片思いの恋愛成就を遠ざける!「彼からのLINE気にしすぎ」問題とは?
実るはずの恋もダメにする
片思いにおいてもっともよく耳にする悩みといえば、「彼からのLINEの返信」に関するもの。
例えば返信がそっけないと「何かまずいことを言った?嫌われた?」と不安になったり、ほんの数時間返信が来ないだけで、ものすごく落ち込んで動揺したり。
「男性にとってのLINEを使う理由や目的は、女性のそれとはまったく違います」と、恋愛ユニバーシティ公認カウンセラー 愛野カタル先生は言います。
今回ご紹介する5つポイントを頭に入れておけば、彼とのLINEのやりとりで一喜一憂し、深読みをしすぎて苦しむことがなくなります。
そればかりか、下がり気味だった彼のあなたへのテンションを上げて、お付き合いできる可能性もグっと高めてくれるという、うれしい効果も期待できます!さらにLINEのやりとりで脈ありの可能性もわかるのだとか。さっそくチェックしてみましょう。
1.男性にとってLINEは単なる連絡ツールと知る
ここで声を大にして言いたいのは「男性の大半はLINE(連絡)を女性ほど重要視していない!」ということです。
よく言われることですが、多くの男性にとってLINEは単なる連絡ツールであり、基本的に何か用事があるときや待ち合わせをするときなど、会話の先に何らかの「目的」があるときにしか頻繁なやりとりをしないことが多いです。
もちろん、連絡がマメだったり女性の扱いに慣れていたりする男性であれば、女性同士のやりとりと同じように、テンポよく会話のラリーが続いたりこまめに返信してくれたりすることもあるでしょう。けれども、そのような男性は少数派です。
この点をよく覚えておき、片思い中のLINEでは彼からの返信の内容やスピードに一喜一憂しない「余裕」を持つことがとても大切です。
2.彼には彼のペースがあることを忘れない
もう一つ注意して欲しいのは「彼には彼の連絡ペースがある」と覚えておくことです。
例えばあなたがLINEにはいつもすぐ返信をするタイプだとします。しかし、彼の返信のペースが必ずしもあなたと一緒とは限りません。
彼は空き時間にまとめてゆっくり返信するタイプかもしれません。もしそうだとしたら、彼の返信後すぐにあなたからまたLINEを返すのは彼にとって負担になるでしょう。
連絡のペースは本当に人それぞれなので、自分の価値観だけで判断せず、相手のペースに合わせたやりとりをすることが重要です。
3.返信のペースは「彼より少し遅く」
くり返しになりますが、相手の連絡のペースに合わせてやりとりをすることが重要です。相手の連絡のペースを尊重し、彼より少し遅く返す方が彼にとって負担になりません。
また片思いからの恋愛成就において、あなたの好意が相手にバレてしまうことは得策ではありません。返信のペースを遅らせることで、あなたの好意が意図せず彼に伝わってしまうというリスクも避けることができます。
具体的な目安
あなたからLINEを送って、彼から2時間後に返信が来たなら、彼よりも少し遅いペースで、3~4時間くらい空けてから返信することをおすすめします。
つまり、自分がLINEを送った後、彼からの返信が来るまでの時間プラス1~2時間程度と覚えておくと良いでしょう。
また、1日~2日後にLINEを返してくる男性の場合、あなたも最短でも彼と同じ日数を空けてから返信するようにすると、相手にとって無理のないペースでやりとりができます。
返事がなかなか来なくてじれったく思う女性もいるかもしれませんが、あくまで彼のペースを尊重し、焦らずに彼よりも間隔を空けて返信することを心がけましょう。
尚、もちろん急用が入り待ち合わせに遅れてしまうなどといった急ぎの場合はこの限りではありません。
ペースダウンは終わりのサイン
一方、やりとりの最初の方は彼からの返信が早かったのに、LINEを続けるうちにだんだん相手の返事が遅くなってきた場合は、いつまでもダラダラ話を引き延ばすより、区切りのいいところで自分から終わらせる方が好印象です。
