カウンセラー・おのころ心平先生インタビュー全3回 Vol.3~「月よみ」で恋のツキを呼び込むとっておきの方法とは？

「恋愛×月よみ」で生き生きとした毎日を

なんだか最近恋愛がうまくいかないな…と思っていませんか。そんなときは、あなたのココロとカラダのバランスが崩れてしまっているのかも。カラダとココロのバランスは実は「月」によって変わってくることを、みなさんは知っていますか？

３回にわたってお届けしたカウンセラー・おのころ心平先生のインタビューもとうとう最終回。今回は「恋愛ｘ月よみ」と題して、月の満ち欠けが及ぼす月のパワーを活用した「月よみ」について教えていただきます。恋愛の悩みはもちろんのこと、なんだか元気が出ないときにもおすすめです！

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（恋愛ユニバーシティ編集部）

月のパワーを恋に活用！今すぐできる4つの習慣

山際　おのころさんの「ibマッピング」に続く、もうひとつのユニークなメソッドが「月よみ」ですね。

おのころ　「月よみ」は、月のパワーを意識した生活をすることで、健康にキレイになろうというメソッドです。

山際　それは、恋する女子は知っておくべきですね。つまり、月の満ち欠けに人間のカラダが影響されていると？

おのころ　月が僕らのカラダとココロに及ぼす影響は実ははかりしれないものがあります。正確には月の磁力が及ぼす影響ですが、特に月経のある女性は月からの影響を受けやすいです。

山際　なるほど。「月経」には「月」の文字がはいっているくらいですものね。

おのころ　月はだいたい38万キロ彼方にあって、地球にくっついたり離れたりしながら楕円を描いて動いています。「新月」と「満月」の頃には月の引力の作用で大潮がおこることはよく知られていますが、実はその力が、細胞を膨張させるなど人間のカラダにも作用することがわかっています。

山際　では、「三日月」の時と「満月」の時でカラダへの作用も違うのでしょうか？

おのころ　明らかに違う。しかもカラダがそれを察知しているんです。当然ココロのリズムにも影響してきます。

山際　不思議ですね。

人のカラダと月のリズムの関係

おのころ　ある実験で、地下シェルターで長時間、まったく太陽光に当たらない生活を続けた男女グループの経過報告があります。この実験でほぼ全員にみられたのは、体内のリズムが一日24.8時間に変化していくということでした。

山際　24時間ではなく、24.8時間なのですね。

おのころ　そうです。朝起きる時間も、寝る時間も、食事時間も24.8時間リズムでパターン化されていきました。

山際　それから何が導き出されるのでしょう？

おのころ　僕らの一日の生命周期には、太陽暦の24時間だけでなく、月との関係で24.8時間（≒24時間45分）も内在しているということです。

山際　地下シェルターの実験では、むしろ月のリズムの方が優位にたっていますね。

おのころ　そうです。日光を遮断した環境では、体内の奥にある月の磁力を感知する能力が敏感になるのです。

山際　月の磁力・・・感じたことありませんでした。

おのころ　月には4つのフェーズがあります。「新月」「上弦の月」「満月」「下弦の月」の４つです。太陰暦を使っていた江戸時代までは、月の始めの一日がそのまま新月、十五日がそのまま満月と、月相と日にちが合致していましたが、太陽暦を使っている現在では、カレンダーと月の運行は切り離されてしまっています。

山際　特に人工的なイルミネーションに包まれた都会では、月の存在を意識することが難しくなっていますね。

おのころ　だからこそ、月を意識して生活に取り入れることは、現代人にとってほとんど唯一の自然との調和の方法だと僕は思っています。

月のエネルギーを取り入れる４つのフェーズ

山際　自然、つまり月と調和して、そのエネルギーをいただくのですね。具体的にはどうすれば？

おのころ　さきほどお話した4つのフェーズに意識をむけて、その時々にあった行動パターンを身につけるんです。

山際　月に同調するリズムというのがあるんですか？

おのころ　はい。第１フェーズが「新月」から「上弦の月」になるまでの1週間。「新月」は月が太陽と同じ方向にあり、太陽の陰になっていて真っ暗で見えないんですが、「新月」から「上弦の月」になる間は、「呼吸」を意識していきます。具体的には、朝起きた時と、夜寝る前に深呼吸や腹式呼吸をしてみる。おなかを緩めるんです。腹直筋というのは、人間関係のストレスがでるところなので、そこをちょっとリリースするっていうのを1週間やって過ごします。

山際　それだけでいいなら、できそうです。第2フェーズは「上弦の月」から「満月」の間ですね。

おのころ　「上弦」から「満月」時期は肝臓がメインに入ってきます。これは食なんですね。だから食べ方に注意しようと。この時期は30回～40回噛む。最初のひとくちだけでもいいので意識して。こうやって咀嚼力をつけて深い息を出すっていうことをやると、月のエネルギーが入ってきます。

山際　いよいよ第3フェーズの「満月」から「下弦の月」ですね。

おのころ　「満月」ってその日一日が満月なわけじゃないです。満月って一瞬なんです。その一瞬のピークからあとは欠けていく。つまりそこで折り返す。その折り返しっていうのがものすごいエネルギーの変化があります。

山際　そのエネルギーをどう意識するのですか？

おのころ　「満月」から「下弦」にかけては、放出のエネルギー。食べることとは反対に運動をしよう。運動といっても決して激しいものではなく、歩くっていうのを増やそう。しかも姿勢正して、いつもより半歩くらい大股で。これで満月から欠けていく放出エネルギーをもらいます。

山際　そして最後、第４フェーズ。

おのころ　「下弦」から「新月」にかけては、月がどんどんどんどん細くなっていって、目に見える世界から目に見えない世界に入っていく時期。これは空間づくりに最適です。目に見えるものをどんどん捨てて行ってください。それをすることによって、どんどん排泄力が上がる。これは臓器では腎臓が関係しています。　

山際　今は月の満ち欠けの情報はネットなどでも検索できるので、各フェーズの把握は簡単にできますね。

おのころ　これを3か月から4か月やってみてください。そうすると月のフェーズに応援された自分のリズムができてきます。手帳にフェーズを書いておいたりすると、必要以上に食べなかったり、便秘が解消したりするんです。なので、結果としてみんなキレイになる。ビフォー・アフターで「私キレイ」っていう自信が生まれます。

山際　カラダは健康になるうえに自信が生まれるっていいですね。

おのころ　身体のベースがいいサイクルで動き出して、月よみだけに本当に「ツキ」もついてくるんです

山際　なんだか恋愛もうまくいきそうな予感。

おのころ　はい！ぜひ全身で月のパワーを受け止めてみてください。

（取材・文/山際恵美子）

『最強のココロ整理術 ibマッピング』
おのころ心平
（マガジンハウス）