【図解 恋愛】ピラミッド理論 その3 量子化された距離


4つの距離の量子化

前々回(【図解 恋愛】ピラミッド理論 その1 概要)、前回(【図解 恋愛】ピラミッド理論 その2 男性のタイプと心理)と男性は女性をピラミッド形状に配置し、その中には「生理的に受け付けない距離」以外の4つの距離があることを説明した。
この4つの距離は男性からは決まった距離にあり、それ以外の距離に女性が配置されることを嫌う。ちょうど原子内の電子の量子化されたエネルギー準位に似ている。
(量子化とは「連続的な量を離散的なとびとびの数値で表すこと。 」である)

 図1.量子化された4つの距離

そして男性は決められた距離に配置された女性がその距離から近づくと離れ(遠ざけ)、離れる距離を縮める(近づける)。


図2.望ましい距離から外れたときの振舞い

距離が縮まるケース

上記の説明で分かるように一度ある距離に配置されると別な距離への移動はなかなか難しい。例えば「セックスしたい距離」にいる女性が「つきあいたい距離」に移動するのは非常に難しい。女性が能動的に距離を縮めようとしても、男性は望ましい距離を保つために距離を取ろうとする。
しかし距離を縮める方法が無いわけではない。原子内の電子が励起することによって別なエネルギー準位の移動するように、女性もまたこのピラミッド内で励起することで距離の縮めることができる。
女性の励起状態、それはすなわち、その距離にいるにはもったいないほどの価値を持つことである。価値が十分高まった女性は男性に近づく距離に飛び移ることが可能になる。

 図3.価値が高まった女性の距離の遷移

どこに価値を感じるかは男性それぞれによって違うためどうすれば価値が高まるかは一概には言えないが、例えば「セックスしたい距離」にいる女性はパートナーとしての魅力を磨いたり、「好きでいさせたい距離」にいる女性は見た目を磨き、性的対象としての魅力を磨くなどの方法があるだろう。ただしかなり高い価値を感じさせる必要がある。
参考:恋愛が長続きしない?恋人ができない?秘訣は『2つの軸』にアリ

新たな女性のマッピング

上に説明した通り一度距離が決められた女性が距離を縮めるにはかなり難しい。一度セフレになった女性が正式な恋人になるには価値を高めるために相当な努力を要する。
これに反し、新しく出会った女性や一度忘れてしまった女性に対するマッピングは実は相当甘い。男性は新しいものを手に入れる時はテンションが高く、価値を高く見積もる傾向があるからである。
男性が彼女と別れても、それまでの知り合いの女性とはなかなか付き合うことは無いのに、さほど魅力的ではないのに新しく出会った女性とあっさりと付き合いだすケースは良くあることである。

 図4.新しい女性の見積もりの甘さ

どうしても彼女になれなかった女性が、いくつかの恋愛を経て、あるいはかなりの年月を経て、再度出会ったときに告白されるパターンは実は男性のこの新しい女性に対するマッピングの甘さに依るところが大きい。
ピラミッド理論における最初のマッピングや再開後の再マッピングの重要性は、恋愛におけるアンカリング効果としても説明されている。
参考:恋愛がうまくいく方法を伝授!3つのキーワードで幸せな恋をしよう

次回も引き続きマッピングの動的変化、距離が離れるケースすなわち別れのケースとそのときの男性心理について説明する。

次のレポート:【図解 恋愛】ピラミッド理論 その4 別れの際の男性心理と復縁のメカニズム
前のレポート:【図解 恋愛】ピラミッド理論 その2 男性のタイプと心理

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