【復縁講座1時間目(2/5)】彼が悪くても私が悪い?
復縁したいと悩んでいるあなたに最善の方法を!恋愛カウンセラーで理学博士でもあり、復縁の専門家として知られるぐっどうぃる博士に「復縁するための最善のメソッド」を伺いました。
聞き手は大学時代にぐっどうぃる博士の復縁本を読んで、実際に成功させた保坂さんです。
※動画が記事の終わりにありますので是非視聴してください。
1時間目の授業の内容を5回に分けてお届けしています。今回はその2回目です。ぜひ、参考にしてみてください。
■振られた後、よりを戻すためにとるべき行動5つの2つ目について
保坂さん(以下保坂):今回は「振られた後、よりを戻すためにとるべき行動5つ」のうちの2番目について教えて頂きましょう。
ぐっどうぃる博士(以下博士):2つ目は「彼に謝罪し感謝する」です。前回はピーク・エンドの法則の話をしました。人が何かに印象を持つ時、その「ピーク」と「エンド」だけが重要という心の傾向を示した法則のことです。恋愛における「エンド」とは別れ際のこと。別れ際で自分の印象を良くすることで、彼のその女性に対する全体的な印象が良くなります。
保坂:そのためにはどうすればいいんですか?
博士:まずは謝罪ですね。謝罪するためには、自分の悪かったところを探すことから始めます。
保坂:なるほど。でも、たとえば、彼の仕事が忙しくて会う時間がなかったことが別れる原因ということもあると思います。このように自分が悪くない場合はどうするのですか?
博士:完全に自分が悪くないなんて、ありえません。自分の悪かったところを、必死に探してください。「仕事のことで頭がいっぱいなので付き合う余裕がない」と言って振られた場合でも、「それに気付くことが出来ず、あなたを思いやれなくてごめんなさい」と言って下さい。「仕事で精一杯なのに、付き合っていることで負担をかけた。そこに気づけなくてすみません」とか。
保坂:なるほど。
博士:大事なのは心から言うことですよ。嫌味に聞こえたら逆効果です。それから彼に感謝するんです。「あなたのお陰ですごく楽しい○年だった、あなたとの日々はかけがえがなかった」と。
保坂:謝罪と感謝ですね。
博士:そうです。それにより、彼がいかに素晴らしい人間で、それに引き換え自分がいかにダメな人間かということを伝えるんです。「あなたの幸せのためを思って別れます」という態度を取るんです。
■長い長い復縁のプロセスにおいて重要なこと
博士:彼に伝えようとする内容は前もって紙に書いておいて下さい。何故これが重要かというと、これから続けていく復縁のプロセスの中で自分が演じるキャラクターを固めておくためなんです。
保坂:復縁を目指して活動する間、自分がどういう行動を取るか記録した方がいいということですか?
博士:別れる時には「彼に対して謝る」「感謝する」「楽しい思い出を語る」ということをします。そこから復縁するまで同じ態度を取り続けなければいけないんです。復縁まで、そういう役を演じるということです。
保坂:彼との楽しかった思い出は何でも大丈夫ですか?それともピーク・エンドの法則に基づいてピークの思い出を選んだ方がいいですか?
博士:楽しかった思い出は恐らく彼と一致すると思いますよ。付き合いたての頃のことでも、彼が何かをしてくれたということでもいいです。たとえば2人で海に行った思い出などを話して、彼にも良い思い出を思い浮かべさせて下さい。別れたいということは、相手の嫌な面を見ているんですよ。最後はいい面だけ見せて終わりたいんです。
保坂:逆に、別れ際に言ってはいけないことというのもありますか?
博士:絶対に言ってはいけないのは彼を責めるようなことです。付き合っている間もっと会ってくれても良かったのに、とか。
保坂:別れを告げるならせめてメールではなくて電話で言ってほしかった、とか。
博士:ダメです。謝っている様に見せて責めているという場合もありますよね。「あの時はああしてしまってごめんなさい、でも私もさみしかったから」のような。
保坂:そうですね。あくまで自分を下げるということですね?
博士:下げるというよりも、自分を悪く言ったり、自分のせいだったという形にするということです。心から思わないとダメですよ。
■だけど私、本当に悪くないと思う……。それでも悪く言った方がいいの?
