自分から別れを切り出したけど…

＞私自身が自分をさらけ出したら自分を好きになってもらえるわけがない。

このマイナスの思い込み、私もずーっと自分の中にあって苦しかったです。

最終的に私の場合、今の貴女のような心境をずっと維持することが難しくなり、
鬱っぽくなってドン底に落ち、（生きるのが辛い、死にたい）と思ったけど
その勇気もなく、もうヤケクソになり、自分の喜怒哀楽をすべて垂れ流して
出会った人みんなに嫌われる作戦？に出ました。自暴自棄っていうやつです。

すると不思議なことに、人付き合いに失敗して痛い目にも当然遭うのですが、
何故かそれでも私のことを好きでいてくれる友達や恋人ができたんですよね。
それでやっと「自分をさらけ出したら自分を好きになってもらえるわけがない」という
自分の思い込みがウソだった、ということに気が付いたんです。

私は以前のコメントで、

＞貴女はまだ、「本当の自分らしさ」を分かっていません。

と書きました。

本当の貴女らしさは「自分の気持ちを素直にすべてさらけ出す勇気」を持てて初めて、
開花するものだと思います。私は自分の経験上、完全に行き詰まったから、
もう息するのも辛かったから「自分を殺してイイ子ぶる」のをやめました。

貴女は彼に「頑張って！応援してるよ！」と言いつつ、本音の不安を隠し続けた。
だからそれが溢れたとき、致命的なやり方で自ら縁を切ってしまい、今、後悔している。
ならば、イイ子ぶって思ってもいないことを言わなければいいんです。

そして、不安を溜めずに上手に自分で解消できる技術を持つことが大事です。
彼に対する不満が出たら、それも上手に伝える技術を持つことが大事です。
「自分で自分をあやす」ことや、「上手な言い方を自分に叩き込む」とか、
そういう成長をしたいなら、まずは何より、自分の感情を解放する勇気を持つことです。

言いたいけど、言えない。
私なんかが言っちゃダメだ。付き合いが終わってしまう。

そういうマイナスの思い込みが間違いなんだと気付く為には、
実際に【　言いたいことを言う人生　】に切り換える必要があります。

人って、楽しいときに楽しいと言うのは簡単だけど、
悲しい時に「悲しい」と言ったり、怒った時にちゃんと怒りを表現するのが下手です。
じゃあ、そのマイナスな感情を二度と持たないで生きられるか？って言ったら無理なので、
逆の視点から考えるのです。

つまり、「嫌われない程度に、上手にマイナスを表現する」
「陰湿にならないよう、こまめにマイナスを表現する」人になればイイのです。

今の貴女は（自分をさらけ出したら自分を好きになってもらえるわけがない）と
思い込んでるから、自分をさらけ出していない、我慢している。
にも関わらず、彼に嫌われた。

自分をさらけ出していないのに、好きになってもらえなかった訳です。
自分を押し殺しても、嫌われるときには嫌われる。
それが事実として理解できましたよね。

じゃあ、次は、貴女が言うように「自分をさらけ出したら
本当に誰も貴女を好きにならないのか」を検証して下さい。

自分をさらけ出したら、最低でも今の貴女のような「感情を押し殺すストレス」は
なくなります。自分を励ましたりごまかしたりしてイイ子ぶる必要がなくなります。
「演じるストレス」がある人とない人、どちらが付き合いやすいか、分かりますよね？
どちらが裏腹な言動をして面倒臭い女になるか、分かりますよね？

――――――

自分を押し殺しても、人に好かれる確率は上がらないのです。

そもそも、自分を押し殺すことは、自分にとっても
相手にとっても無意味なことなんですよ。

――――――

貴女が本音をさらけ出さないことで相手がどんどん喜ぶのなら、そうした方がイイけど、
普通に考えて、そういう人間関係って成立しますか？腹を割らない関係です。
貴女のようなマイナスの思い込みにしがみついてる人と親友になりたいですか？
演じているからこそ、あとあと爆発する。そして自分の好感度を下げ、相手に迷惑をかける。

