”愛されるのはどっち?”男ゴゴロを動かすコミュニケーション術とは

男性と女性のコミュニケーションは実は、全く違うもの。きちんと話しているんだから伝わっているだろうと思っていてもその言葉は、通じていないかもしれませんと、『愛されるのはどっち?』(リベラル社)の著者である根本裕幸さんは言います。今回、3ヶ月先まで予約がとれない心理カウンセラーの根本さんの著書より、「男と女の考え方の違い」についての3つのメソッドをご紹介します。

1、 男性にニュアンスは伝わらない
男性は論理的で、女性は感情を重視するもの。女性同士で使われる空気を読んだ会話は、男性には通用しないことが多いのです。
例えば、あなたが彼氏と微妙な時期に友達から「ねえ、彼とはその後どうなったの?」と聞かれたとき、あなたが「う、うん。まあ、何とかやってるかな。また話すね」と言えば、友達は「あ、これ以上は突っこんでほしくないんだな」と気づいて一歩引いてくれるはず。

感情が発達している女性は、このようにニュアンスを捉えるのが上手なのです。けれど、同じことを男性に質問されて同じ返事をすると「え?何で話せないんだよ。で、どうなの彼氏とは?ヤバいの?」などと、より深く入ってこられたりします。こういうシーンでは「今はその話題はやめてほしいの。話せるようになったら話すから」とはっきり言わなければ、あなたの意図は伝わらないのです。

2、 男性は女性のサインを読み取れない
ある男性がぼやいていました。「女性は何かにつけて『察してよ!』って言う。言葉とか表情とか態度で、気持ちを表現しているんだから、それに気づいてくれって言われるんだけど・・・。そんなの、はっきり言ってくれなきゃ、わかるわけないじゃん」。男性からすればもっともな意見です。

女性は男性に比べ感受性が10倍強いといってもいいでしょう。女性の視力や聴力が10分の1になった状態、それが男性の感じられる情報量だと思っていただくとわかりやすいと思います。そんな世界に男性は生きているのです。

3、 男性にとって結婚はなかなか踏み出せないもの
「結婚」と書いて「責任」と読む。「結婚」と書いて「束縛」と読む。こんなふうに捉えている男性は意外と多いようです。しかも、勢いで結婚できる20代を過ぎると、女性以上に結婚に慎重になっている人も少なくないのです。思考的な男性は、恋愛感情や結婚願望などの気持ちとは別の部分で「結婚」を哲学します。

自分の給料で彼女を養っていけるのか。子どもが生まれた場合はどうなるのか。今の会社で自分がどんなふうにステップアップしていくのか。彼女は自分の親とうまくやっていけるのか。そして、今の独身生活と引き換えにするだけの価値があるのかどうかなど・・・。男性的な情報収集能力の高さをもとに、様々な角度から結婚を分析しますが、周りに結婚生活があまりうまくいっていない夫婦がいると、結婚に対してネガティブなイメージを持ってしまうことも多いのです。

ですから、付き合っている彼に結婚を意識させるには、その怖れを少しでも取り除いてあげる必要があります。例えば、結婚後の話をするときは、できるだけ現在の延長線上に結婚があることを意識してみてください。

言葉としては「結婚しても今みたいに仲よくしていたいな」「結婚しても、こういうところデートしたいね」などのように、恋愛と結婚の間に段差がない感じです。

いかがでしたか?もっと詳しく知りたい方は、『愛されるのはどっち?』(リベラル社)をチェック。他にも、「元彼女の話をされたら何と返す?」、「別れを切り出されたら?」などの日常で起こるシチュエーションから、うまく伝える方法がクイズ形式でわかる1冊です。

愛されるのはどっち?

『愛されるのはどっち?』
根本裕幸

(文=新田カオリ/恋愛ユニバーシティ)

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新田カオリ / 恋愛ユニバーシティ

新田カオリ / 恋愛ユニバーシティ (フリーランスライター/サプリメントマイスター)

化粧品、サプリメントの相談員をしつつライター活動を行う。趣味は映画鑑賞。好きな映画は「なにもこわいことはない」 https://note.mu/mikan15

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