仲良し夫婦は進化する!?円満夫婦が必ず実践しているコミュニケーションのポイントとは?
いつまでも仲良し夫婦でいたい!
2016年ももうすぐ終わり。年末のあわただしさもさることながら、クリスマス色の街になんだか心はウキウキしてしまいますね。寒い仕事からの帰り道も、大切な家族が待つあたたかい食卓を思い浮かべれば、心もはずんで早く帰りたい!そんな微笑ましい様子が想像できるようです。そんな家族円満の大前提として、「いつまでも仲良し夫婦」でいることは欠かせませんよね。
ゲストハウスウエディングを展開している、アニヴェルセル株式会社が、全国の23歳から39歳の既婚男女600名(各300名)を対象に、“配偶者との良好な関係維持”についての興味深いアンケートを行っています。結婚してからも、仲良し夫婦でいるために、実際の夫婦はどのようなことを気をつけているのでしょうか。
夫婦が普段気を付けていることの1位は、やはり「コミュニケーションを多くとる」こと。 至極当然と思われそうな「夫婦のコミュニケーション」ですが、果たしてどのような点に気をつけていればずっと仲良しの夫婦でいられるのでしょう?
アンケートを見ると、コミュニケーションをしているときの応答、すなわちレスポンスには男女間にある特徴がみられるようでした。今回は、「夫婦円満のためのレスポンス」について分析してみたいと思います。
夫婦はもともと他人!共同生活でもっとも気をつけたい基本のルールとは?
おたがい好きで結婚したからといっても、夫婦はもともと別々に暮らしていたわけですから、生活習慣が違うのは当たり前のこと。共同生活をするうえで、まず心得たいのは「あいさつ」などのコミュニケーションですよね。
共同生活を送る上で夫婦がもっとも気をつけていることを調べてみたところ、結果は以下のような順位となりました。
・1位・・・コミュニケーションを多くとる
・2位・・・「ありがとう」など感謝の言葉を伝える
・3位・・・思いやりをもつ
・4位・・・休日は家族の時間を大切にする
・5位・・・「ごめんね」と素直に言える
・6位・・・家事分担
サラッと見てもわかるように、夫婦間でも常におたがいを気づかっているということがうかがえます。とくに2位の「ありがとう」や5位の「ごめんね」のようなダイレクトに気持ちを伝える言葉は、社会で共同生活をしていくうえでも基本のルールと言えますので、夫婦間ならずとも普段の生活でも気をつけたいコミュニケーションのひとつですよね。
いつまでも仲良し夫婦、男女間で知らずに成り立っているレスポンスとは?
夫婦が気をつけていることの総合結果の順位を見てきましたが、男女別にもう少しくわしくみると男女別で回答が変わってくるようです。
男性の1位は「コミュニケーション」、そして2位に「ありがとう」と「家事負担」が同率でランクイン。それに対して、女性の1位は「ありがとう」、2位「思いやり」、3位「コミュニケーション」となっています。
男女ともに感謝の気持ちとコミュニケーションを大切にしているというのは見て取れますが、男性の2位に「家事負担」が入っているのは、一昔前のような「女性が家事をするもの」といった固定概念がなくなり、男性が積極的に家事に参加するようになったことがうかがえます。それにレスポンス(応える)するように、女性の1位に「ありがとう」がきているというのは、まぎれもなく夫婦が一緒に生活するうえで、おたがいの役割を気づかって協力し、感謝した結果とも言えるでしょう。
いつまでも仲良し夫婦でいるためには、男女の役割のへだたりを無くし、おたがいを思いやることを当たり前と思わず感謝する・・・このように知らずに成り立っている夫婦円満のレスポンスがカギとなりそうですね。
時代を反映!スマホアプリは上手に絆を深めるコミュニケーションツール
全体のアンケート結果8位には「帰宅時の連絡(まめな連絡)」が入っていました。これについては、今も昔も変わりない・・・と思われがちですが、連絡手段については、時代の進化を反映した結果のようです。
昔は、サラリーマンの旦那さんたちが、帰宅前に「今から帰るよ!」と奥さんに電話をするのを「帰るコール」と言っていたのですが、昔の連絡手段は公衆電話だったので場所を選ばなければなりませんでした。それが携帯電話の普及、更にスマホへと進化し、LINEなどのコミュニケーションアプリなどが増えたことで、さらに簡単に連絡がとりやすくなりましたよね。
夫婦円満であるためには、いつも笑顔でいることも大切なので、「まめな連絡」によりコミュニケーションをとることは、夫婦間の安心にもつながります。コミュニケーションツールの進化は、いつまでも仲良し夫婦でいるための必須アイテムであるとも言えそうです。
いかがだったでしょうか?
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、たとえ普段から仲良し夫婦だったとしても、「ありがとう」「ごめんなさい」といった思いやりの言葉を欠かさないように心がけ、あえておたがいの顔を見ながら心を伝える。夫婦という共同生活は、おたがいを意識し続けること。
「コミュニケーションを多くとる」というのは、そういったことなのかもしれないですね。
(アニヴェルセル株式会社・「恋愛・結婚意識」に関する実態調査)
(佐藤芳子 / 恋愛ユニバーシティ)
佐藤芳子 / 恋愛ユニバーシティ (WEBライター)
WEBライター。結婚して20年、仕事も恋も諦めず!?今も旦那に恋をし続けるアラフォーライター。若い頃の自分の恋愛経験はもちろん、友達のピュアな恋話から泥沼恋愛エピソードまで、豊富な人生経験が生み出す言葉が、皆さんを幸せに導く「言霊」となれるよう記事を執筆していきます
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