いい加減結婚したい! 同棲中の彼に結婚を決意させるには?
「同棲→結婚」をスムーズいかせるには?
アラサーで交際をスタートさせる場合、10代や20代前半のような「今、この恋愛しているのが楽しい!」という気分だけではなく、どうしても考えてしまうのが「結婚」の2文字。人によっては付き合う前から「この彼と結婚できるかな…」と考えてしまうこともあるかと思います。1~2年経つと、記念日ごとに「そろそろプロポーズ来ないかな…」と、つい期待して待ち受けてしまいますよね。ましてや、同棲しているとなったら、もはや家族も同然。「いつになったら結婚してくれるの!」と彼を責め立てたくなってしまうことも…
今回は「同棲して2年経つ彼が結婚してくれません。結婚するにはどうすればよいでしょうか?」という切実なお悩みが、恋愛ユニバーシティに寄せられました。30代になり焦りを感じている相談者さんですが、彼と結婚するにはどういう駆け引きが有効なのでしょうか。
【相談】同棲して2年。もうすぐ33歳になるのですが、彼が結婚してくれません。
付き合い始めて5年近くたっている30代後半の彼氏と、同棲をしています。数年前、とつぜん彼の転勤が決まり、「遠距離恋愛するよりも、ついてきてほしい!」という言葉にほだされて同棲をはじめました。私も当時、結婚を意識し始めていた時期だったのでちょうどいいと思ったのです。
周りからは“穏やかで仲がいいカップル”として見られているようですが、最近の彼は「君の○○や○○が悪いから結婚できない」と私のダメ出しばかりしていて、まったく結婚への前向きな話し合いの場が持てません。早く具体的に将来の話をし、無理なら別れて別な人とのやり直しも視野に入れたいと考えているのですが、どうすればよいのでしょうか。結婚したいです。
(30代前半・女性)
恋愛の悩みに感度の高い恋ユニユーザーから多くの支持を集めていた回答をまとめると次のようなものでした。
彼は、結婚しないのをあなたのせいにして逃げている?
「結婚しないことに罪悪感があり、結婚しない理由をあなたのせいにすることで、それを和らげているのだと思います。」と指摘する恋ユニユーザー。彼にとっては「結婚」という契約もないまま、好きな女性が手の届く距離にいる=「同棲」という居心地のいい空間を手放したがるはずがありません。また、「この彼は、30代後半にもなって、女性と数年同棲しておきながら、女性に対してけじめがつけられない、大きな子供のような人だという印象を受けました。その人にはいい部分も沢山あるでしょうが、相談者さんの今後を考えて、年齢的に一分も無駄にできないのではないでしょうか?」と一刻も早い別れをすすめる恋ユニユーザーも。
男性にとって、結婚というのは大きな制約や負担が生まれる重大事です。しっかりとした愛情や思慮深さ、覚悟はもちろんのこと、最後は“勢い”がなければなかなか結婚までたどり着けません。だからこそ、様々な駆け引きをして結婚に持ち込む人や、逆プロポーズする女性が生まれたりするのです。この彼は、相談者さんのことは手放したくない、でも結婚する決意はできていない、というタイプのようです。
[男の本音]彼女の結婚願望を知りつつ結婚しない男!6つの事情
本気で結婚したいなら、「失う覚悟」も必要
「現状を打開したいのなら、失うことも覚悟して行動しなければ、何も変わらないのではないしょうか。」と厳しい意見の恋ユニユーザーたち。口だけの脅しではなく、別れを覚悟したうえで「結婚しないなら辛いけどお別れする」という明確なガイドラインを彼に提示し、同棲を解消することを提案します。また、「彼は無言で相談者さんのベッドに潜り込もうとしたり、「仲直りしよう」などと言ってくるかもしれませんが、実際に結婚に向けて動かないならば、もう仕方がない・別れるというスタンスを貫けばいいと思います。」と、その後の彼の行動についてもアドバイスする恋ユニユーザーも。
相談者さんは、現在同棲しているため、完全に彼にとって「手に入っている距離」にいます。そのため、彼に「結婚しないと相談者さんが去って行ってしまうかもしれない」と思わせるのが非常に難しい状態です。そのため、恋ユニユーザー達は結婚するためには一度その関係をリセットすることが必要だと考え、同棲の解消を勧めているのです。
恋の駆け引きに必須!「手に入りそうで入らない距離」を極めよう
結婚は自分の都合だけではなく、「2人の合意」が必要
恋ユニユーザーに、本当に出ていく覚悟をしてガイドラインを提示すべき、と言われながらも、結局はその後の彼のやさしさにほだされて仲直りした相談者さん。恋ユニユーザー達からは「1度使った「結婚しないならば、出ていく」という切り札はもう2度目は効果ないですね。」「DV旦那にひどいことをされてもまだなお一緒にいる妻みたい・・・」と心配の声も上がっていました。しかし、この相談の後すぐ、彼に無事プロポーズされた、と相談者さんから報告が。
今回の相談者さんは、彼が本当に相談者さんを手放したくない!と感じていたおかげで、大逆転でうまく行ったようですが、どんな人にも当てはまるケース、とは言えません。男性は、“追われるよりも追いかけたい”と考える人の方が多く、結婚のプレッシャーのかけ方を間違えると、一気に悪い方向に向かってしまうこともあります。一か八かの勝負になってしまう場合もあるため、注意が必要です。また、今までの経緯をふまえ、「本当にその彼で良かったの?」という疑問を抱いている恋ユニユーザーも複数いるようでした。
結婚すると幸せ?結婚する意味あるの?…答えは「NO」!
結婚というのは、男性にとっても女性にとっても人生の一大事です。女性は年齢による焦りから彼の気持ちを考えずに責め立ててしまったり、「とりあえず早く結婚したい!」とプレッシャーをかけてしまい破局につながることもあります。また、「この彼を逃したら結婚できないかも…」などと考えて、妥協してしまうこともあるでしょう。
しかし、結婚というのはゴールではありません。幸せな結婚をするには、まず落ち着いて見定め、分析することや冷静に物事を考える、ということが大切なのではないでしょうか。
この記事は、相談者本人が特定されないため、記事の意図に影響のない範囲で内容を変えています。
参照:みんなの恋愛相談<結婚>「同棲して2年。もうすぐ33歳になるのですが、彼が結婚してくれません。」
(尚/恋愛ユニバーシティ)
伊藤尚 / 恋愛ユニバーシティ (WEBライター)
アラサー女子のフリーライター(稀にデザイナー)。ある時は素人女優、ある時は素人音楽家、他趣味多数。ダメンズ好きからの卒業経験を活かし、皆さんと一緒に悩んだり怒ったりしながら「納得感」のある記事を配信します。
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