【2】「ワガママで甘えん坊」なら駆け引きは不要!それをもっと武器にする!

      


ワガママだけの女は嫌われるし、甘えるだけの女も重い。
だが「ワガママで甘えん坊」なら、それは最強の武器になる。
そんな女が彼に愛される方法を考察します。



※ 前回までの記事はコチラです。

【 序章 】恋する貴女はどっちのタイプ? こんな貴女の為に、新シリーズ始めます。
【1】恋愛テクを駆使できない「男好きな女」が彼に愛される方法!

■男に尽くすより、尽くされたいと思う女たち。


男を立てて尽くす、そんな女になるのは、ぶっちゃけ面倒で苦痛。

女に生まれたからには、やっぱり男に愛されたい。
女は愛するより、愛された方が幸せだと思う。
まったく尽くさない訳じゃないけれど、どっちかと言うと尽くされたい。

たとえ少数派だとしても、そんな本音を堂々と表現して潔く生きている女がいる。
彼女たちの「ワガママ」や「甘えん坊」の質は、同じ気質を持って悩んでいる女性のそれとは違う。
男に対して過剰に尽くすこともなく、駆け引きすることもなく、自然体で溺愛されている。

似たような気質を持っているのに、悩む女と悩まない女がいる。
その違いは何だろう?

■「ワガママで甘えん坊」を上手に受け入れている女の特徴。


ワガママで甘えん坊なのに溺愛されている女には、下記のような特徴がある。

――――――

(1)自分の気質に罪悪感が一切、ない。むしろ、気に入っている。
(2)でも「その気質に合わせられる男は少数だ」ということを、ちゃんと知っている。

(3)好き勝手にワガママを言いつつ、上手に甘えてそれをウヤムヤにする、お調子者の気質がある。
(4)なんでも笑って済まそうとする、いい加減さがある。超プラス思考。

(5)嫌なことは「ヤダ~!」と瞬時にハッキリ言ってしまうのだが、
 明るく軽いエネルギーをまとっている為、そこに悪意や嫌悪を感じず、聞いていても不快感がない。

(6)「女は笑顔が一番!可愛げや愛嬌があれば他のダメな部分は許せてしまう」という恋愛観の
 優しい男に愛され、許されている。

(7)ワガママを言いながらも、上手に甘えて笑顔でゴリ押しする自分と付き合ってくれる
 相手に対して、とても感謝している。

――――――


(ワガママや甘えん坊の気質を封印しない!)と決めている女は、孤独に強いし、潔い。
そして(この気質は、どんな男に需要がある?)と【 自分基準で 】相手のタイプを見極める。

相手基準で自分を合わせるのではなく、自分基準で、自分に合う男を探す。

尽くすより、尽くされたい。愛するより、愛されたい。
それが自分の明確な、揺るぎない恋愛観だから、そこは譲らない。

でも相手に迷惑かけてまでゴリ押しする訳には行かないから、
尽くしてくれそうな男、愛してくれそうな男を見つける。そのさじ加減が絶妙にうまい。

「その性格が好きだよ」と言ってくれる男と付き合っている。
女性向けの恋愛指南書に書かれているような「尽くす」「立てる」
「支える」「愛する」みたいなことを(自分がしたい)と思っている、そんな気質を持った男。

女が無意識にカスタマイズしてきた「ワガママで甘えん坊」という気質は、
惚れてる男からすれば、お調子者で甘え上手という【 究極の愛嬌 】があるので、
プラス思考から繰り出されるワガママを簡単に凌駕している。
だから「ムカつくんだけど、なんだか憎めない。愛さずにはいられない女」として溺愛されている。

■「僕の趣味は妻です!」と言い切った、ある男の話。


私の友人夫婦は20代後半なのだが、交際期間が3年、結婚して4年になる。

先日、飲んだ席で私の彼が「俺は奈津子という宗教に入らされた」と自虐的に話した際、
A君は満面の笑みで「僕の趣味は妻です!」と言い切った。

(すごい発言をするなぁ~)と思いながらふと横を見ると「僕の趣味」が泥酔して眠りこけてる。
「そろそろ帰りますね~」と彼は言い、ウダウダと聞き取れない文句を言っているB子を
優しく起こし、肩を組み、満足そうな顔で「じゃあ!楽しかったで~す!」と言って
堂々と帰って行った。ロレツが回らないB子の発言に爆笑しながら去っていくA君。バカっぽかった。

私の彼は、私が外で泥酔するとフォローしながらも叱る。だが、A君の場合はB子に微笑む。
今は仲間の飲み会でしか外に出れない、子持ちで専業主婦のB子は独身時代、A君と一緒にハジけた。
久しぶりにハジけ疲れて意味不明の悪態をつくB子に懐かしさを感じて、にこやかに肩を組むA君。

私と彼は、2人を見送った後、日頃のB子の頑張りを労っていたような態度で、
ダメ出しをせず、居心地の良さを提供する優しいA君を思い出し、
「B子は都合のイイ男をつかまえたねぇ~。溺愛されて幸せだね~」と笑った。

B子に限らず、イイ年してもワガママで甘えん坊を全開で披露しちゃう、どうしようもない女は、
一見、バカップルのようにも思えるのだが、何故、本質的にはそう見えないのかを分析すると、
【 ハジけてる女性側に嫌みが全くない 】のが共通点だと、気が付いた。