保坂:別れ際に感謝をする人は沢山居ると思うのですが、無理矢理探してでもそこに悪いことをくっつけて言わないといけないんですか。
博士:彼は別れを選択しましたよね。普通は別れるとかしたくないんですよ。面倒だし、大変だし。それでも別れを選んだってことはあなたに何か問題があるんです。心当たりはありませんか?
保坂:会いたい会いたいと言ってしまったとか。
博士:そうです。その場合、別れ際には「あなたは本当は仕事に集中したいのに私がそれを理解できず、会いたいと言ってしまってごめんなさい」と言うべきです。
保坂:なるほど。
博士:彼は「そんなことないよ」と言うと思うんです。するとお互いにいい思いをして最後を迎えられるんですよ。ダニエル・カーネマン(ピーク・エンドの法則を提唱した行動経済学者)も「それだよ!」って言うと思います。
保坂:そうやって謝罪をした後は彼に感謝をするんですね。
博士:感謝をする、2人のかけがえのない思い出を語る、自分はいかに至らなかったかを伝えて謝罪をする、の3点を行って下さい。
保坂:長過ぎると重いってことあります?今LINEやってる人多いですが、そこで色々と語っていたらとても大きいふきだしになってしまいますよね。
博士:いや長くてもいい!
保坂:あっ、これは長くてもいいんですね!
博士:ダメなのは……たとえば会社にクッキーを焼いてきた人が居るとしますよね。「クッキーを焼くことが本当に好きなので食べてほしいと思った」という気持ちの人と「クッキーを焼いてきた私を褒めてほしい」という気持ちの人が居ると思います。この後者になってはいけないんです。
保坂:なるほど。「彼に謝罪し感謝する」というところを外れなければ、思い出を語る部分が多少長くなってもいいんですね。
博士:大丈夫です。デール・カーネギーの「人を動かす」という本は80年間ずっと読み続けられているロングセラーなんですが、これを読めばどういうことを伝えるべきか分かると思います。
保坂:それを読んでから言った方がいいですね。
博士:すぐに買いに行って下さい(笑)。
■既に振られてから時間が経っている私でもこの方法は使える?
保坂:ところで彼と別れてから1ヶ月くらい経っている人でもこの謝罪と感謝はして良いのですか?
博士:先程クッキーの例を出しましたね。別れて時間がたったのに、わざわざ会って、謝罪と感謝をすれば、後者の「クッキーを焼いてきた私を褒めてほしい」方になってしまいます。ですから何もしてはいけません。自分の行為から相手がどういうメッセージを感じるかが重要なんです。恋愛の駆け引きは全てにおいてそうです。
保坂:そうなんですね。
博士:だからこの謝罪と感謝を彼にした方がいいのは別れて2週間以内の人だけです。もし別れてから時間が経ってしまっている人はクリスマスや誕生日などにそういうチャンスがあります。詳しくはまた次回以降に話します。
第3回に続きます。次回は「振られた後、よりを戻すためにとるべき行動5つ」のうち3つ目について解説していただきます。
(文=北村美咲 / 恋愛ユニバーシティ)
前回の授業はコチラ:復縁したいあなたにお届けする 「復縁するための最善の方法」動画授業1時間目(1/5)
参考記事:【復縁 2】振られた後、よりを戻すためにとるべき行動5つ
復縁の参考記事:復縁する方法のまとめ
<授業動画はコチラ!>
復縁したいあなたにお届けする 「復縁するための最善の方法」第1回(2/5)
ぐっどうぃる博士 (恋愛カウンセラー)
理学博士(生命科学専攻)。現在は主に恋愛カウンセラーとして活躍。自身の体験と生命科学的視点を合わせた独自の恋愛メソッドを展開し人気を集めている。悩める女性の恋の問題が解決するサイト『恋愛ユニバーシティ』主宰。
現在、WEB、書籍、雑誌等など多方面で活躍中。また大手企業のマーケティングリサーチや企業のブランディング戦略にも参画。
近著に『振り向いてくれない彼に1ミリも迫らないで恋に落とす本』がある。
他にも『モテの定理』『恋愛マトリックス』(ソフトバンククリエイティブ)、『恋で泣かない女になる61のルール』(講談社)などがある。
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復縁する方法のまとめ
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