4.自分からの発信は「彼より少なく」
また、同様に自分発信のLINEを送る頻度も彼に合わせましょう。
例えばこの1か月間で、あなた発信のLINEが3回、彼発信のLINEが2回だったとしたら、あなたの発信頻度の方が彼より多いことになります。
彼にとってあなたとのやりとりが負担になるのを避けるためにも、片思い中の連絡頻度は相手より少し少ないペースが理想的ですので、次の1か月はあなた発信の連絡は1回に減らし、彼発信のLINEが増えるか変化を見てみましょう。
もしここで彼発信の連絡が増えれば、彼はあなたとのLINEを楽しんでいて、連絡が来ないことを寂しく思っている可能性が高まります。
ペースが変わらなかったり、少なくなったりした場合でも、”彼より少し少なく”を心がけるほうが、彼に負担を与えず、無理なくやりとりができると思います。
5.「連続で送る」「返信を催促する」はNG
彼からの返信が欲しいからと言って、立て続けにLINEを送ったり、返信を催促したりするような内容を送るのはNGです。
例えば「昨日のLINE見てくれた?」「返信ないけど忙しい?」「返事はゆっくりで大丈夫だよ。」等、直接的でも間接的でも、返信を待っている意図が相手に伝わってしまうLINEは「重い」以外の何物でもありません。
また、相手から返信がないのに、連続して自分からLINEを送ることは、彼にとって負担になるだけでなく、男性のテンションを下げてしまう原因にもなります。注意しましょう。
まとめ
1. 男性にとってLINEは単なる連絡ツールと知る
2.彼には彼のペースがあることを忘れない
3.返信のペースは「彼より少し遅く」
4.自分からの発信は「彼より少なく」
5.「連続で送る」「返信を催促する」はNG
・常に「余裕を持つことが大切」と心にとめておくこと。
LINEのやりとりで不安になったら
「LINE気にしすぎ問題」を抱えている女性は、この「まとめ」をメモするなどして、いつでも見られるようにしておくことをおすすめします。送ってしまってから後悔することがなくなりますし、すぐに返信したいとはやる気持ちを抑えて心を落ち着かせることもできます。
LINEでわかる脈ありサイン
LINEのやりとりは彼の自分に対するテンションを測る目安になります。
例えば、あなたが他愛もないLINEをしてもすぐに返信が来たり、自分が送った内容以上に丁寧な返信が多かったりなどは脈ありのサインかもしれません。
さらに、「週末はいつも何しているの?」「最近仕事忙しい?」「好きな食べ物は?」等、あなたの個人的なことに関する彼からの質問が多ければ、脈ありの可能性が高くなるでしょう。
次回は、LINEにおける最適な文章の長さと内容、意識すべきポイント、スタンス等についてご紹介したいと思います。
LINEを有効に活用して、皆さんの恋が進展しますように応援しています!
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愛野カタル (恋愛・結婚カウンセラー)
大学卒業後、国家公務員、大手企業人事部、役員秘書等を経て現在に至る。
2013年、恋愛ユニバーシティおよびぐっどうぃる博士の書籍に出会い深く感銘を受ける。
そこから、男性心理や恋愛心理学、男女の考え方の違い、人間関係などに関する本を100冊以上読み理解・実践を重ねる。
次第に、恋愛や結婚に悩む女性から個人的な相談を受けるようになり、恋愛ユニバーシティみんなの相談掲示板では人気ランキング上位をキープ。1人でも多くの人に「幸せな恋愛・結婚を楽しんで、笑顔になって欲しい」とのモットーの下、活動を続けている。特に、結婚や婚活に関する悩み、男性心理、片思い等の相談を得意とする。
私生活ではぐっどうぃる博士理論を実践し、幸せな結婚生活を送る一方、いつまでも愛し愛される夫婦関係の築き方について学び、実践し続けている。
恋人に関する悩みを解決する方法のまとめ
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