結婚相手に「ふさわしくない男性」を見極める方法

彼氏じゃなくて「結婚相手」としてOK？

限られた時間を無駄にしたくない婚活女子なら、お付き合いが始まってしばらくしてから「一緒にいると楽しいけど、結婚相手としては違った...」なんて、後悔することがないようにしたいはず。

ところが婚活中の出会いでは、たった数回のデートのうちに告白があり、付き合うことになるケースが少なくありません。

そこで今回は結婚相手の見極め方として、彼の言動のどこに注目すれば良いのかがわかる「付き合う前のデートでチェックすべきポイント７つ」をご紹介します。特に「５大ダメンズ」には要注意！！

結婚してから「こんなはずじゃなかった...」なんてことにならないように、既にお付き合いがスタートしている方もぜひチェックしてください。

前回にひきつづき、恋愛ユニバーシティ公認カウンセラー ミコリー先生に教えていただきました。

＜出会える婚活術シリーズ＞

出会える婚活術１～1度に１サイト2ヶ月まで？自らメッセージはNG？

出会える婚活術２～「会ってみたけどダメだった...」を事前に回避する方法

出会える婚活術３～初デートが肝心！誘われ方・場所・話題・会話で気をつけること

彼の本質を見抜こう！

婚活で出会った彼との初デートを無事に終え、2回目、3回目とデートを重ねることになったら、今度はその彼が「あなたにとって結婚相手に最適な人かどうか？」をしっかりと見極めなければなりません。

付き合う前に相手を"プロファイリング"しておけば、かなりの部分、彼の本質を明らかにすることができます。

見極めるためのポイントは次の７つです。

１、ピノキオ度　－スペックに嘘はないかを確認する。
２、ターザン度　－サバイバル能力の有無を探る。
３、気配り度　－ケア能力を見る。
４、恋愛真剣度　－遊び目的を見抜く。
５、トラウマ度　－過去の恋愛トラウマを探る。
６、チャイル度　－気ままさや子供っぽさがないかを調べる。
７、ダメンズ度　－５大ダメンズかどうかを見る。

早い段階で結婚前提のお付き合いが始まることが多い婚活においては、これらを短期間で確認する必要があります。

彼は結婚相手にふさわしいか迷ったら…専門家に直接相談できます

”プロファイリング”の心得とは

”プロファイリング”とは、相手の嫌なところや自分と合わない部分を探し出すためものものでも、マイナス部分を引っ張り出すことでもありません。

「その人の人となり（人柄）を見るだけのもの」と心得ておきましょう。

また、なるべく早い段階でチェックすることをお勧めします。なぜならあなたが彼に惚れてしまうと、ダメな部分に見て見ぬ振りをし、”プロファイリング”の精度が落ちてしまうからです。

正式なお付き合いを開始するまでは【好きな気持ちを封印】するほうが良い人選ができます。

これらをふまえ、チェックポイントについてひとつずつ具体的に見てみましょう。

CHECK！付き合う前に確認すべき７つのポイント

１、ピノキオ度－スペックに嘘はないかを確認する

名前、学歴、勤務先、独身など、彼が言っていることが本当かどうかを確認します。

免許証を見せてもらったり名刺など本人確認のできるものをもらってください。さらにSNS（Facebookやインスタグラムなど）やGoogleでも調べてみましょう。

２、ターザン度－サバイバル能力の有無を探る

ハプニングやトラブルが起きたときに、冷静に対処する力があるかどうかを確認します。

たとえば、行こうとしたお店が閉まっていたらたら、代わりのお店をすぐに見つけられるか？といったことです。ハプニングがあった時に、彼がどう対処するかを見ましょう。

３、気配り度－ケア能力を見る

気配りや気遣いが出来るかどうかを確認します。

たとえば、デートであなたがヒールを履いていたとします。気配りができる男性はすぐに気がついて、ゆっくり歩いたり、休みを取ってくれたりするでしょう。

一方、気配りができない男性は、さっさと歩いたり長時間歩かせたりするかもしれません。といっても、彼らはヒールで歩くことの大変さがわからないだけなので、悪気はないのです。

