気分UP、しかも男ウケのいい髪型♪
ナチュラルな印象で動きのある巻き髪は、女性からも男性からも人気!でもいざ自分で巻こうとすると、不自然でゴージャスなグルグル巻きに…。あくまでさりげなく、軽やかに仕上げたい!そこで、今回はまったくやり方がわからない “超”初心者でも上手に巻ける「巻き髪セミナー」です。
まずはコテ(ヘアアイロン)を使って、基本の内巻きと外巻きをマスター。そして、この2つを組み合わせた『MIX巻き』に挑戦。男子ウケも◎な、エレガントで自然なスタイルを手に入れましょう! セミナー講師は、ヘアメイクアップアーティストの新井紗耶香先生です。
■最も重要なのは「ブロッキング」!
巻き髪を簡単に作る最大のコツで、しかも巻き髪を美しく仕上げるために必要不可欠なのが「ブロッキング」。はじめに、一度に巻く髪の量を均等に分けておくこと!
時間が無いから…と、いきなり巻き始めるのはNG。
「急いでいるときこそ、しっかりブロッキングをしてください。そのほうが早く巻けるので、時間短縮になります」と、新井先生。
■ブロッキングの方法
次のA~Fの6つのブロックに髪を分けましょう。頭皮に対して直角に爪を当て、ざっくり分けるのがポイント。
1. 前髪が長い人は、前髪にあたる部分をクリップで止めます(A)。
2.左側の髪を前後に二等分し、前半分をクリップで留めます(B)。分ける位置は耳のすぐ後ろあたり。
3.右側の髪も同様に二等分し、前半分をクリップで留めます(C)。
4.左右の残った髪(後半分)を、上下に二等分し、上半分をクリップで留めます(D)。分ける位置は耳のすぐ上のあたり。
5.後頭部の下半分に残った髪を、さらに左右二等分にします(E・F)。
■コテを使ってみよう!
巻く順番は、後半分の左右(E・F)→後頭部(D)→前半分の左右(B・C)→前髪(A)の順です。
まずは後半分と後頭部のブロックから。それぞれ縦に三つの束に分けて、いよいよ一束ずつ巻いていきます!
電源を入れるとロット部分が熱くなります、やけどに気をつけて。初めての方は、まずは熱くない状態で練習してから、挑戦してみてください。
■コテの巻き方
今回は縦巻きに巻いていきます。利き手でコテを「縦」に持ち、指でレバーを押さえます。コテに毛束の真ん中を挟んだら、毛先まで巻きつけます。この時、終始同じテンポで、「カチカチ、カチカチ」とレバーを小さく刻むように鳴らしながら、手首を使ってコテを回していきます。コテを少しずつ滑らせながら。
■持ち方のコツ
コテを回すとき、レバーを抑える指を「親指→人差し指→親指→人差し指…」といった具合に半回転ずつ変えていくとやりやすいです。また、髪を挟んだら、コテを持っていないほうの手の親指と人差し指で、コテの先端を軽く押さえてから巻いてくと、安定して巻きやすくなります。
髪が硬めの方は、温めてから巻くと良いです。コテで2~3回、毛束を上から下へ、カチカチしながらスーッと滑らせて。
■さっそく巻いてみよう!
・内巻き
自分の顔に向かって巻きつけていくように巻くのが内巻きです。スタートの時、レバーを親指で抑え、レバーの向きは後ろ側に。まずコテの真ん中で、毛束を挟みます(1つの毛束はブロックの1/3)。コテは常に縦の状態になるようにします。
レバーをカチカチと押しながら内側にコテを回し、毛先まで髪を巻き付けていきます。この時、髪がたるまないように注意して。
毛先まで巻き込んだら、コテを真下に抜きます。このときも「カチカチ」しながら!
・外巻き
後頭部に向かって巻いていくのが外巻きです。スタートの時、レバーは人差し指で抑え、レバーの向きは前側です。コテに毛束を挟んだら、顔の輪郭と反対側に向かってコテを回し、髪を巻いていきます。
・内と外を交互に巻く「MIX巻き」に挑戦!
隣り合う3つの毛束を、内・外・内…と交互に巻きましょう。髪に動きが生まれ、立体的に仕上がります!
■顔周りの仕上げは、自分に似合う巻き方で!
残りの前半分(B・C)は、上下2段に分け、それぞれを縦2束に分けて巻いていきます。こちらも、となり合う束を内・外の交互に巻いて!
印象を左右する、顔の周りの髪。前髪と輪郭部分の束は、内巻き・外巻きどちらがいいか、両方を試して自分に似合うスタイルを見つけましょう!
・内巻きの場合
女性らしいイメージになります。頬骨が出ているなど、何らかのコンプレックスから輪郭を隠したいという人には、内巻きがおすすめ。
・外巻きの場合
顔周りの髪を外巻きにすると、丸みがついて見えるので、頬のこけや顔の細さが気になる人に向いています。
・仕上げ
前髪、輪郭周りの髪は、分け目や毛流れを見ながら、必要に応じて毛束を少しずつとって巻き方を修正し、バランスを整えましょう。トップの毛束をつまんでボリュームを出したら、全体に軽くスプレーして、完成です!
■悩み別、スタイリングのコツ!
・カールが取れやすい!
巻く前に、カールローションをスプレーすると取れにくくなります。コテの温度が低いと取れやすいので、高温で一気に巻くこと。また、髪が完全に冷めるまで触れずに待ちましょう。それでも取れてしまう方は、1束巻く毎に、ハードスプレーで固定してください。
逆に巻きすぎてしまった場合は、髪が熱いうちにカールをほぐしてしまいましょう。
・立体感が出ない!
毛束感を作って、全体に空気を入れてあげると、立体的になります。仕上げに、スタイリング剤を指にとり、少しずつ毛束をとって持ち上げ、軽くねじります。最後にスプレーで固めてください。
・髪が黒くて硬め。ソフトな雰囲気にならない!
ロットに毛先を巻き込まず、少し残してあげる感じで巻くと、強い巻き感が出ず、柔らかい印象になります。
・エアリーに仕上げるコツは?
仕上げのスプレーは、上から固めるというより、髪の間に空気を入れるというイメージで。スプレーは、下から上に向かって、少し離れたところから使いましょう。
・ロットサイズは何mmを選べばいい?
コテ(ヘアアイロン)のロットは、ミディアム~セミロング~ロングの人まで広く使える32mmがオススメ。ショートカットで巻きにくいという方は26mmを。
いかがでしたか?初めて髪を自分で巻いたセミナー参加者たちからは、「おおー!」「すごーい!」「綺麗~♪」「このままパーティ行けそう!」と歓声が。初めは難しく感じていたメンバーも、全体を巻き終わるころにはすっかり上達!華やかに変身した自分たちの姿に、なんだかとっても嬉しそうでした!みなさんもぜひ試してみてくださいね。
次回のセミナーは「街コン攻略法」です、お楽しみに!
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