言葉の暴力を引き起こす原因コメント No.15837

No.158372013-03-10 14:49

あみさん、こんにちは。

似たような経験をくり返してしまったことから、
ご自身のことを見詰めてみたいと言うことなのだろうと思いましたので、
その部分についてのみ、コメントさせて頂きます。

まず、暴力的な（精神的・身体的・性的・経済的など総てを含む）
男性との付き合いを繰り返してしまう女性の場合、一般的には
『供依存』があると言われています。
供依存とは、簡単に言うと、相手の問題に目を向け問題解決を
そのヒトの肩代わりをしてやってしまい、本人の解決能力を奪うため
結果として相手の成長を妨げてしまう特徴を持ちます。
詳しくは　http://trauma.or.tv/1kouisho/6.html　を参考にして下さい。

また、生き辛さを抱える人のほとんどの人は
程度の差こそあれ、『ゲーム』を持っていると思います。
これは、交流分析（心理学）で解るものなのですが、
会話の中でも、一定の『ゲーム』を始めてしまう人がいます。

例えば、ある人は、『さあ、つかまえたぞ、このヤロー』というゲームがあります。
会話をしていて（或いは言い合いをしていて）、ある部分に差し掛かると
（つまり、ある会話の局面になると）、その尻尾を掴んで、
とことん、論理的に責めて行きます。
つまり、良い頃合いで切り上げられず、相手が参ってしまうまで
とことんやっつけてしまい、相手に逃げ道を与えないのすが、
これは、相手が代わっても一緒で、ある一定の会話パターン、
つまりは思考パターンによるものです。

まずは、供依存や、交流パターンを学び、
どれに自分が当てはまっているのかを知ることにより、
自分の癖を知ることができますので、
その後に、認知を変え行動を変容させるトレーニングをすると
交流関係は幾らか変えることができますが、
DVの男性の場合は、どんなにアサーティヴな交流をこちらが
心掛けても、相手の問題があり、通用しません。

ただ、供依存が改善されると、DV傾向のある男性には
今までほどは興味を示さなくなると思います。

また、DV傾向のない男性であっても、ご自身にゲームがある場合、
相手の行動を暴力的にしてまったり、関係性が上手く行きにくかったり
しますので、どちらが影響しているのか解りませんが、
いずれにしても、ご自身を見詰めてみる作業は、無駄にはならなと
思います。