【4】「二重人格」な女が愛おしい!男がそんな女にハマる時。

      


二重人格の人って、なんか怖い。付き合いにくい。振り回される。
大多数がそう思いがちなのに、一部の男たちはそんな女にハマッてしまう。
そんな、二重人格の女性の魅力を考察します。



※ 前回までの記事はコチラです。

【 序章 】恋する貴女はどっちのタイプ? こんな貴女の為に、新シリーズ始めます。
【1】恋愛テクを駆使できない「男好きな女」が彼に愛される方法!
【2】「ワガママで甘えん坊」なら駆け引きは不要!それをもっと武器にする!
【3】「あまのじゃく」だけど気にしない!彼は貴女に夢中になる!

■正反対の気質が同時に存在している女たち。


二重人格の女の中には、2人の自分がいる。

どっちも本音。どっちも同レベル。
その時々の状況や感覚で、その都度、どちらかの人格が表に出てくる。

それは自分でもコントロールできるようで、できない。
でも、自分の中に「スイッチ」のようなものが存在していることだけは分かる。

いつも、どこかの時点で、何かがキッカケで、そのスイッチが入る。

自分に翻弄されて疲れることもあるが、
そこを自分の魅力、個性だと思って、卑下することなく堂々と披露して欲しい。

■「一粒で二度美味しい」みたいな女に、男はハマる。


例えば、こんな二重人格の女がいる。

(1)真面目と不真面目が共存している女。

仕事中は真面目だが、夜の飲み会では不真面目に冗談を言うような女。

カンパイした瞬間なのか、ホロ酔った瞬間なのか、熱弁をふるい始めた瞬間なのか、
彼女特有のスイッチが入ると、心が解放されて「ぶっちゃけトーク」が始まる。

それは時に支離滅裂だったり、自己中だったり、筋が通っていなかったりして、
キッチリ、しっかりした昼間の顔とは全然、違う。
開けっぴろげな、その「裏の顔」にギャップの魅力を感じて、男はハマる。

(2)慎重と大胆が共存している女。

結婚後、日々の生活や人付き合いはとても慎重で、物事も思慮深く進めていくような女。

夫が「会社を辞めたい」とか「独立したい」と言い出したとき、
いつもの妻なら「もう少し、考えてみて」と言いそうな場面で、
「うん、いいよ。生活は私がなんとかするから」とサラリと大胆なことを言う。

いつもは慎重なのに、ある場面では突然、思い切りがよく、度胸ある言動をする。
(ここは慎重に行くだろう)という相手の予想を裏切り、ビックリさせる。

二重人格の女に戸惑うことなく、ドン引きせず、そこに魅了される男というのは、
その女の「スイッチが切り替わる瞬間」を見るのが楽しいのだ。


しかも、どういうタイミングでそのスイッチが入るのか、
長年付き合っていてもイマイチ掴めない為、そんな部分にも魅了されている。

■二重人格の女は、しっかり振り切って別人になるから、愛される。


こういう女たちは、狙ってそういうことをしている訳ではない。

二重人格の気質ゆえ、無理することなく、支える女を演じる訳でもなく、
素の感情を吐露しただけなのだが、相手はその正反対の気質を面白がってくれる。

彼女たちの魅力は、どっちも素で、表現が振り切っていることにある。
仕事が出来る男が「しっかり遊んで、しっかり稼ぐ」のと同じように、
表現するときはとことん、躊躇なく、自分を見せている。

――――――

恋も、仕事も、人生も、人付き合いも、中途半端というのは大抵、嫌われる。

――――――


「いつも穏やか」とか「いつも女らしい」など、女に一面だけを求める男に用はない。
二重人格の女の需要は、そこにはない。「貴女の二面性こそ、魅力だ!」と言ってくれる、
思ってくれる稀有な男を探せ。相手も「君みたいな女性に会いたかった。面白い!」と言うだろう。

どちらか片方の人格を封印するなんて、バカげたことはしなくていい。
自分の惚れた男が、貴女の片方だけを認め、もう片方を拒否するなら、
その男自体を拒否すればいい。

自分らしさを抑圧したり、封印して、その先に貴女の幸せは本当にあるのか。
「無防備に愛される」という、一部の女たちが手に入れている「極上の幸せ」を自ら諦めて、
それで貴女は、自分の人生に本当に納得できるのか。死ぬとき、後悔しないのか。

いくら今、惚れているからと言って、
【 貴女の二面性を嫌がっている男 】を、貴女はいつまで愛し続けることができるのか。


そもそも貴女は(そんな状況でもいい)と死ぬまで貫けるくらい、できた人格者なのか。
多くの人は「もう一人の自分」を否定する相手を愛し続けるのは、かなり難しい。
でも貴女の「深い愛情」は、チョイチョイ、自分の気質で相手をイラつかせるのに、
それでも無償の愛を実践できる!と、果たして本当に断言できるのだろうか。

自分の本音をしっかり、内観、分析して欲しい。
自分という人間の「器」を、恋心で浮かれて見誤ったりしないで欲しい。

中途半端に演じたり我慢したりすること、墓場まで貫けない生ぬるいことは、
結局、惚れた男にすっごい迷惑がかかるのだ!ということを、肝に銘じて欲しい。


無理するな。
どうせ続かない。

大人の恋愛や結婚は「おままごと」ではない。
ヘラヘラ、ふわふわ、そんな人間関係では苦難や試練を共に乗り越えることはできない。
苦難や試練に遭遇したときに限って、状況は殺伐とするし、互いの欠点もダダ漏れになる。
どっちも相手をフォローする余裕なんてない。だからこそ、今から「素」で勝負しておくべきだ。

自分の人間性を世の中にしっかり打ち出さなければ、自分特有の幸せは掴めない。
需要のない男にフラれても嫌われても、需要のある男が貴女に自信をつけてくれる。

まずは貴女自身が、どっちの自分もしっかり愛せるようになって欲しい。

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私の意見が絶対に正しい訳ではありません。 

大事なのは、私も含め、誰かの言葉を鵜呑みにするのではなく、
貴女の心に響いた良い部分だけを、貴女が判断し、情報を取捨選択することなのです。

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■あとがき


最後まで読んでいただき、どうもありがとうございます。

二重人格の女性は、どっちの気質も魅力的に磨き上げる必要があります。
意識して「一人二役」を演じている訳ではないけれど、
だからって、荒削りのまま放置していい訳ではありません。

両方の気質の魅力的な表現方法を自分なりに模索し、実践することが大事です。
封印したって、嫌悪したって、漏れています。
だから、そういうレベルで立ち止まらずに、いっそ自分を解放してみるのです。

「素の自分で勝負する」って、すごく勇気がいることだけど、
勇気を出した分、気付きや学びをたくさん得ることができるし、大きく成長できます。

自分の人生をどう展開させていくか、貴女だけが決められるのです。

――――――

※ 次回は、< 2015年 3月27日(金)> にお届けする予定です。

もし良かったら、読んでやって下さい。

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