このように気配りや気遣いは、できるタイプとできないタイプに極端に分かれます。

４、恋愛真剣度－遊び目的を見抜く

ボディタッチや下ネタ発言があったり、口が上手いかどうかを確認します。

「可愛いね」や「きれいだね」など女性が嬉しくなる言葉を多用したり、初デートですぐに「結婚しよう」や「子供が欲しい」と発言をしたりします。

体へのタッチや下ネタを含む言葉が出たときには特に注意しましょう。浮気性だったり、体が目的だったりするかもしれません。

５、トラウマ度－過去の恋愛トラウマを探る

女性に対してのトラウマの有無を確認します。同時に彼が嫌う女性像・理想とする女性像もわかります。

過去の恋愛遍歴や破局理由・離婚理由を聞き出してください（尋問にならないように気をつけましょう）。

さらに、この質問からは彼の気質についても見えてきます。

「自分は悪くない、いつも自分が被害者」という場合、モラハラ男である可能性があります。

「いつも浮気されて破局」という場合、彼が連絡無精だった、デリカシーのない発言をした、誕生日や記念日などを忘れたなどの原因が考えられます。

６、チャイル度－気ままさや子供っぽさがないかを調べる

彼の自己優先欲求について確認しましょう。

チャイル度の高い男性は、人のことを考えず自分の意見を押し通したり、人のことはお構いなしで自分のやりたいことや欲求を満たすことを優先するところがあります。彼らは一般的に悪気はなく、ただ子供っぽいだけです。

たとえば、あなたが見たい映画を伝えたのに、自分が見たいものをごり押ししてくるなどといったことをします。

７、ダメンズ度－５大ダメンズかどうかを見る

付き合ってはいけない「５大ダメンズ」かどうかを確認しましょう。

モラハラ・DV系：注文が間違っていきたときの店員への態度が異常に怖い。ちょっとしたことでいらだったり、怒ったりする。

浮気症：ボディタッチがむやみに多い、初デートからホテルへ誘う。

依存系：いつも酔っている。酒量が尋常でなく多い。いつもパチンコなどへ行っててデートに遅れてくる。暇つぶしや趣味がマージャンなど。

虚言癖：年齢や学歴詐称。約束を守らない。ビックマウス。

ヒモ願望：いつもお金がない。仕事が続かない。働くのが嫌い。女性のお金を当てにする。

ダメンズを１回や２回のデートで見抜くのは難しいものですが、必ずどこかに片鱗は出ているはずです。そのため、ちょっとした違和感にも目をつぶらないようにしましょう。

あなたの許容範囲は？

これら７つの項目は、あなたが「結婚相手を選ぶときに何を重視するか？」によって、その重要性が変わってきます。

たとえば、彼が気配りができないタイプだとわかっていて、あなたがそれを理解し受け入れたり工夫したりして付き合えるなら、彼でも大丈夫です。

また、「 トラウマ度」に関しては、トラウマから彼が嫌なタイプの女性像を知り、それをあなたが避けることができるなら、あなたは彼の理想の女性に近づくことができます。特に離婚歴のある男性なら、離婚原因になったことをあなたが繰り返さないことは重要です。

ただし、最後の「ダメンズ度」の高い男性だけは、結婚をする相手としてふさわしくない男性ですから注意してください。

さいごに

女性はデートを重ねるうちに、相手のことを好きになってしまいがちです。しかし婚活においては、「すぐに好きにならずに彼をよく観察すること」がとても大切です。

そして彼から告白され、「彼の人となりも大丈夫！信頼できる！」となれば、いよいよ正式なお付き合いを始めます。

しかし、お付き合いが始まってからも、この７つのポイントの査定はいつもするように心がけてください。

そして何か違和感があるときや最初の査定結果と違う場合は、立ち止まって「本当にこの人で良いのか？」をよく考えることが大事です。

プロファイリングの方法とコツについては、ぐっどうぃる博士の『恋愛で幸せなれる！男性の心理を見破るプロファイリング術』をぜひ参考にしてください。