貴女は＜　何のために　＞自分をさらけ出さず、演じているのですか？

人に好かれるため？
でも押し殺した反動で結局、爆発して嫌われたんだよ？
自分をさらけ出さないことで、何を得た？何か得した？誰が喜んだ？

自分をすべてさらけ出した後に嫌われたら、もう立ち直れない。
その恐怖があるから、さらけ出す勇気が出ないだけです。

でも貴女、既にココでびっくりするくらい、自分をさらけ出しているじゃないですか。
貴女の今までの未熟さや闇は、ココでもうダダ漏れ、垂れ流しているじゃないですか。
で、そこまでみんなに嫌われてないんだよ。嫌いな人にはコメントしないよ。
その事実はどう受け止めているのですか？

貴女はココで本音をさらしたんです。
今度からは、惚れた男にもさらせばイイんです。
ちびちび隠して一気に爆発させるから、相手はビビッてドン引きするんです。

例えば、「私は腹黒い女です」と言った時点で、人はその人のことを腹黒いとは思わない。
何故なら、自分の弱点をさらせる自覚と勇気がある時点で、
普通の人より【　自分の器をよく知っている賢さがある　】からです。
ずる賢いのが腹黒い女。賢い女は腹黒くない。

毒舌なのに人気がある人って、いますよね。
何故、彼らが言いたいことを言ってるのに嫌われないか、
支持されているか、分析してみてください。

本当は、みんな彼らのように言いたいことを言ってスッキリしたいんです。
気持ち良く、潔く生きてみたいが勇気がない。嫌われるのが怖い。
でも毒舌の彼らは嫌われることを恐れず、それを平気で明るくやってのける。
その憧れもあったりするんですよ。

毒舌なのに空気を読める賢さがあるから、好かれてる。
自分をさらけ出してるのに嫌われない。

人には好き嫌いがあるから全員に好かれることはないけど、
全員に嫌われることもないんです。それが真実です。

自分をさらけ出す勇気を持てたら、貴女が思うほど人には嫌われないことを
実体験として分かるようになるため、自然と自分に自信を持てるようになります。
すべてはそこから「自分らしい人生」がスタートします。

貴女に勇気があるか、ないか。
それが今後の人生を飛躍させられるかどうかの分岐点です。

> No.37814のコメントへの返信

>奈津子さん
こんにちは。お返事が遅くなりました。
コメントへの返信が遅れることを奈津子さんにお伝えした際に頂いたメッセージの
あまり周りの事を気にせず、自分の事を最優先するくらいの気持ちいた方がうまく行くような気がします
という言葉で気持ちが救われました。

闇の部分と向き合うことはとても難しいですが時間をかけて癒していければと思います。
奈津子さんのおっしゃるように当たって砕けるつもりで挑戦していく勇気も必要かもしれません。


そして、彼から離れて見えてきたこと。

私は彼との付き合いが不安でした。
きっと彼じゃなくても不安だったと思います。
年齢的な面でも不安だったし、何より寂しかった。
そんな不安を彼に埋めてほしかった。
奈津子さんの言うとおりです。

元彼と別れてその寂しさを消化しきれないまま、相談の彼に告白され、当然好きになったこともあり付き合い始めてしまったことも原因の一つだと思います。
元彼と別れたとき、喪失感を味わいたくなくて焦っていました。

相談の彼と付き合い初めの頃はお互い気持ちが盛り上がっていることもあり頻繁に会っていたので寂しさを感じることはあっても、我慢できる程度でした。
付き合いが安定して彼の気持ちは落ち着いてきましたが、私は寂しさを抱えたままだったので、「彼の気持ちが離れてしまった」と思いました。
私はあわててもっと会いたい、連絡がほしいとお願いしました。
彼は合わせてくれていましたが、彼が無理をしているのも感じていました。
会っていても無理をしているのが分かるため、心は満たされませんでした。
そして、もっと寂しさが募りました。

今思えば悪循環だし、彼が「今は友達を優先したい」といった気持ちがなんとなく分かります。
私の寂しさを抱えきれなくなり、疲れて離れたくなったんですね。
けれど私は「私だって我慢してる！」と言って彼の気持ちをわかってあげられないどころか、自分の気持ちを押し付けました。
さらに二日酔いで気持ち悪いから今度でいいかと聞かれ、感情が抑えられずそんなやついらない。（そんな言い方はしていませんが）と突き放してしまいました。