自分の人生を、自分中心で楽しんでいる。
その溢れんばかりの幸せエネルギー、楽しいオーラが、泥酔すら憎めなくする。

「ワガママで甘えん坊」を自力でここまで攻略し、絶妙なラインで披露する女は、
間近で付き合うと分かるが、賢さをひけらかさない頭の良さがある。
だから、ワガママを武器にできる。

■どんな気質も受け入れて愛しているから、人を魅了する個性になる。


B子と久しぶりに飲んで何が興味深かったかと言うと、彼女がホロ酔いになってハジけ始めたとき、
周りのメンバー10名が一斉にバンッ!とテンションが上がり「待ってました!」と言う人までいた、
ということだ。彼女のエネルギーの強さ、人を楽しく巻き込むオーラの強さに改めて驚いた。

彼女が笑うと、周りに「見えない風」がワッ!と巻き起こる。
彼女が酔って、ぶっちゃけトークを始めると「わぁ!来た!」と盛り上がる。笑いが起こる。
彼女の「ワガママな毒」が場のノリをどんどん良くする。(すごいな!この子)と思った。

仲良し夫婦で子供を育て、苦難や試練がない訳じゃないのに、プラスのパワーで人生を謳歌している。
その日常生活を垣間見たような「痛快なワガママ」は、B子が自分をどれだけ愛しているのか、
A君がどれだけB子を自由にさせ、溺愛しているのか、ダダ漏れと言わんばかりに伝わって来て
なんとも言えない幸せな気持ちになった。

彼女は、自分が幸せになることに迷いがなかった。
自分がワガママな女であることを嫌悪しなかった。
ワガママで甘えん坊のまま、好きな男に愛される方法を自分で見つけ出した。
それが強烈な個性となり、仲間にもずっと愛される、イイ女になっていた。

世間的には批判されたり否定されるような気質であっても、
それを【 逆手に取る賢さ 】を使って、楽しい方向に突き抜け、振り切れば、
それは気持ち良いくらいの個性になり、抜群の存在感を醸し出すようになるのだと思う。


貴女は、ワガママを自分でちゃんと攻略できないから、彼にフラれたのかもしれない。
「ワガママの扱い」を知らず、自分で「取扱説明書」を作れなかったから、嫌悪したのかもしれない。

ワガママを周りに批判され、否定されたことで、嫌悪した。
嫌悪するから封印し、封印するから、爆発する。
爆発させるから、また批判され、否定され、どんどん自分嫌いを加速させてしまう。

そんな負の連鎖を続けてはいないだろうか。

貴女は、恋愛指南書に従ってワガママを無くすのではなく、
B子のように【 ワガママと共に生きる 】ことで幸せになれるタイプかもしれない。
貴女は、そんな少数派の上に、本来、持っているエネルギーが人より強いのかもしれない。

――――――

男を立てて尽くす、そんな女になるのは、ぶっちゃけ面倒で苦痛。

女に生まれたからには、やっぱり男に愛されたい。
女は愛するより、愛された方が幸せだと思う。
まったく尽くさない訳じゃないけれど、どっちかと言うと尽くされたい。

――――――


もし、貴女の本音がそうならば、封印しない方がいい。
追い詰められ、苦しくなるだけだ。

誰に何を言われても、少数派でも、その本音から出発することで
自分らしい幸せが手に入るのだから、振り切れ!突き抜けろ!
そして、ワガママを手懐けよう!

その先に「ワガママで甘えん坊な貴女」を溺愛してくれる男が、必ず現れる。

***************************

私の意見が絶対に正しい訳ではありません。 

大事なのは、私も含め、誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、
貴女の心に響いた良い部分だけを、貴女が判断し、情報を取捨選択することなのです。

***************************


■あとがき


最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

「尽くす女」のフリをすれば「尽くして欲しい男」を引き寄せて、ずっと演じることになります。
「私は尽くして欲しい女だ」と潔く表現し、本音で勝負したら「尽くしたい男」を引き寄せます。

それは言うなれば(私が望むような愛し方をしてくれる男が現れるといいな~!)と、
楽しく都合の良い未来をワガママに想像しているだけ。
「自分らしく幸せになりたい!」という、単純明快な恋愛への欲望です。

「私はワガママな女ですが、それを無くすように頑張っています・・・が、失敗します・・・」と言う人と、
「私はワガママな女です!だから、ワガママを受け入れてくれる稀有な人を探してまーす!」と
明るく宣言している人とでは、引き寄せる未来は全く違ってきます。

大事なのは、等身大の自分、自分らしい気質を嫌悪せず、受け入れた後に模索し、成長することです。
否定して別の道に進めば、自分らしさからはどんどん離れてしまいます。

誰だって少数派になるのは怖いし、「ワガママを言ってはダメ!」という恋愛マニュアル違反、
世間の常識や価値観に反発するような生き方は、周りからの批判という危険を伴います。

それでも、貴女の人生の選択権、決定権は、貴女にあるのです。
貴女が何をどう選び、どう決断しても、貴女がその全責任を取ることになります。


少しくらい、ワガママに生きたっていいじゃないですか。
「その強さや潔さにパワーをもらえる!」って人も、世の中には居るんですよ。

――――――

※ 次回は、< 2015年 3月13日(金)> にお届けする予定です。

もし良かったら、読んでやって下さい。

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