんが自己肯定感を持てれば
そのときに自分でちゃんと判断できます。
不安定なときに焦って答えを出すことはありません。


シェルさんが
「このままの自分でいいんだ」と思えるようになれば
彼にそれを打ち明けることができる日もくると思います。

今はシェルさん自身が
「こんな自分では嫌われてしまう」と思うから
こわくて言えないんですよね。

でも
少しずつ自分を肯定できるようになれば
怖がらずに彼に言えるようになると思います。

「本当は昼も辛い。でも頑張ってる。
 ただそれを知っていてほしかった」と
彼を信頼して言えるようになれればといいですよね。
そうするときっとだいぶ楽になると思います。

それは依存でも求めすぎでもなく
「信じて頼る」ということです。



まだ先が見えずに辛いかもしれないですが
楽になる日はちゃんときます。

「恋愛依存を治さなければ」と
決めつけて思い込みすぎないようにと思います。

恋愛依存やアダルトチルドレンであることは
悪いことでもダメなことでもありません。
精神が完璧に安定している人などいません。
円満な家庭だから健全な精神の持ち主に
育つわけでもありません。
そう思う方が不健全で偏った考えだと私は思います。

みんな多かれ少なかれ似たような感情を抱えて
社会生活を送ったり結婚したり育児をしたりしています。
その境界線はとても微妙なものです。
依存と甘え・頼ることの境界も
同じようにとても曖昧です。
恋愛で悩んでいなくても
その他の人間関係や仕事が
うまくいかない人もたくさんいます。

シェルさんはきちんと向き合おうとしているだけ
すごいこと、えらいと思います。
どうか自分だけがと思わずに気持ちを楽にしてください。

  • [年齢非公開]
  •  もじじ ランク圏外

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