もう自分の感情をどうにもコントロールできませんでした。

もともと彼は彼女に会わなくても平気なタイプと言っていましたが、それも私にとっては不安の一つでした。
ただ単にまだ友達と遊んでバカ騒ぎしたい。とか、まだ自由に自分の時間を使っていたい。という気持ちから出た言葉かもしれません。
でも、以前に悩みを人に打ち明けつ事はほとんどしたことがないと言っていたので、男性ならそのような方が多いのかもしれませんが、自分の負の感情を言って人から非難されたり敬遠されることが怖かったのかもしれません。
的外れかもしれませんが…

そもそも恋愛観が違い過ぎていたし(彼はもっと気軽に付き合いたかったし私はもっと真剣に付き合いたかった)、お互いに思いやりにかけていました。
心の余裕もありませんでした。
そして自分をさらけ出したら好きになってもらえるわけがないと信じている時点で誰と付き合ってもうまく行くはずがなかったと思います。

彼と離れてたくさん泣いて相談して考えて、苦しかった気持ちが楽になりポジティブな感情がずいぶん戻ってきました。
もうしてしまった事は取り返しがつかないので、今回の事を反省して進んで行けたらいいなと思っています。

奈津子さん、たくさんの事教えてくださって本当にありがとうございます。

あいさん、素晴らしい自己分析ですね！感動しました。

貴女の分析で合っていると、私は思います。
ご自分が何故、そういう言動になり、そういう結果を引き寄せたのか。
彼の分析と共に、とても冷静、客観的に分析されていると思います。

根本的な問題は、やはり貴女の「寂しさ」なのです。

そして、その寂しさに対する認識を変えていけると、道はひらけます。

――――――

自分の寂しさを癒せるのは、自分だけ。
自分だけが、その寂しさを理解できる。他の人には理解できない。

他の人に自分の寂しさを匂わせると、それはすべて「重荷」に映る。
自分の問題を相手に背負わせることになるので、それは一種の「憑依」と同じ。だから重い。

自分の寂しさは、惚れた男と会う「回数」では埋められない、癒されない。
「惚れた男に会えば、自分の寂しさは解消されるはず」というのは、幻想。

――――――

今後は、上記の事実を受け止めて、自分の寂しさへの理解を深めましょう。
知識や経験が増えてくると、上記の意味も体感できると思います。

あと、下記の私のメッセージについて。

＞あまり周りの事を気にせず、自分の事を最優先するくらいの気持ちでいた方が
＞うまく行くような気がします。

貴女は私と似ていて「気が強いのに、繊細な人」なんだと思います。

繊細で思慮深いから、恋愛に真剣な交際を求めるし、寂しさを感じすぎて辛い。
でも、気が強い面もあるから、ある瞬間に爆発して「こんなヤツいらない！」的な、
刹那的にバッサリ縁を切れる、ヘンな強さもある。もう、私とそっくりです（笑）

私ね、「気が強い」って良いことだと思うようになりました。一般的には
悪い評価なんだろうけど、今の時代を生き抜くにはこの力が必要だなって思う（笑）

（なにくそッ！）とか（あり得ない！）とか（もういい！独りで生きてやるッ！）という
可愛げのない気が強い部分と、なんでも人の感情を察知して気疲れしちゃう繊細な部分。
それが程よくブレンドされた私が最強なんだ！と思えるようになりました。

そう思えた原因は、

繊細で気が優しかった分、どこにも爆発できなくて
自分の人生を自分で衝動的に終わらせてしまった、超美人の女友達（20代）がいたこと。
彼女から悩みを吐露されたのに壮絶過ぎて救えなかった自分。･･･人生観が変わったんです。

やはり、誰がなんと言おうと生き抜かないといけない。
ならば、自分の長所と短所、陰と陽、光と闇を両方「そのままでいい」と認め、
ブレンドさせて進化・強化しないと、一面だけでは、あるときポッキリ折れてしまう。
･･･そう思いました。長所だけじゃダメ。短所があるから、個性が光る。生き抜ける。

繊細で優しい人は、自分の中にある「気が強い面」「ずーずーしい面」もセットで、
絶妙な配合で育てないといけない。自分の幸せの為に、自分が折れない為に。

だから、あいさんも、

（１）自分の寂しさを理解して、癒す。
（２）自分の繊細さに溺れない。
（３）自分の気の強さを誇りに思い、上手に育てる。
（４）気の優しい男性と付き合い、ありのままで愛される。

