片思い中or結婚したい女子必見!今年こそはというあなたに『ブリジット・ジョーンズの日記』が教えてくれること
今年こそは…と毎年言っていませんか?
今年こそは素敵な彼を!と去年のはじめに思っていたのに、いつの間にかもう年明け、という人も多いはず。「1年が過ぎるのが速すぎる!」と驚愕しているかもしれませんが、のんびりしているとすぐにまた今年も終わってしまいます。
「素敵なあの人といつか・・・」そう思って片思い歴記録をどんどん更新している女子も、「あの人もこの人もかっこいい!」と思う女子も、「今年こそは結婚!」と意気込んでいる女子にもオススメできる映画が2016年10月に最新作が公開された、「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズです。
同作は、ブリジット・ジョーンズという女性の恋物語について描いている作品ですが、公式ページから彼女の人柄を抜粋すると、「お酒は相当たしなみ、タバコは止められず、体重はいつもオーバー気味。補整デカパンが欠かせず、ドジっぷりもハンパなく、自分に甘くて立ち直りがやたらと早い。恋に夢中だがキャリアも大事という崖っぷち女の本音を正直に、自虐ユーモアを込めて日記にしたためている愛すべきキャラ。」だそう。
なんだか親しみが持てますよね。
そんなブリジット・ジョーンズ1作目、2作目の行動を見ながら、片思い中の女子と今年こそは結婚を目指す女子にぜひ考えてほしいポイントをまとめてみました。
素敵だけど女癖が悪い彼と、ダサいけど誠実な彼。どっちを選ぶ?
※一部映画のネタバレを含みますので、ぜひ映画を鑑賞してから読むことをおすすめします。
2001年に公開された第1作では、素敵でいろいろ女性を喜ばせてくれるけれど女癖が悪い上司ダニエル(ヒュー・グラント)と服装はダサいし面白味もないけれど誠実そうに見える弁護士マーク(コリン・ファース)、そして32歳のブリジットによる三角関係を描かれています。
ダニエルからマークに妻を奪われた過去を聞いてブリジットとダニエルは急接近し、体の関係を持ちます。
こんなふうに素敵な男性から、軽々しく話せない不幸な過去を聞くと、つい同情してしまって「可哀想な彼を私が癒してあげないと・・・」となってしまう人、いませんか?
でもそれ、ちょっと待ってください。こんなふうに同情からつい流れで・・・というのは、ダメンズに引っかかりやすい典型的なパターンの一つでもあります。
女癖の悪い男性は、興味を惹くために話を大げさに盛ったり、ちょっと改変して話している場合もあります。本人だけではなく、可能な限り周囲から裏を取るようにしましょう。
また、ダサいけど誠実な彼の場合は、「どこがダサいのか」を考えてみましょう。清潔感はあるけど、ただ単に服装や髪形がダサいだけ、という場合は、あなたが磨けば光る原石の場合もあります。最初から恋愛対象にならない!とはじいてしまわずに、まずはそこが本当に妥協できないポイントなのか見つめなおすことが必要なのではないでしょうか。
アラサーになると、結婚を前提としたお付き合いをしたいもの。お付き合いに入る前に、片思い中の彼がどのような人物なのか、自分の目で確かめるとともに、周りの評判も確かめるようにしましょう。
美人相手でも大丈夫? 自分に自信を持つことが良い交際につながる
2005年に公開された2作目「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」では、前作に登場したマークと交際し始めたブリジットの1年間を描いています。
敏腕弁護士のマークと交際し幸せなブリジットですが、だんだん仕事が忙しくなるマークに疑念の目を向けます。しかも、マークの周りにはモデルのような美人同僚が・・・
片思い中の彼や、交際している彼の周りに女性の影が見えると、どうしても心配になってしまいますよね。相手がきれいな女性だったり、彼と話が合いそうな女性だったりするとなおさらです。
しかし、彼が本当に好きな相手があなただった場合、嫉妬や束縛は彼に不快な思いをさせることになります。交際している場合は彼を信用していないことの証明ですし、片思い中の彼の場合は「まだ付き合ってもいないのに束縛されても・・・」とあなたとの交際をためらってしまう一因になりかねません。
確かに、美人な女性や若い女性が周りにいると、目移りしてしまう男性は一定数いますが、あなたの好きな彼がそうだとは限りません。また、女性から見て素敵な女性が、必ずしも男性ウケするわけでもありません。さらに、「彼女のほうが私より素敵だし・・・」と卑屈になってしまっている女性に魅力を感じる男性は少ないでしょう。
自分に自信をもって、自分の良さをしっかり彼に伝えることが大切なのではないでしょうか。
歯車がズレると一気に別れへ。アラサー女子が結婚するために気を付けるべきこと
彼ができたら次は結婚!それなのに、友人や両親と話しているときに
「まだ結婚するつもりはない」
なんて彼から言葉が出ると、アラサー女子はついつい焦ってしまいます。
「じゃあいつになるの!?」と怒る人もいるでしょうし、「彼を待っているとどんどん年を取ってしまう!」と別れを切り出す人もいるかもしれません。結婚情報誌を部屋に置くなど、具体的なプレッシャーをかけ始める人もいるでしょう。
ブリジットは、彼のささいな一言から、「私はあなたには釣り合わない。スキーもろくにできないし、見た目もきれいじゃない。」と別れを切り出してしまいます。
これには自信のなさも現れていますが、ブリジットが彼の気持ちを誤解していることも一因です。
「まだ結婚するつもりはない」という言葉が彼から出たとしても、それは彼の本心なのでしょうか。周りに人がいるので照れ隠しで言っていたり、プロポーズするまではそれに類することを言いたくなかったりする場合もあるのではないでしょうか。
また、結婚を彼が具体的にイメージできていない場合もあります。このような場合は、彼との会話の流れの中から、子どもや家の購入についてちょっとだけ具体的な将来の話につなげる、自分が結婚したいと思っていることをさりげなく(プレッシャーを与えないように気を付けながら)伝えるなどの工夫が必要です。
年齢に関する焦りはなかなか男性には伝わりづらいもの。彼の気持ちを考えながら、徐々に結婚への道筋を立てることが大切なのではないでしょうか。
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いかがでしたでしょうか。 等身大のブリジットをついつい身近に感じてしまう、笑って泣ける恋愛奮闘記「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ。すでに見たことがあるという人も、もう一度見てみれば以前とは違った視点で見れるかもしれません。
年始に彼とキュンキュンしたいあなたも、今年こそは彼氏がほしい!と意気込んでいるあなたも、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。
(伊藤 尚/恋愛ユニバーシティ)
伊藤尚 / 恋愛ユニバーシティ (WEBライター)
アラサー女子のフリーライター(稀にデザイナー)。ある時は素人女優、ある時は素人音楽家、他趣味多数。ダメンズ好きからの卒業経験を活かし、皆さんと一緒に悩んだり怒ったりしながら「納得感」のある記事を配信します。
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