そういう流れで、恋と人生を楽しんで行かれたら良いのでは？と思います。

「もういい！アンタなんかいらない！別れるッ！」

恋愛の法則？では禁句でも、未だに私は時々、怒りに任せて言ってしまう。
でも、７年も同居してる相方はさらに上を行き、私の暴言を聞いてビックリした後、
「へ？あははッ！（笑）」って、笑ったんですよ！？
それにこっちがビックリして、なんだかバカバカしくなって２人で大笑いするという、
意味不明の結末でケンカが終わったんです。

後で彼になんで笑ったのか聞いたら、「もう、ここまで来てるのに、
明らかにあり得ないことを年甲斐もなく平気で言うから、ウソ臭すぎておかしかった」と。
こんなヘンな男もいるんです。この暴言で怒らない、稀有でヘンな感性の男もいるんです。
だから貴女もその性格のまま、負担なく自然と愛してくれる優しい人と付き合って下さい。

あいさんは、自分らしい幸せな恋愛にきっと出合えると思います。
今すでに、貴女の運命の人はどこかで生きていて、貴女の成長を待っているんです。
（どこかにいる彼だって、きっと頑張って人格を磨いているはず。だから私も頑張ろう）
そう思って、私はひたすら独りで自分磨きをしていました。だから貴女も、ね。

>奈津子さん
奈津子さん、お元気ですか？
２年ぶりの返信です。
私自身驚きの返信期間ですが、記事を振り返り書きたくなりました。

私はあれから悔しくて（自分の未熟さに対して）いろいろなことを勉強しました。
自分自身について。
潜在意識について。
健康について。
愛について。
恋愛について。
男性心理について。
自分磨きについて。
復縁について。
思いつくこと全部です。

自分に足りないと思うことはとことん考え、とことん知ろうとしました。
「気が強くて、繊細」それに「負けず嫌い」までプラスされました。笑
それだけ思い入れのある恋愛だったので今では苦しかったけどあの恋ができてよかったと思います。
そして勉強してわかったことは突き詰めていくとすべて答えは同じとことに行き着くのでは？
ということ。すべてつながっていました。

そして本当にありがたかったのは、この記事に対してコメントしてくださる方が多かったこと。
それだけではありません。
友達にも恵まれ、別れてすぐは一人になる時間がとても少なかったこと。
心配してアドバイスをくれる人がとても多かったこと。
本当に恵まれていました。

別れる寸前や別れた後は、嫌なことばかりにフォーカスしていましたので、ネガティブなことばかり考えていました。
恵まれていることにも気づきずらくなっていました。
心にも、体にも余裕がありませんでした。
世界が暗く、すべてに色がありませんでした。
たくさんの嫌なことを我慢していたので、嫌と言っていいことが何なのか自分でするべきことが何なのかの判断もできない状態で、夜になると朝を迎えるのが怖くて毎日泣いていたし、ご飯を食べなきゃと思うのに喉を通らない状態でした。

今思うと、彼も辛かったのかな？
なんて思います。
あの時は、自分のせいで…彼のせいで…と原因を追究しようとしていましたが、
色々な要因が重なって起こった結果で、しかたなかったのかな。
と思っています。

大好きな彼だから幸せになってほしい。
そして彼に負けないくらい私だって幸せになってやる！
そんな感じです。
今でも大好きです、そこは変わりません。
でも、大事にしてくれない人とは付き合いません。
矛盾しているようですが、私の中では矛盾していない考え方です。笑

疲れたら自分と相談してちょっと休憩ができるようになったし、本当にそれが必要なことか？を立ち止まって考えることが出来るようになってきました。

こんなに心が穏やかになる日がくるなんて驚いています。
きっと周りのみんなが見捨てないでいてくれたおかげです。

奈津子さんとのやり取り。
２年前のあの時だけでしたが、私にとっては宝物で前に進みたくて何度も読みました。
考えることを諦めなくてよかった。
苦しい経験をしてよかった。
奈津子さんと出会えてよかった。
たくさんのよかったが見つけられるようになって、私を幸せにできるのは私だったんだな。
自分が幸せになることを許したとき、幸せになれるんだな。
って気づけました。
奈津子さん、私は今、自分らしく毎日を過ごしています。